私は普段から「最初が肝心」というマインドを持っています。
それはテニスの指導もそうですし、
試合における戦い方にも言えることです。
例えば、初めてテニスを学びに来られた方には、
最初の段階で必要な基本を体に覚えてもらうようにしています。
ここを外すと、後々大変になるので、
初心者の方ほど最初に何を学ぶのかが大事です。
ただ、
最初はあまり深く考えずに思いっきりボールを打ちたいという方が多いので、
そういう「テニスが楽しい」という感情を大切にしながらこっそり基本を織り交ぜた
導入を行うことを意識しています。
ポイントとなるのは、「テニスが楽しい」だけを優先して思いっきりボールを
打つことばかりの導入にすると、後で手打ちや我流テニスに苦しむこととなるので、
まさに最初が肝心なのです。
また、試合も最初のポイントや最初のゲームが取れると、
落ち着いてその後のプレーができます。
しかし、なかなかポイントやゲームが取れないと、
焦りが生まれますし、後手のテニスとなるので、
勝率がグッと落ちたりします。
だからこそ、最初のポイントが肝心であり、
そこをどう取れるのかが重要なのです。
ちなみに、私はファーストポイントは無理に攻めずに
粘りに粘って意地でも1ポイント目を取りに行っています。
仮にそのポイントを落としたとしても、
粘りのプレーをしたので体は動くようになりますし、
あっさり落とした訳ではないので、リズムも崩れません。
自分に取って良くないのは
あっさりファーストポイントを失うことです。
そうなると運動量を稼げないので、
体は動かないままだし、リズムも作れないので、
次のプレーに対しても不安が生まれます。
こんな感じでテニスだけでも「最初が肝心」という部分が
伝わるのではないでしょうか。
だから、私は1年の始まりも大切にしています。
年始めを良い形でスタートが切れたら
その後の数ヶ月も有意義に過ごせるのです。
そのためにも「目標や計画」を立てるようにしていますよ。
最初に目標や計画があれば、
一日一日を大切に過ごすことができるからです。
そういう意味でもこの1月がとても大事になってくるので、
「最初が肝心」である今この瞬間を大切にしましょう^^
では!
スリー