お気に入りの御朱印帳02【鶴岡八幡宮】 | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

そこからまた、

新しい芽が、生命が芽吹き始める、、これもまた、無常、大いなる自然なのだ、、、



鶴岡八幡宮の大銀杏が 隠れ銀杏 と呼ばれるのは、義父であった鎌倉幕府三代将軍源実朝を暗殺した公暁がその大銀杏影に隠れていたという故事かららしい
これにより鎌倉幕府の源氏将軍は断絶となったとは、水戸光圀公による 新編鎌倉志 にも書かれた話だとか、八百年ほど前の話になる


また、


剣豪伊藤一刀斎が悟りの境地を体得したと言われる 夢想剣 の、その開眼の瞬間も大銀杏は見ていたはずだ


さらには、、


かつてあった五重塔が、同じく時を過ごしてきたその塔が、廃仏棄釈の折りに無残にも取り壊されていく姿もまた、ただただじっと、、、


そんな幾多の歴史を、世の中を、常に見つめていたその大銀杏が平成二十二年三月十日の未明、折りからの強風により無常にも倒れる、奇しくも東日本大震災の一年前だった


そして、、


鶴岡八幡宮オリジナル御朱印帳 (巫女ver.)
平成二十六年十二月七日 〜 平成三十年九月二十三日

 大自然は何かを伝えようとしていたのかもしれませんね


とは管長さんの法話の中に



十二月七日は、鎌倉では漱石忌のあった日だなぁ、あぁあの日だったんだ...


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法話は、こんな話でしめくくられた

 世の中は無常ですね、次何があるのか誰にもわかりません

 明日どうなるかわからないけれども、今日一日笑顔でいよう
 辛いことは多いけれども、今日一日明るい心でいよう
 嫌なこもあるけれども、今日一日優しい言葉をかけよう

 これが無常の中で明日を信じて生きていく精神です、 私たちに出来ることです

 鶴岡八幡宮の大銀杏も新しい芽が芽吹いているようです、命というのは一代限りでは決してない
 祈りや願いというものも繋がっていく受け継がれていくんだと
 大銀杏が倒れるのも無常なら、そこから芽吹いていくのもまた、無常



だからいつも笑顔なんだね、管長さんは

何かこう日常に仕事に世の中にとイラっとすることも多いんだけど、 この言葉を思い出しながら、、


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