習慣化コンサルタントの古川です。
ストレスとは、
うまくいかないことに、あがいているときに
生まれるものではないかと思います。
もちろん、そのあがきが成果、結果を出すために
必要なこともありますが、
どうしようもない、自分では変えられないことに
心であがいていることもあります。
人生において、
「できることと、できないことを明確に区別すること」
そして
できないことを
「じょうがない」と受け入れる覚悟。
受け入れて、流して終わり。
これを潔くできる人ほど、
ストレスがたまりません。
問題は、クヨクヨして
その過去からなかなか離れられないとき、
どうすればいいか?
ここで有効なのが口癖です。
私は、
「じゃあ、しょーがない!」
「これは、どうしようもない、しょーがない、諦めよう」
と自分に声に出して自己説得しますが、
この言葉をいうと、リセットできます。
些細な例で言えば、
今日、熱烈に応援している
大谷翔平が投手として先発しました。
7回まで11奪三振。
失点ゼロで、試合は1対1の接戦。
最高のピッチングでした。
観戦して
手に汗握る試合だったのですが、
7回途中で球数が100球を超えたところで
次の登板を考慮してか、ピッチャー交代なのです。
そして次のピッチャーが、
すぐに打たれて同点。
あっという間に大谷の勝利が消えました。
「なんで、あそこで変えるんだ!」
「絶好調だったからせめて7回まで投げ切ってから降板させればよかったのに」
と応援している立場からすると、
がっくり。
ですが、100球の球数制限は、
契約でしょうし、最後まで最後までとやって130球投げると
次の登板に響くし、「リスクを取っても切り上げなければ故障する」
そのあと打たれたとしても、
これは
「しょーがないこと」
「大量得点を取ってもらって勝つこともあるし、失点が少なくても負けることもある」
「一人でやることじゃないから、しょーがない」
朝から野球観戦をして、
がっくりきた気持ちを立て直すために、
こんな言葉を繰り返していました。
しょーがない!
ことは、
しょーがない
のです。
だから、
しょーがない
と言って
流してしまう。
些細な例ですが、
私の仕事や私生活でも常にこの言葉を繰り返して
「運命を引き受ける」思考を鍛錬しています。
しょーがない
ことにクヨクヨしたり、後悔しているならば、
この口癖を使ってみてください。