おはようございます。
習慣化コンサルタントの古川武士です。
「気づけば今日も、
やるべきことに追われて終わってしまった…」
そんなふうに感じる日が、
誰にでもあると思います。
一日は24時間。
でも実際に「集中して働ける時間」は、
限られています。
だからこそ大切なのは、
時間の“使い方”を習慣化すること。
今回は、私が日々の中で実践している
「時間ブロック術」という
シンプルな技術をご紹介します。
時間ブロック術とは？
「時間ブロック術」とは、
スケジュールをブロック（かたまり）で捉え、
その時間に何をやるかをあらかじめ決めておく
方法です。
たとえば、こんな感じです。
-
9:00〜10:30 プレゼン資料作成
-
10:30〜10:45 休憩
-
10:45〜11:15 メール返信
-
11:15〜12:00 ミーティング準備
重要なのは、
「なんとなく忙しい」ではなく、
明確に何に時間を使うかを決めること。
この習慣が、
あなたの一日の密度をぐっと高めてくれます。
なぜ、時間ブロック術は効果があるのか？
今思うと、私自身、会社員時代は
受け身でタスクをこなしていました。
でも、独立してからは
「自分で自分の時間をマネジメントする」
必要が出てきた。
そんな中で出会ったのが、
この時間ブロック術です。
使ってみると、
想像以上の変化がありました。
１． 決断疲れがなくなる
人は、1日にできる「決断」の数が
限られています。
「次に何をやろう？」とその場で考えるたびに、
意志力が削られていきます。
でも、あらかじめ時間をブロックしておけば、
迷わず“決めたとおりに動くだけ”になる。
これは、驚くほどラクです。
２． 集中力が最大化する
「この90分で資料を仕上げる」
と決めて取り組むと、
短時間でも深く集中でき、
アウトプットの質が上がります。
これは、習慣化の原理と同じ。
行動に「時間の枠」を与えると、
人は動きやすくなるのです。
３． 不安が減る
「いつ何をするか」が視覚化されると、
頭の中のモヤモヤが晴れて、心が落ち着きます。
忙しい日こそ、
計画があることが安心感につながるのです。
習慣化の3ステップで、時間ブロックを定着させる
時間ブロック術をうまく取り入れるためには、
次の3つのステップを意識してみてください。
1. 優先順位を明確にする
まずは、「今日はこれだけはやりたい」
というタスクを1〜3個決めます。
大切なのは、“多くを詰め込むこと”ではなく、
“本当に重要なこと”に集中することです。
2. 余裕を持った時間配分をする
タスクには思った以上に時間がかかるもの。
最初からギチギチに詰めるのではなく、
少しゆとりを持たせてください。
習慣は「快」から始めることが継続のコツです。
3. ブロック間に「余白」を入れる
次のタスクに移る前に、
5分でもいいので“切り替えの時間”
を取りましょう。
コーヒーを淹れる、
ストレッチをする、
深呼吸する
この「余白」が、
1日のリズムを整える鍵になります。
習慣が変わると、人生が整う
時間ブロック術を1週間でも続けてみると、
「今日やることが明確で、ムダな迷いが減った」
「終業後に、心の余裕がある」
そんな実感が湧いてきます。
そして何より、
自分の時間を“自分で使えている”感覚
が戻ってくる。
この感覚こそが、
「自分の人生を生きている」
という実感につながるのです。
最後に
私たちは、
習慣の積み重ねでできています。
だからこそ、
働き方そのものを整える小さな一歩は、
人生全体に波及していきます。
この週、「時間ブロック術」
という小さな習慣を試してみませんか？
自分の時間を大切にすることで、
もっと自由に、もっと心地よく
働けるようになるはずです。
毎朝3分で、習慣が変わる。
人生が動き出す。
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