vol.1600 メンターや師匠を見つけるときにやってはいけないこと | 人生を変える「習慣化」ブログ

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習慣化コンサルタント古川が綴る「人生を変える習慣」
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を使命に、日々の気づきを発信しています。

 

 

習慣化コンサルタントの古川です。

 

 

私たちが人生の手本、

メンターをつくろうとするときに、

やってはいけないことは、

 

「自分と違う性質の人を手本にすること」

 

 

最近、私は本質と呼んでいますが、

自分の本質と違う人を真似しようとすることほど

苦しいことはありません。

 

 

たとえば、水族館で芸をするイルカをどのように訓練しているのか、

イルカの調教師の人に聞いたことがあります。

 

すると彼女の答えは、

 

「イルカの芸の動きは、自然の海にいるイルカもやる動きなんです。

 もちろんそれを訓練することでより大きくジャンプできたり、支持したタイミングで

 芸をするようになりますが、元々持っている性質なんです」

 

 

ということでした。

 

 

考えてみると、

イルカやシャチの芸はありますが、

サメの芸は聞いたことがありません。

 

 

調教師の腕次第でなんでも覚えさせることができるわけではなく、

あくまでその種が持っている性質・本質に依存するわけです。

 

 

 

さて、回り道になりましたが、

私たちは、イルカとシャチとサメとクジラぐらい

本質に違いがあります。

 

 

外向性が高い人

内向性が高い人

強さを求める人

優しさを求める人

達成を求める人

繋がりを求める人

独創性を求める人

協調性を求める人

安定・安全を好む人

変化・挑戦を望む人

分析してから行動する人

行動してから直感を得る人

理性中心の人

感性中心の人

 

 

あらゆる本質があり、みんなそれぞれが違う。

 

ところが、手本にする人が

自分の本質、性質と異なると、サメにイルカの芸を覚えさせるように

苦しく、うまくできない。

 

 

わかりやすいのが、

 

挑戦する、リスクをとることが生きがいの人は、

「とにかく行動!挑戦!!」を声高に叫びます。

 

ところが、

「しっかり考えてから行動する」という本質パターンを持っている人にとって

見切り発車のパターンは苦しいのです。

 

もちろん、違うパターンをやっていることで

幅が広がることは否定しませんが、それでも長期的にうまくいくのは、

あくまでイルカはイルカが持っている性質を理解し、それを増幅させていくことです。

 

 

メンターや師匠を見つけるときには、

自分の性質を膨らませると、この人みたいになれる!

 

という人を選ばなければなりません。

 

 

たとえば、

私にとって、

 

アンソニーロビンズとスティーブンRコヴィーの

どちらがメンターとして性質が近いかといえば、

コヴィー博士です。

 

アンソニーは、カリスマの影響者で

コヴィー博士は、コンテンツメーカー。

 

 

アンソニーのような講演を真似することは、

どんどん自分の本質から離れます。

 

しかし、

コヴィー博士は、

私のはるか先の延長線上であっても、

あくまで私らしさの延長上にあります。

 

メンター・師匠としてどちらを選ぶか?

 

あなたの本質に尋ねる必要があります。

 

 

本質は、理解するものではなく、感じるものです。

 

 

そして本質を生きるとき、

私たちは自分らしくなれるし、

 

感情習慣も思考習慣も行動習慣もよくなります。

 

 

そして、どんどん良いチャンスや人が集まってきます。

 

 

本質とは何か?これは言葉では定義できません。

本質に生きるとき、本質を確かに感じることができます。

 

そのセンスを掴む。

 

 

また、別の回でどうすればいいか、

実践のヒントをご紹介したいと思います。