車内販売を利用した私鉄41社 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

私は「車内販売マニア」ですから、全国様々な鉄道会社の車内販売を利用してきました。

JR以外の「私鉄」「第三セクター」でも、私は車内販売を実施している路線の多くで利用してきました。

そこで今回は、今まで10000回以上利用してきた車内販売で、「私鉄」と「第三セクター」41社をまとめます。(予約制の食事も車内販売扱いとします)

 

【1】道南いさりび鉄道

「ながまれ海峡号」では、出された料理に飲み物を追加販売しています。

出された料理が多くて、観光列車で初めて腹いっぱい食べることになりました。

 

 

【2】津軽鉄道

有名となった冬のストーブ列車を運転しているのが青森県の津軽鉄道です。

旧型の客車に石炭ストーブを設置して、観光客向けの列車を12月~3月の冬期に走らせています。

旧型客車と石炭ストーブは、すごくレトロな雰囲気を出しています。

ここで、アテンダントさんからスルメ買って、焼いてもらえます。

 

【3】青い森鉄道

青い森鉄道は、乗客への乗降案内が主な仕事です。

特に観光客向けではありません。

ですから無理のない車内販売をしています。

小さなバッジやボールペン類だけの販売です。

 

【4】弘南鉄道

青森県弘前市周辺を走る弘南鉄道では、季節・列車を限定して「もやし」を販売しました。

地元では有名な特別な「もやし」を買うために、わざわざ出かけたことがあります。

 

【5】三陸鉄道

岩手県の海岸沿いを走る第三セクターの三陸鉄道。

ここの「こたつ列車」に乗ったことがあります。

予約制で、料理も追加できます。

豪華な料理を楽しみました。

 

【6】秋田内陸縦貫鉄道

角館と鷹ノ巣を結ぶ第三セクターです。

急行もりよしでは、ワゴン販売が行われる日が多いようです。

 

【7】由利高原鉄道

 秋田県の羽後本荘と矢島の間を、走る由利高原鉄道。毎日1往復、車内販売があります。近頃は、矢島駅の有名人まつ子さんから鉄印をゲットするために乗る鉄道ファンが目立つようです。

 

【8】山形鉄道

赤湯〜今泉〜長井〜を走る山形鉄道。

普段は車内販売をしていませんが、利用したことがあります。

スイーツが出る列車と、偶然利用できた2回です。

 

【9】会津鉄道

現在は「お座トロ展望列車」を中心に、車内販売を実施しています。

駅員さんが停車中に乗り込んできて、販売することがあります。

写真は人気のマスバーガーと花豆パイ↓

 

【10】東武鉄道

スペーシアの車内販売が消滅してしまいました。

現在は、SL大樹で車内販売が実施されています。

 

【11】わたらせ渓谷鉄道

しばらく出かけてませんが、「わっしー号」「わたらせ渓谷号」で、飲み物等を買えます。

秋の紅葉の日は、一部の平日も運転されます。

今年は平日でも混雑するのでどうしようかな。

タブレットクッキーは面白い品です。

 

【12】真岡鉄道

真岡鐵道はSLで車内販売をしています。

飲み物やお菓子もありますが、グッズが人気です。

 

【13】秩父鉄道

秩父鉄道でも、SLで車内販売をしています。

 

【14】西武鉄道

レストラン列車「52席の至福」では、洗練された料理が楽しめます。

接客も、さすが西武グループと思えます。

 

【15】いすみ鉄道

千葉県の第三セクターいすみ鉄道は、以前はレストラン列車を走らせていました。

新体制になってからは、全く行っていません。

 

【16】小湊鉄道

小湊鉄道では、トロッコに加えて、他の一部列車で車内販売が始まりました。

2022の夏には、鮎の塩焼きを販売していて感激しました。

すごくレアでした。

 

【17】小田急電鉄

ロマンスカーの車内販売が2021年3月までありました。

本数が多い、コーヒー弁当アイス全部買えたので、ありがたかったのですが、打ち切られました。

特急券が安くて、本数が多くて、アテンダントさんが立派な応対で、廃止は残念です。

 

【18】箱根登山鉄道

車掌さんが、業務の合間にキーホルダーを販売していました。

期間が限られるので、パッと出かけて購入しました。

 

【19】伊豆急行

サフィール踊り子は、全車グリーン車の豪華な特急です。

伊豆急行線内はグリーン料金が安くて、カフェ車両を利用しやすいです。

 

【20】岳南鉄道

富士山の近くを走る岳南鉄道、夜景電車に水が付いていたため、車内販売扱いをしました。

 

【21】富士急行

看板列車「富士山ビュー特急」は、非常に接客応対が素敵です。

特に指定席車は、飲み物がサーヒースで、車内販売が充実しています。

土曜休日は、予約でスイーツを楽しめます。

 

【22】大井川鉄道

静岡県の大井川鉄道は、SLが有名です。

車内販売も実施しています。

 

【23】しなの鉄道

観光列車「ろくもん」は、素敵な接客と、料理が魅力です。

1020円の指定席料金の追加だけで乗ることができます。

そしてグッズや飲み物の車内販売を利用できます。

 

【24】長野電鉄

長野駅から湯田中まで走る長野電鉄。

「北信濃ワインバレー」列車では、ワインが楽しめます。

「えりんぎ寿司」や「ハンカチ」などのグッズを販売する特急があります。

 

【25】北越急行

普段は車内販売を実施していません。

ですが、イベントで「マルシェ」を開催して、車内販売を利用してきました。

 

【26】えちごトキめき鉄道

観光列車「雪月花」では、値上げして更に上の料理が提供されます。

また、観光急行でも車内販売が行われます。

 

【27】あいの風とやま鉄道

レストラン列車「一万三千尺物語」は、接客水準が上昇してきました。

グッズのお土産もカウンターで販売しています。

 

【28】富山地方鉄道

富山地方鉄道のアルプスエキスプレスで車内販売を利用しました。

車両は元レッドアローです。

いれたてコーヒー200円はお買い得でした。

 

【29】のと鉄道

観光列車「のと里山里海号」では車内販売を行っています。

写真↓は土曜日曜のスイーツプラン。

 

【30】えちぜん鉄道

えちぜん鉄道は、地域住民の利用が中心です。

観光列車はありませんが、乗客の案内をするアテンダントさんが、簡単なグッズの販売もしています。

 

【31】明知鉄道

岐阜県の明知鉄道の元祖・食堂車では、手ごろな価格で食事ができます。

 

【32】長良川鉄道

岐阜県の美濃太田から出ている長良川鉄道。

観光列車「ながら」が運転されています。

水戸岡車両で食事が楽しめます。

 

【33】京都丹後鉄道

天橋立周辺を走る京都丹後鉄道。

気軽に乗れる「あかまつ」「あおまつ」もあります。

本格的な料理が食べられるのが「くろまつ」です。

半年周期で、料理が大きく変わりますので、何度も乗りに行きたくなります。

 

【34】近畿日本鉄道

「しまかぜ」「あをによし」「青の交響曲」と車内のカフェを営業する英断を続けているのが近鉄です。

とりわけ「しまかぜ」の接客水準が圧倒的に高いのは、非常に魅力的です。

写真は「青の交響曲」のケーキセット↓

 

【35】南海電鉄

高野山に向かう「天空」で車内販売を利用しました。

乗客への接し方は、今は改善しているのでしょうか。

 

【36】京阪電鉄

京阪プレミアムカーでは、車内販売を行っています。

やや高い品ですので、気軽に買えないのが難点です。

 

【37】平成筑豊鉄道

「ことこと列車」は、観光列車王国・九州でも、トップクラスの水準を誇れる列車です。

品数はあまり多くありませんが、お土産のグッズも販売しています。

 

【38】西日本鉄道

西鉄の「レールキッチンチクゴ」は、料理・接客・車両が全て見事なのに、8800円と安いのが大きな魅力です。

飲み物の追加も比較的安いので、お酒が進みます。

 

【39】島原鉄道

中小私鉄ですが、できることをして丁寧にもてなしているのが島原鉄道です。

カフェトレインでは、お土産のグッズ販売をしています。

 

【40】肥薩おれんじ鉄道

「おれんじ食堂」は、美しい海が見える区間を走ります。

料理と接客は素晴らしいと思います。

 

【41】くま川鉄道

現在は水害で被災して、一部区間だけの運転です。

水戸岡車両で運転されていて、車内販売があった時期がありました。

 

 

以上の41社で車内販売を利用しました。

私鉄と第三セクターの大部分を、制覇したことになります。

現在も定期的に車内販売を実施(料理の提供を含む)をしている会社で、まだ利用していないのは

「樽見鉄道(しし鍋列車など)」「土佐くろしお鉄道(夜明けのものがたり)奈半利発着」くらいです。

各社、置かれている状況は異なりますから、一概にまとめるのは困難です。

言えるのは、売り上げアップで収支改善のために小回りの利く対応をしているのだと改めて感じます。