長良川鉄道の観光列車「ながら」に乗った話。
前回は主に「車両」について。今回は主に「料理」と「車内販売」について。
今回申し込んだのは、下り「ランチプラン」です。
美濃太田10:45発、郡上八幡12:16着の12500円のプランです。
【1】2段の料理
ランチプランでは、あらかじめ2段の重箱が用意されています。
この重箱の中に、料理が並んでいます。
その中身はというと、様々な料理が並んでいます。
2段の重箱の中には、地元の素材を使った料理が並んでいます。
力が入っている魅せる料理という印象です。
長良川鉄道の路線は山の中で、海からは離れていますが、伊勢海老です。
大きな伊勢海老、豪華です。
メニューが料理と一緒に置かれています。
「飛騨牛ホホ肉」とか「奥美濃古地鶏」とか、地元の食材を使っていると気付きます。
ですが・・・・・
《1》どの料理がどのメニューなのか、かなり分かりにくいです。
たとえば2段重箱なら、このような場所と料理を一致させられるようにしたいです。
(写真↑は「志国高知幕末維新号の弁当」2017年11月)
《2》じっくりメニューを見る人は少数派です。
メインとなる料理3品くらい、たとえばこの肉はどこでどのように育てられた肉という説明が欲しいです。
しなの鉄道「ろくもん」では、しつこいくらい対面で説明しています。
その際に、色々尋ねることができて満足度が上がります。
よく見ると、器も結構見ごたえありますね。
【2】様々な料理
郡上産・天然アユのご飯(左)です。
飛騨牛ローストビーフ コンソメのしゃぶしゃぶ(右)です
しゃぶしゃぶは、すごく美味いです。
【3】スイーツ
最後にスイーツです。
写真左の「フルーツのマチェドニア」、いろんなフルーツが混ざったスイーツです。
真ん中のティラミス、食後に良いですね。
【4】飲み物
初めにお茶が出てきました。
コースターは、水戸岡風です。
凝った器のようですが、詳しくは分かりません。
地元のミネラルウォーターが置かれています。
長良川鉄道ラベルのペットボトルです。関商工高校とのコラボ商品ですね。
お酒の注文をしたいところですが、できませんでした。
新型コロナの影響がありますから、仕方ないとはいえ、アイスコーヒーくらいは追加して飲みたかったです。
【5】車内販売
車内販売でお土産を買えます。
商品は、かごに乗っていて、ワゴン上に乗る時もあります。
鉄道グッズ、刃物のお土産、焼き菓子など。
私が買ったのは、2品です。
1つは、「ながら」のパッケージに入ったクッキーです。
もう1つは、手ぬぐいです。
【6】郡上八幡駅で休憩
終点の郡上八幡駅で降りました。
帰りはバスで岐阜駅に向かいます。長良川鉄道の普通列車なら無料ですが、圧倒的に速い高速バスの利用となりました。
それでも待ち時間がありましたので、駅舎カフェに立ち寄りました。
土産も売っていますが、コーヒーをいただきました。
【7】帰りはバス
高速バスは、快適です。
約5人の乗車でしたが、アクリル板のような仕切りがついていました。
結果的に、バスが郡上八幡城を通り、ドラクエウォークのお土産がゲットできました。
【8】往きは名鉄
ちなみに、名古屋からの往きは、名鉄を主に利用しました。
名駅から新鵜沼まで、特急に乗りました。
座り心地が良い快適な特急です。
新鵜沼から、美濃太田まではJRの普通列車です。
【9】感じたこと
「料理の説明が弱い」点は、すでにまとめました。それ以外に感じたことです。
★申し込みが2週間前までは、早すぎる。
「ながら」の申し込み期限は、2週間前です。
7日前から「取消料100%」になりますが、これは大きな抵抗です。
2週間前は早すぎますし、予定の7日前に具合が悪くなっても、キャンセルできないのです。
まあ来月9月の「ランチプラン」でしたら、14日間の運転日のうち11日は既に満席ですから、それでもお客は集まるのでしょうけど。
★まだまだ全体を見渡した案内が不足
前回2017年に乗った際も、圧倒的に案内が不足していたのが気になりました。
個々のアテンダントさんは、気遣いがあって頑張っているのですが、全体で何を案内したら良いか検討を望みます。
どんな区間を次に走って、どんな料理が出されるか、よく分からずに乗車するって、不安なんです。
全体を指揮できる人が1人頑張るだけで、すごく良くなると感じます。
↑郡上八幡の観光案内や、帰りの交通の案内は配られています。
前回の車両の記事はこちら↓
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ようやくワクチン接種ができました。
副作用は、わずかに腕が痛むくらいです。
ワクチン打っても完全に防げるわけではないですが、2回目接種まではおとなしくするつもりです。