北越急行でマルシェ | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

  各地の私鉄や第三セクターの鉄道では、地域の活性化などを狙って、「マルシェ」を開催することがある。 
 今年5月にも「マルシェ」について、まとめた記事を書いた。
http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12030814889.html
 この中で、最も興味をひいたのは、北越急行のマルシェだ。列車の中で年2回開いているが、他の月は駅で開催して、中身が充実していそうだ。
 この8月23日の日曜に開催されるが、運よく仕事が休みだ。更に越後湯沢の少し先だから、青春18切符でも行ける。(更に大宮で最終北斗星にも会える。往復の行程は、後日)
 よしっ、行こう!

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 マルシェの列車は、朝に六日町を出発して、十日町の次の「まつだい駅」で3時間34分停車する。「まつだい駅」のホームにも、販売があり、にぎわっている。 
 写真は、近くの丘から「ナナシのマルシェ」の列車を見た様子。
 
 

 販売している品は、食べ物と雑貨がほぼ半分ずつだ。
 食べ物は、手作り豆腐、有機野菜、焼き菓子など。雑貨は、手作り感が濃い品ばかりで、バッジ、絵葉書、カバン、陶芸品などなど。
 車内で15店、ホームでも9店あったが、車内販売にこだわるため、車内を探索することにした。
 
 

 車内は、ホーム側の座席は客が自由に座るスペース、ホームの反対側が店となっている。基本的に1店はボックスシート1つ分で、これが15店ある。
 上の写真の左の店は、野菜の直販。ただ、私が到着したのは、けっこう遅かったため、多くが売り切れていた。若干閑散としているのは、野菜などの大きなもの目当ての客は、パッと買って帰ったようだ。

 
 これは「国産はちみつ」の店。丁寧に説明してくれて、試食もできた。私は600円の小瓶を購入した。

 
 ↑こちらはポストカードなどのイラスト雑貨の店。かわいい品があったので、350円で2点購入した。
 2両編成のうち、雑貨の車両の品は、手作り手芸品のようないい年した男が買うのは不自然な品ばかりだったため、こちらの店だけしか買えなかった。

 
 手作りパンの店が2軒あったので、購入。2点ともほぼ完売に近い状態だった。
 買ったのは、次の3点。
 
 特に動物の形をした130円のクッキーは、可愛かった。

 外では楽器の演奏が行われていた。しゃべりもうまく、会場を盛り上げていた。
 

 ホームでも販売があった。火気が使いにくいようで、クレープは既に焼いた生地を使って作っていた。
 
 
 北越急行の「出し物」として、子ども用の制服・制帽が用意されていた。これで記念撮影ができる。大きさは3種類あった。
 

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 私は何度かフリーマーケットに出たことがあるが、4回のうち3回は客の絶対数が少なく、なかなか売れずに非常にめげた。
 私が行ったのは、3時間34分停車する中の最後の1時間だったが、閉店が近い時間にしては客が多かったと思う。(正確に言えば、まつだいから六日町までの走る車内でも買えたけど)
 地方のお祭りだと、半分以上が店の人の知り合い!?なんてことがないか不安だったが、そうでもなく、楽しかった。地域活性化の一環として、鉄道会社と地域が取り組める活動として興味深かった。

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 マルシェの列車は、終点の六日町駅に着いた。ところが、これで終わりではない。最後のイベントがある。
 それは・・・「洗車機への突入体験」だ。六日町駅のすぐ近くにある北越急行の車庫には、2両編成の列車を洗う洗車機がある。お客が乗ったまま、洗車機に入るのである。
 約20分間洗車機に突入すると、越後湯沢・水上間の接続が非常に悪くなり3時間近く帰りが遅くなる。困ったな・・・・・。
 でも貴重な体験だ、洗車機に突入することにした。

 

 うまく写真に撮れなかったけど、洗剤がかかり、その後は勢いよく水で洗い流す。凄い光景だ。
 このような「おまけ」がついて、ほくほく列車の市「ナナシのマルシェ」は終了した。
 そういえば、1つの列車で4人から買ったのは初めてだ。停車していても車内販売の利用になるから、新記録になるぞ!