真岡鉄道SLに乗ってきた | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

  水戸線の下館から出ている第三セクター真岡鉄道に、車内販売を利用しに出かけた。下館から、大きな駅の真岡、焼き物の町益子を通って、茂木まで走っている路線だ。
 下館から、1両編成のスイカ塗装のディーゼルカーで、一度終点の茂木に行き、茂木から蒸気機関車SLに乗車ることにした。

  発車10分ほど前に、SLは後ろ向きに入ってきた。みんな蒸気機関車を撮ろうとSLに向かうが、子供入れても15人くらいだから、撮りやすかった。
 煙で車体は汚れているが黒で目立たない・・・・と思っていたら、結構きれいみたい。「C12 66」のプレートを撮ったら鏡のようで、新品の車体のように反射していた。
 
  茂木駅のホーム正面には、SLの向きを変える転車台がある。近くで、よく見える。

 
 SLだから、当然もくもくと煙が出る。黒く激しい煙だ。
 

 客車は3両連結されている。ロングシート部分もあるが、ボックスシートが多い。
 
 この日は日曜だが、3両の客車は空いていた。四人がけボックスシートは、客が増えてきた真岡~下館間でも、誰も座ってない場所が3割あった。
 

 驚いたのは、沿線からSLを撮影しようと狙っているカメラマンが、何と多いことか。1日1往復のSLのために、来たようだ。そのためか、撮影している人が多い地点では、徐行して走っていた。

 車内販売のワゴンも乗っていた、。始発の茂木から途中の真岡まで、車内販売がある。乗客は真岡から増えるのだが、真岡で車内販売は終わる。
 
 ワゴンには、カレンダーなどのSLグッズ、お菓子、飲み物が乗っていた。残念ながら、弁当と缶ビール260円は品切れだった。下り列車で全部売れてしまったそうだ。これは痛い。午前中に下館を発車するSLだと、早起きしなくてはいけないからシンドイと、泣き言をいう。
 販売員の二人は、観光列車らしく「今日はよく晴れましたね」「暑いですね、扇風機(手動スイッチで)回しましょうか」と、声掛けしながら巡回していた。この写真の赤を押すと、扇風機が回る。冷房ないけど、窓を開けて石炭が燃えた臭いも、いいかも。
 
 私が買ったのは、4点だ。
 缶ビールが無かったからノンアルコールビール140円、SL煎餅360円、トーマスのラムネ110円。
 
 中でもSL煎餅は、5枚入りで3種類の絵柄になっている。お土産としても手ごろだと思う。
 
  車内販売のワゴンは、茂木発車後に前から、益子発車後に後ろからの1往復だった。益子発車後に、手ぬぐい310円を追加で購入した。広げると、こんな感じになる。
 
 買わなかったが、値段はハイチュウ110円、コアラのマーチ130円、お土産「SLこっとん」1080円、SL定規300円、マウスパッド460円。全体的に、車内販売としては安い。

 当ブログ「車内販売でございます。」の記念すべき第一回が、真岡鉄道のSLで車内販売を利用した話だった。今読み返すと、稚拙な上に、文章が短すぎて伝わらない恥ずかしい記事と言える。
 これで何とか、至らない分を補えたかなと思う。