南海「天空」 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 車内販売利用の旅に出かけていたが、色々あって乗車する予定を変えた。次に、南海電鉄の高野山のふもとを走る「天空」を乗りに行った。

 大阪難波からは特急「こうや」は走っているが、この「天空」は途中の一部区間だけ走る。列車が走れる終点・高野山の手前の極楽橋から橋本の間だけだ。この区間は森林が多く、景色が良い。

 列車は4両編成だが、2両は座席指定料金510円が必要。残る2両は普通の車両だ。

 外から見たら座席指定車も普通の車両と大差ないが、中の座席は大きく違う。観光客向けの車両になっている。極楽橋側の先頭車は、景色の良い側に席が向いている。

 先頭の座席は、前を向いている。リクライニングやシートの転換はできないが、景色が良いからする必要はなさそうだ。


 アテンダントさんが乗車していて、放送で観光案内をする。

 やがて車内販売をすると案内があった。下の写真は、橋本駅で列車に積み込む前のカゴ。この中に車内販売の品が入っている。お茶やコーヒーは販売しておらず、列車のグッズのみの販売となる。

 私は、2色ボールペンを購入した。黒と赤のボールペンで、列車の車両の形をしている。これは面白い。

 観光列車の定番となった「記念撮影用ボード」も用意してあった。


 ただ、また乗りに行きたいかというと、そうは思わない。

 座席指定券の販売システムや、係員の対応が、先日乗った近鉄とは雲泥の差だからだ。

★10名以上の団体客は6か月前から受け付けするが、個人客は10日前から。団体優先で、個人客は後回し。団体客で満員になって個人客は申し込めない列車も結構ある。

★当日、空いていても座席指定券は難波では買えない。始発の橋本まで行く必要がある。今回は発車の1時間前に到着して、何とか買えてよかったけど・・・・。

★極楽橋でケーブルカーに乗らずに、天空から普通列車に折り返し乗車した。その時、窓口の係員に橋本から440円の乗車券を見せて、折り返したいと伝えたら怒鳴られた。鉄道マニアの中には、そのまま無賃で折り返す者がいるのかもしれないが、自ら窓口に行き、折り返し乗車したいと申した出た客に、こんな応対はないだろう。何か誤解したみたいだ。運悪く、変な駅員に当たってしまったようだ。。