「あかまつ」北近畿タンゴ鉄道 | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 車内販売利用のために、大阪に来ている。「天空」に乗った次に、どこに行こうか考えたが、北近畿タンゴ鉄道の「あかまつ」に決めた。

 公式ホームページで、席に余裕があるのは確認できていた。そこで、前日の夕方に席を確保することにした。

 大手旅行会社でも「あかまつ」の乗車整理券は扱っているので、大阪市内のJTBの支店へ行った。すると手数料が1000円かかりますとのこと。310円の乗車整理券1枚買うのに、手数料1000円払うのも気分良くない。そこで、明日直接、始発駅の西舞鶴に行くことにした。万一、急に満席になったら、その時は仕方ないという判断だ。


 特急まいづる1号で西舞鶴に到着。無事「あかまつ」の乗車整理券をゲット。
 外観は、一般車両を改造したため、案外目立たない。「あかまつ」というくらいだから、当然赤い車両だ。


 車両の中は、まさに観光列車だ。曲線のテーブルつきのソファー席、窓に向かったカウンター席、4人掛けのテーブル席、そして本棚・・・。観る人が見たら、水戸岡車両だとすぐ分かる。

 下の写真は、窓に向けたグループ席。大雨の後の川を渡っていて、川の水は茶色くなっている。

 この「あかまつ」は指定席ではないが、乗車整理券は枚数限定で、空いている好きな席に座ることができる。のこの日は、乗車率40%ほどで、結果的に余裕で乗ることができた。

 ただ、窓に向かったカウンター席(5席)の隅に私が座っていたら、若いカップルが座った。そして更にもう1組のカップルが座った。席は他にたくさん空いているのに。そして手をつないだり肩組んだり・・・ま、いっか。


 この列車は、2両編成で走る。1両は観光客向けの「あかまつ」車両。もう1両は、地元客向けの運賃だけで乗れる一般車両だ。

 座席は転換クロスで、乗っていても快適だ。関西では珍しくない転換クロスだが、関東の人間にはうらやましく感じる。乗車整理券が310円でなく、もっと高かったら、一般車両に乗りたくなる客もいそうだ。


 さて、肝心の車内販売だが、ワゴン販売ではなく、カウンターで販売している。

 食べ物・飲み物のメニューはこちら。

 ペットボトルのお茶が150円、ホットコーヒーが250円、プレミアムモルツ(350mi)が350円。

 私は、地ビールの「天橋立ビール」500円と、鯛せんべい350円を購入。どうせ旅行するなら、地ビールだ。

 この他、さまざまなグッズも販売されている。

 景色良い海岸沿いを通り、天橋立に。天橋立駅で大半の客が降りたが、私は少し先の野田川駅で下車した。

 綺麗な水戸岡車両、美しい景色、独自の車内販売、この3つが揃った「あかまつ」で、充分満足することができた。