【広告ヒント集】どうすれば、記事であなたの支持者が増えるのか?
私もそうですが、数百のブログ記事やtweetや動画やと発信しても、思うようにエンゲージメント率があがらない、あるいは、思いも寄らない記事ばかりが見られてしまうということはありませんか? エンゲージメント率とは、「ある投稿に対してどれくらいのエンゲージ(反応:いいね、クリック、シェアなど)があったか」を計る指標です。 出典;https://www.innovation.co.jp/urumo/engagement_rate/そっち方面のマーケティングは、当方としても勉強中なので、専門家的な指南書は書けないのですけど、自分の記事、自分の所属している団体での動画運営など色々見ていてわかること、わからないことあります。イイネを押すシーンってみなさんどうでしょう?人によってはブログで「イイネの押し合い互助会」で、イイネ気遣い疲れで止めてしまったという話も聞きました。あるいはSNSだと、知っている人にはイイネを押す人も多いでしょう。といってもface bookやLineあたりは知っている人ばかりで、それの全てにイイネなんて押せません。私は、おめでたい話や、応援したい記事、感動したり、意味があると感じる記事で、イイネを押すアクションを起こします。もちろん、わずかですが知人のイイネ押下要請に答えてというのも無くはないです。大体世間の人は、1〜2種のSNSは活用していると言われています。私は、facebookとLinkedinだけ、投稿記事のタイムラインを見ています。LINEはトークルームのみ、twetterは時たま発信のみ、tiktok、instagram、greeなどはアカウントのみ、mixiは放置できるゲームのみ、ブログがこのアメブロとlivedoorとnoteで使っています。みなさんはどうでしょう?つまり、各メディアで、多くても介護老人や幼児を含めた1.2億の国民の中の何割か程度の人しか見ていないのですね。年齢などのターゲット層でも使うメディアは違ってきます。高校生は親にバレないSNSを選びますし…。見ていない人の方が多いのは仕方ないです。Linked inといえば、アリーナ チウチウというイタリア人の画家がいます。ご自身の作品を毎日アップしているのですが、毎回結構信じられない数のイイネを稼ぎ続けております。都度ついているコメント数も半端ないです。そして♥マークスタンプとかが多いとは言え、ほとんどのコメントに返信をつける丁寧さです。出典 https://www.linkedin.com/in/alinaciuciu/完全に支持者を囲い込んでいるという好例ですね。彼女くらいになれば、メディアプラットフォームをどこに変更しようと、ファンがひっついていくのではとも思いますが、実際はわかりません。というのも、コメント入れる人も、たまたまイイ!と感情が高ぶってわざわざコメントしただけかもしれないです。彼女の作品をどれだけ何作も探して喜んでみているかわかりません。コアなファンの可能性もあれば一見さんの可能性もあります。私個人も毎日彼女がアップするので画風は脳裏に刻まれていますが、好きな絵は2〜3枚だったりします。イイネを押したのもそれくらいの数かもしれないし、コメントしたのに関しては、たまたま私が描いた絵と似ていた作品があったため、「似た絵を描くね!」と自分の作品と一緒にアップしただけです。アクションを起こす回数 < 素通りで閲覧だけする回数 < 見ていない人だと思いますので、数百のイイネやコメントの裏で見ている人、彼女を知っている人は相当数いますが、知らない人の方がさらに多いです。今回、質問投稿サイトQuora(yahoo知恵袋やOKwebの高品質版でクローズドなコミュニティ)での、私の回答のイイネの数をページ閲覧数で割って数値を算出してみました。Quoraでは、偶然みつけた知った名前が1〜2名いますが、ほとんどが知らない人です。一般の掲示板書き込みの状態です。基本的には集合知サイトですから、専門家へ回答を求める質問、世間的な政治問題や社会問題、芸能スポーツから普通の疑問を問いかける他、どんな音楽がいい?カワイイ画像をアップしてください!などの質問もあります。結果、世間一般基準と比べると低いなりに、私の投稿で一番イイネをもらったのは、カワイイ女の乳児の顔をくしゃっとさせながら笑っている動画です。貼り付けたいのですが、元の動画が(おそらく中国版tiktokだと思いますが、ロシア語サイト、タイ語サイト、facebookなど色々あって正式には不明)消えてしまっていますので、今となっては引用という形もとれないので、ココで掲載は断念します。4.9%の人がイイネを押しています。次が「子猫とひよことハムスターの画像」をアップした回答、コロナ騒動で、嫌中的な質問をする質問者に、良識を求める真っ当な(と自分で思う)回答、の他デザイナーとしての専門家の解説を具体的にした回答が並びます。(以下) ↑こちら3%の人がイイネを押してくれました。わかりやすく視覚的な解説(というか実例)したのが奏功したのかもしれません。ちなみに同じ3%でも22,000人の3%666人がイイネを押してくれた回答。「美的センスを高める習慣があれば教えてください」という、なかなか一般には捉えにくいセンスについて、昔ある友人がやっていたことが、自分にもヒントになったのでそのエピソードを書くことで評価を得ました。ちなみに、センスについての記事もこちらで書いています。【参考記事】センスって何?これが、商売やビジネスやキャンペーンやファン獲得などでの正しいと思われるパターンでしょう。写真も交えて自分の専門分野で解説したことで、読者が解決したり、発見したりして、感動や驚きなど心の動きを表示して支持してもらえたという、商売にも繋がるパターンです。コメント8件、シェア23件もついていて、同業のデザイナーも含め8件の回答の内、リアル桁違いの圧倒的な評価を受けました。まさに私の(唯一と言っていい)場外ホームラン級の大ヒット記事です。デザインや広告の解説は、私を含め何人かのディレクターやデザイナーが、いくつものデザインや広告に関する質問に回答をしていますが、こんな大ヒットはあまりないように思います。(他人の回答まで逐一調べていないので他人の成績はわかりませんが、自分のデザイン分野の回答では群を抜く例です。)私は、20年前にある人の行動から教えられて、「こうしていくと良いんだよ!」という事(潜在脳への意識づけなどの話)を具体的に自分の体験談を元に書いたのですが、そのテーマが、センスというとらえにくく、一般の人では説明ができない分野(しかし私は説明できる)だったから、評価されたのかもしれません。「そんなん、知っとるわい!」となる回答なら見知らぬ人からの評価は受けにくいでしょうし。コメントには、音楽家が「確かに音楽でも…」とか、エンジニアさんから「デザイナーとエンジニアが衝突する訳がわかった…」とか、他にも「勉強になりました」「自分もこんな経験が…」などありました。これは狙ったわけではないですが、たまたま、私は知っていた!でもみんなは知らなかった!そしてみんなは、それを知って勉強になった!という事例ですね。では、そういった専門家の知識見解と関係なく単なる社会問題、それも全く時流の話題に登らない質問に回答した結果はどうでしょう?この質問は、限界集落の村八分により起こった殺人事件をテーマにしています。私は質問の事件はしらなかったのですが、音羽のママ友間のいじめからの殺人事件を思い出し、それに対しての自分の意見を投稿しました。解説でも解決方法でもなく、単なる意見です。その結果は以下です。まあ、興味を引くテーマでないから618人しか見ていませんが、1.7% 11人がイイネを押してくれました。ちなみに7人の回答者(8回答ですが1つが質問者の補足)の中で、私は3位です。この質問は、2019年7月25日に投稿され、それと別の見解をNHKがドキュメンタリーで放送したと8月26日に質問者が補足しています。なので、定義が2段構成となってしまったのですが、1位の回答者は、もしかしたらQuora内で知人も多いのかもしれませんが、投稿日に回答した3人の内の一人です。(ちなみに私の投稿は補足された後です。)1位の人は9.2%のイイネがつき、コメントもついています。どういう回答だったかというと、田舎の限界集落で起こった事件だけど、自分も東京に出かけた時にケースは違うけど、似たような心情になっているような人からの扱いをうけたという体験談と、自己中心的な世界観と心の闇のある人がいると意見していました。(他の回答者が、ステレオタイプに「闇」とかいう言葉で片付けるような問題でなく、精神障害に対しての問題と苦言を投稿していましたが…。)私では届かない9.2%は、どうやって得たのでしょう?ひとつは、いち早いタイミング、しかし当日回答した3人の内、自分の体験談を交えて、「ちょっとした勝手な心が、場合により連続殺人に繋がる」というようにも読み解ける意見を投稿したのは彼だけでした。自分の言葉で自分の体験を交えて語るということが大事なのかもしれませんね。昨今は情報氾濫の時代です。聞きかじりの受け売りなら、私だってサッカー未経験者だけど、シュート精度について回答したりしています。にわか聞きかじり知識の人も、誰だかわからない人も、「なんか、普通に言われている一般論みたいな事語ってる」というのは、見かけます。そして、そんな時代だから、話者に価値がついてしまっています。カリスマ話者が出てこずに、代理の人が、カリスマ話者とほぼ同じ内容を語ったとしても、申込みなどガタ落ちになった例は耳にします。それは、事業としてはよくない傾向です。ジャパネットで高田会長が辞めたらおしまいでは、死ぬまで走らなければいけませんでした。高田会長の商品紹介はカリスマの独自のものがありますが、ある程度それを他の社員にも受け継いで、再現性のある話術が必要です。そのためには理念の共有から、判断基準など同じにしないと難しいでしょう。ジョブスの出してくる製品は好きだが、ティム・クックのはイマイチだとなっては、ダメです。アップルという会社のポリシーに惚れてもらえないと、ジョブスとともに会社も死にます。広告でも動画でも、多くの人に見てもらっても「知らね!はいはい、ごくろーさん!」では、広告費をかけたわりにリターンが厳しくなります。動画なら最後まで見てもらい、イイネやシェアをしてコメントで応援してくれる。こういう人が全体の何%かというのが大事です。私のハイスコア4.9%なら、100ヴューで4人、広告を投下して100,000ビューなら比率が変わらなければ4,900人がイイネ押してくれてます。(100ビューの4人が知り合いの付き合いイイネならだめですね。)その内の1%が5千円の商品を買ってくれたら、24万5千円の売上です。5%が購入してくれたなら、122万5千円の売上です。ポイントで購入可能ならもっと数値は上がるかもしれません。しかし、この4.9%のネタは、人のふんどし、カワイイ女の赤ちゃんの笑顔動画の引用です。これでは、人は呼べても商品は動きません。マーケティングは、市場に答えがあります。しかし、それを得るヒントは、つらつらと、私が書いた長文の中にも埋まっているのではないかと思います。読み解いてみてください。図版の出典:Quora素材の無料ダウンロードの記事は、livedoorブログのみで掲載することになりました。背景画像の選び方や縁取り文字の作り方など記事があります。http://blog.livedoor.jp/suistudio/今後も社長さんやビジネスで活躍する人、広報宣伝部の人に向けにいろいろな記事を書きます。質問がありましたら、コメントかこちらお問い合わせ・ご連絡ssl.uttemplate.jp