まあ、勉強したことの受け売りの部分もあるといえばあるのですが…(^_^;)
私のところでも、リクルート向け会社案内を作成するときは、
①1〜2年先輩の日常やレビュー(新卒者が数年後の自分へシンクロナイズ)
②美人やイケメンを掲載する(これはアイドル効果)
ということを提案していました。実際、社長が立派な理念や社会情勢を語っても響かない世代ですし…。
しかし、その1〜2年後の先輩の写真やありきたりのメッセージが新卒者の心に響かないならどうでしょう?
そこで、タイトルに記した「先輩は僕をわかってくれている」です。
これは、新卒だけでなく、何年も在籍する社員にも言えるのですが、コミュニケーションの基礎中の基礎なのです。
お客様にも通用します。
「君が、そういうのを大事に考えて丁寧に仕事をしているのは理解している」「あなたの実力がある事は把握しております。」といった承認欲求をみたされ、前向きに頑張ろうと励むような先輩、上司からのメッセージを切る取るのが良いですね。安定を求めたい人は、公務員のような終身雇用を求めますが、全員がそうではないです。「成長できる場所」を探している人も多いのです。
この論理は、色々な人に教えてもらいましたが、一番最初は、仕事のパートナーがヘソを曲げているのを収めるために、ネットで主婦の方にアドバイスしてもらったのです。(何の件で揉めていたか忘れました。)
「私が、あなたのことを知らないとでも思っているのですか?何年のお付き合いですか、あなたのことは十二分に理解しております!」
こういった受け答えは、イケイケおじさん部長からは教えられないですね。でも、人が自分についてきてくれる、自分の意見を聞いてくれるには、「あの人は自分の考えをわかってくれている。あの人は私のことを知ってくれている。あの人は状況を汲んでくれている」という日々の配慮、目のかけ方が効いてきます。
逆をいえば、相手の事をなにも理解せず頭ごなしに一方的にというのは、高い確率で関係を壊します。新人もすぐ辞めるかもしれないし、言うことをきかないとか、外国だと、わざとミスを仕込んで中間管理職を困らせようとするような社員までいるようです。
求人でも、社員育成でも、お互いがお互いをしっかりと理解し合っているチームにしか人は来ないでしょうね。自分勝手に動いて思い通りにならないと怒鳴る人、感情だけで敵を作って和を乱す人、相手を受け入れようとしない人、そういう人が変わらない、特に上のポジションにそういう人がいると、下の社員は辛いだけになります。
社長さん、人事部長さんは、そこに目を光らせれば会社がドンドン階段を駆け上がるような社員だらけになると思いますよ。
今後も社長さんやビジネスで活躍する人、広報宣伝部の人に向けにいろいろな記事を書きます。
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