デザイナーという特殊でちょっと風変わりな人たちとの仕事での付き合い方に悩む人が意外に多いのだなと最近感じできました。長々書き出したら読む方も大変なので、デザイナーでありディレクターでありと、受発注両方をする私の立場から、少しずつ回数をわけて、デザイナーの動かし方のコツを書いていきたいと思います。

 

デザイナーとの付き合い

 

●なんでもかんでも自分の思い通りに仕上がると思わないこと

過去に私に見積もりを依頼していた方で、ご予算が思っているのと違ったのでしょう。どこか地方の安い業者に見積もりを取らせて私の所にFAXで送りつけて「お前が出している印刷屋に、この値段でやらせろ」と命令されてきました。今はお付き合いしていませんが、常識を疑います。どうして私が一人の横暴な人の欲求のために大切な取引印刷会社との信頼関係を悪化させなければいけないのか?そんな要望はきっぱりお断りしましたが、世の中に俺様感覚の人は存在します。特に所属している会社の発注量が多いと下請け業者が無茶振りであろうとしがみついてしまいますので勘違いする人がいます。

 

そんな俺様でも、例えばデートや家族サービスなどで高級なレストランに行ったとしましょう。たまたま、その日に油分を控えようと思いついていて、出てきた料理に対して「おい、ウェイター!この料理はバター入れすぎだろっ(怒)もっとヘルシーな物がつくれないのかっ!へたくそっ!」と怒鳴りつけているのでしょうか?一般のビジネスの場合はウェイターのポジションが営業だったりしますが、中にはアルバイトのウェイターだっているでしょう。厨房に上手に伝えられなくて、包丁が飛んで来たらどうするのでしょう?

 

レストランのシェフには他のテーブルの客の視線もあってか言えないのに、取引先業者のラフスケッチやデザインカンプだと好き勝手に脳内お絵かき帳のごとく言う人がいらっしゃいます。また、逆にデザイナーやフォトグラファーなど芸術性の高い職種の人には「自分はセンスに自信がなくて…」と思っていることを全て取り下げてフラストレーションだけためてしまう(相手がいない社内ではグチグチと取引先を批判したりするものです)。どちらもよろしくないです。

 

例えば、フレンチや中華のレストランに行って「刺身を出せ!」と要求するのは、行く店と要求がミスマッチしていますよね?刺身でなくても「魚料理が食べたいのか?」「さっぱりとした物を食べたいのか?」「フレッシュな魚介を食べたいのか?」「ワサビと醤油の味付けが恋しいのか?」ご自身でご自身の頭の中が理解できていない状態です。

 

笑い話のようですが、こういう人は実際にいらっしゃいます。中華で刺身というから「そんなことは自分はやらない」と思えるだけで、もっと込み入った内容なら同じ言い方をしている人はいらっしゃいます。それに、私は中華料理で中華風のオイルのかかった鯛の刺身を食べたことがあります「こんなもんは、刺し身じゃないっ(怒)」とでもおっしゃるのでしょうか?まあ大陸本場の料理ではないでしょうけど。

 

外国の私の友人はヴィーガン(肉や卵など動物由来の物を食さない主義)です。彼女が来日したので一緒に食事に行ったのですが、やっぱり日本に来たからには和食となりました。しかし、「カツオ出汁NG、天ぷらのつなぎの卵はNG、魚介類NG」という鬼のような要求を出してしまいました。関西や京都のお寺ならまだしも、東京でカツオ出汁を抜きで和食というのは、料理人否定につながります。

 

私もレストランの店員も「うーん」と頭を抱えてはしまったのですが、かといって、ずっと動物由来の物を食べてこなかった人に「郷に入りては…」なんて言って無理強いさせるのも、顧客不満足です。そこでのコツは、横柄に怒らない、100点満点の料理を求めない(貴方様は、そんな数寄屋橋次郎とか帝国ホテルやパレスホテルのレストランに毎度行かているのですか?)、どう伝えれば自分の希望が伝わるかを試行錯誤する、こういう行動の方が有利です。

 

「なんだ、これはっ(怒)」と言われたら「はぁ?」となりますよね。

 

「うーん、ちょっと違う、どう言えば伝わったんだろう…」と悩んだ姿を見せると、相手も汲み取ろうとします。

実際ヴィーガンの彼女の件も、困り果てた我々に店側が「こちらの方のために、何か特別メニューを作りましょうか?」と提案がありました。我々は渡りに船とお願いしました。

 

とはいえ、カツオ出汁も卵由来もNG、サラダみたいな物しか出せないという料理人としては屈辱的な状況だったと思います。でも、出てきた一皿に板前の意地を見たのです。和食の料理人が洋風サラダみたいな物をだすのは絶対本意ではないはず。そこは、汲み取ってあげなければいけないところ。彼らの意地、彼らの技術、それを分かってあげなければいけません。しかし、どうにも制約だらけ…。実は、サラダの中に密かにサツマイモの甘露煮のような和食のテイストを混ぜ込んでいたのです。「サラダを出すことになっても割烹の板前だぞ!」というプライド!感動しました。

 

そういう修行してきたプライドや意地やをしっかりと汲み取ってあげなければ、ちゃぶ台返しされます。誰だってそうでしょう、あなただって、あなたの積み重ねてきた仕事を軽々しく「ダメ!」なんて言ってこられたら、包丁投げるのじゃないですか?

 

まず、お互いがお互いの仕事や状況、人間に対して「敬意」を持って接する。これが大前提。

ここが抜けていたら何をやってもうまくいきません。必ず失敗します。

 
まずは、1つ目の大事なこと。他の要素は次の機会に記します。

 

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