うさカメ版童話「カチカチ山のタヌキ」

 

森のストリップ劇場にタヌキがやってきた。

  タヌキは、いかにもお金持ちだという格好で、腕に高級時計とブレスレットを付け、指には高価な宝石の指輪もしていました。黒縁のメガネをかけ、太い葉巻を咥えていました。

彼はどっかりとかぶりの席に座ってステージを眺めました。そして気に入った踊り子がいると分厚い財布からお金を抜き出し、「チップをやるぞ!」と叫んでお金を思いっきり宙にばらまきます。踊り子たちはキャーキャー言いながらお金を拾いました。彼はそれを見て満足そうに頷きました。

 ある日、タヌキはうさぎちゃんのことを一目で気に入りました。

 カメは事前にタヌキの噂を聞いていました。だから、うさぎちゃんにタヌキの相手をしないようにアドバイスしていました。

 タヌキはなんとかして、うさぎちゃんに気に入られようと、毎日やってきては、うさぎちゃんにプレゼントをしたりチップをあげたりしていました。しかし、うさぎちゃんはカメさんの助言に従ってお金には目もくれません。

 カメは、あのチップはタヌキのまやかしで、木の葉をお金に見せかけているのではないかと疑っていました。とにかく、あのタヌキは胡散臭いのです。

 

 ある日のこと、劇場に新しい新人が入ってきました。タヌキの顔をしていました。

 厚い化粧をして、豪華な衣装を着ていました。衣装は裾広がりで、ウエディングドレスのようなふわふわのフリルの付いたロングトレーンの(裾長の)ドレスでした。

 カメは、あのタヌキが女性の踊り子に化けて、うさぎちゃんに近づこうとしているのだと気付きました。

 そこでカメは、タヌキが踊っている時、着ているドレスの裾でステージからはみ出したところに、火打石で火を付けようとしました。

 カチカチと音が鳴りました。

 その音にタヌキは後ろを振り向きました。

 それに対して、カメは「このへんはカチカチ山ですから、カチカチ鳥が鳴いているんでしょうね。」と答えました。

 またタヌキが踊り出します。

 ドレスの裾に火が付き、瞬く間にドレスに燃え広がりました。

 タヌキは背中に大やけどをして逃げていきました。

 その後には、チップとして配った木の葉が落ちていました。とさ

 

平成29年10月                

 

【付録】

ここで、私の自論「ストリップ愛」について述べたい。

ことストリップを楽しんでいる踊り子も客も皆、ストリップを愛しているのだと思う。しかし、愛し方が人それぞれ違っている。

たとえば、客のAさんは一人の踊り子をとことん好きになった。Aさんはその踊り子を追いかけて夢中で応援している。一方、客のBさんは沢山の好きな踊り子がいて、新人がデビューすると喜んで観に行く。AさんとBさんはスト仲間で、よく飲みに行く。酔った勢いで、一穴主義ならぬAさんは、Bさんのことを「おまえのやり方は邪道だ」と非難する。Bさんはそれを真に受けず、ただ笑っているだけ。いつしか、Aさんの好きな踊り子が引退すると、Aさんもストリップを引退して二度と劇場に来なくなった。一方のBさんはいつまでもストリップを楽しみ劇場通いを続けている。

極端な二つの例をあげたが、ストリップ業界として大事なのはBさんのタイプだろう。

観客はストリップを楽しむために、まずは目の前のステージに立つ踊り子を好きになることから始める。Aさんは一人の踊り子のみを好きになった。他の踊り子には興味がない。だから、お目当ての踊り子がいなくなればストリップそのものに関心が向かなくなる。一方、Bさんは今見ているステージの踊り子を気に入って楽しむが、他の踊り子も同じように楽しむ。Bさんは目の前の踊り子を好きになって楽しんでいるが、踊り子の向こう側にあるストリップそのものを楽しんでいる。だから、どんなに踊り子が変わってもストリップを楽しむことに変わりない。ストリップというのは常に踊り子の入れ替えが発生する。そうしたストリップの特質をBさんは理解してストリップを楽しんでいる。

 

次に、踊り子と客の関係について。

ストリップを楽しむためには、踊り子と客の間には適度な距離感が必要である。

Aさんは一人の踊り子を好きになっているので、本音は結婚してもいいとまで思っているだろう。彼には適度な距離感なんてなにもない。現実には踊り子は客を結婚相手としては見てくれないもの。だからAさんは途中で熱が冷めるかもしれないし、最後まで応援していたとしても、彼女の引退とともにさようなら!となる。そして、Aさんは二度と劇場に来ない。

一方、Bさんは沢山の踊り子を相手にするだけあって、適度な距離感を心得て、ストリップを楽しんでいる。踊り子さんも熱心に応援してくれるのは嬉しいが、度を超すと相手がうざく思うもの。Bさんは常に踊り子との適度な距離感をわきまえている。

 

最後に、踊り子と客の感情について。

一般に、踊り子と客が恋愛に発展して結婚するケースは殆どない。なぜなら、踊り子は人前で裸になる商売柄、まさに体を張った気の強い女性ばかり。また気が強くなければ踊り子は務まらない。一方、客の男性はふつうに女に相手にされない気の弱い男ばかり。こうした男女が結びついてもうまくいくはずがない。

しかし、踊り子と客はやはり男と女なので、そこに恋愛感情が発生してもおかしくはない。恋愛感情とまで言わなくても、単に好き嫌いという中で、相手に好感をもったり、時に不快感をもったりする。

それを今回のテーマ「愛と憎」に当てはめて考えてみよう。

 

お客というのも気まぐれなもので、これまである一人の踊り子を夢中になって応援していたのが、踊り子のちょっとした言動や周りの状況(他に可愛い踊り子がデビューした等)で急に嫌になってしまうことがよくある。この「愛と憎」こそが、おそらくストリップを楽しむ上での問題の、かなりな部分を占めるだろう。

一例を考えてみよう。彼はある踊り子Xさんを夢中で応援していたのに、ある日突然に手の平を返すように嫌われ、更に踊り子出禁にまでされたというケース。これまで応援に沢山の時間を費やし、遠征やプレゼント等で沢山のお金を費やしてきた。この苦労が一瞬にして水泡となる。彼はXさんに対して「可愛さ余って憎さ百倍」という気持ちになるだろう。この気持ちを彼はどう癒すだろうか?

彼に非があれば、いずれ時間とともに自分の非に気づくだろう。例えば夢中で追いかけていたがそれはストーカー的な応援ではなかったか。踊り子Xさんにうざいと思われなかったか。熱心な追いかけとストーカーは紙一重なところがあるからね。時間を置いて冷静になれば相手の気持ちもわかってくるもの。

ところが彼に全く非がないとする。誰が見ても、Xさんの気まぐれであり、皆が彼に同情する。そんな場合、彼は救われないだろうな。彼はどうすればいいか?

それを考える上で、太宰治の『お伽草紙』の中にある「カチカチ山」という面白い話を紹介する。ご存知「カチカチ山のタヌキ」という童話は、ウサギがおばあさんの敵討ちに、タヌキを泥船に乗せて殺してしまうという物語。その話をベースにして、太宰は、ウサギを十六歳の冷酷な美少女に、タヌキを愚鈍な中年男という設定にした。中年男は、その美少女に惚れ、どうにか気を引こうと全身全霊で尽くす。しかし最後は泥船に乗せられ殺される。「恋は盲目」とは言うが、彼は滑稽そのもの。

では、太宰はこの話で何が言いたかったのか。「恋する諸君、気を付けたまえ!」と言いたかったのか。いや「恋は盲目」だからこそ素晴らしいのだと反論したくもなる。先ほどの彼のケースを考えれば、身につまされるストリップ客もいるだろう。ちなみに、私は「惚れたが負けよ」と思った。最後に殺されようが、彼女に惚れたお前が悪いのさ。殺されるのも運命と思って受け入れなさい!と言いたくなった。

これはそのままストリップに当てはまる。もともと女に相手にされない中年男は、絶世の美女である踊り子に相手にされるはずがない。冷静に考えたら誰でも分かる。それでも男はストリップにロマンを求め、若い踊り子に惚れる。どんなに尽くし、どんなに裏切られようが、「そんな女と知らずに勝手に惚れたお前が悪いのさ」ということなのだ。

ここで先ほどのAimerの話に繋がる。「全ては自分に収斂していく」ということがポイントになる。

愛は必ずしも綺麗な部分だけではない。ときに嘘にまみれた汚い部分もある。それはストリップ愛も同じ。しかし、清濁あわせて飲み込むことにより、初めて自分の一部になる。そして、美しい思い出になる。悲しみや絶望が大きければ大きいほど思い出も美しいものになる。そう思いたい。

 

私にとって究極、「ストリップ愛とは踊り子を見守る愛だ」と思っている。許される限りで、時間と労力とお金を費やしていく。その際、大切なのは適度な距離感。彼女のプライベートな部分には立ち入らず、劇場という限られた時空の中で、必要なときだけ自分の可能な範囲でサポートしていく。そうであれば、余計な感情で楽しいストリップをつまらないものにしないで済む。「愛」の範囲内にとどめ、「憎」に踏み込まないようにする。そうすることで、自分のストリップ歴の中で、一人一人の踊り子を楽しい思い出として語り続けたいと思うのだ。

20年間ストリップを観続けているが、これがなかなか難しいのもストリップである。

 

 

 

 


 

 

ぼのぼのがやってくる

 

森のストリップ劇場に、ぼのぼのがやってきた。既に、仲間のシマリスちゃんの応援でシマリスくんが森のストリップ劇場の常連になっていたので、彼がぼのぼの達みんなを招待したかたち。

ぼのぼのに登場する面々がそろいました。ラッコのぼのぼのと、いじめられっこのシマリスくん、いじめっ子のアライグマくんの他にも、うんちキャラのクズリくん、非常に物知りで冷静沈着な大人スナドリネコさんがいました。

まったりしている森のストリップ劇場が、彼らの登場でますますまったりした雰囲気を醸しました。

 

アライグマくんの顔を観た瞬間に、シマリスくんがいつもの口癖で「ぼくのこと、いぢめる?」と聞き、アライグマくんが「いぢめないよぉ」と返している。アライグマくんはストリップに興味津々でシマリスくんのことをかまっていられない様子。

ストリップが開園しました。

シマリスちゃんが登場したら、シマリスくんは大喜び。あまりにシマリスくんが騒ぐので、アライグマくんが「こらー、うるさいぞー!」と一喝しました。すると、シマリスくんと一緒にクズリくんまでシュンとしてしまいました。

看板のうさぎちゃんとバンビちゃんが登場して声援と拍手が鳴りました。

おっとりと観ていたぼのぼのが興奮し、「ピュピュピュピューン↑」と音を立てて汗らしきものが飛び出ました。

後ろでリボンを投げていたカメさんも、ぼのぼのに負けずに頭をむくむくもたげてかけっこを始めました。

場内が大いに盛り上がったことは確かです。

 

 ベッドショー、オープンショーと続く中で、ぼのぼのがうさぎちゃんの穴をじーっと見詰めていました。そして突然「ぼく、こわい!」と叫びました。

 ぼのぼのは隣にいたスナドリネコさんに尋ねました。「ぼくはあの穴から出てきたんだよね。ぼくはお母さんのお腹の中にいるときは幸せだった。それを無理やり外に出された。しかも狭い産道を通るときに頭が変形するくらいに苦しかったんだ。悲しくて、苦しくて、

オギャーオギャーと大泣きした記憶がある。」

 スナドリネコは、ぼのぼのが産まれるときに出産障害でお母さんが亡くなったのを知っていたので、何も言えなかった。

 ぼのぼのの脳裏にしまっちゃうおじさんが出てきた。「さあ、ストリップなんか観ている子は、どんどんしまっちゃおうねー」と言って、ぼのぼのを岩の間に閉じ込めようとした。

「わーあっ!」とぼのぼのはふさぎこんだ。

 ぼのぼのが苦しみ出した様子を見ていたシマリスくんやアライグマくんは、ぼのぼのの頭の中にしまっちゃうおじさんが出てきたのを察知した。彼らとカメさんは協力して、まっちゃうおじさんからぼのぼのを助け出した。

「ストリップはみんなの心を開いてハッピーにするものであって、穴の中に閉じ込めるものではないよ。みんなで楽しもう!」とカメさんは言った。

 みんな一斉に拍手した。

                                    おしまい

 

平成30年2月

 

 

今回は、ロックの踊り子、翼裕香さんについて、「永遠の美乳アイドル(ストリップ界のちちまる子ちゃん)」と題してレポートします。

 

 

 

  今週は、翼裕香さんと会えるのをすごく楽しみにしていた。

 

 思い起こせば今から5年半前、忘れもしない2009(H21)年7月11日、新宿ニューアートでの巨乳大会で翼裕香さんはデビューし、私はその初日に初顔合わせ。興行としては大入りで世の中おっぱい好きが多いのがよく分かる。裕香さんは並みいる巨乳さんの中でバストは一番小さかったが、小さいと言っても90㎝。このときのレポートがしっかり私のストリップ日記に記録されている。

 私は‘おっぱい星人’ではなく‘おしり星人’なので(笑)、巨乳には興味はなかった。へちまのように垂れさがるおっぱいが異様にも感じた。そんな中で裕香さんのぷりっと張りのあるおっぱいは女神のように美しかった。これは巨乳ではなく美乳だ! 私に、おっぱいの魅力を気付かせてくれた人が裕香さん。だから裕香さんは私にとって‘永遠の美乳アイドル’。

 

 

 

 

平成27年1月                          東洋ショー劇場にて

 

 

【付録】

このレポートで「裕香さんの魅力はこの‘女性らしい丸っこさ’にある。」と表現した。ふと、アニメ『ちびまる子ちゃん』を連想し、裕香さんのことを‘ストリップ界のちちまる子ちゃん’と呼びたくなった。(笑)

ご存知『ちびまる子ちゃん』の主人公は原作者と同じ「さくらももこ」であるが、ちびで丸顔の女の子だからと『ちびまる子ちゃん』と呼ばれるようになったらしい。女の子には丸っこいイメージが合うんだね。

アニメ『ちびまる子ちゃん』は、1974年から1975年の昭和50年代初期を静岡県清水市で少女時代を過ごした、作者さくらももこの投影である小学三年生の「ちびまる子ちゃん」が、家族、友達と繰り広げる日常生活を、笑いあり、涙ありで綴るコメディである。もともと実話がベースだったため、ギャグ漫画として独白風のツッコミが入っているところが本作の特徴のひとつ。

コミックスの中では3000万部以上の発行部数を誇る大人気で「平成のサザエさん」と呼ばれるほどの国民的認知度を得ている。

 

よし、『ちびまる子ちゃん』で童話を作ってやれ!

 

 

 

 

『ちちまる子ちゃん』 

~翼裕香さんに捧げる~

 

 

 ちびまる子ちゃんのクラスが社会科見学でストリップ劇場に行くことになった。なぜ小学三年生がストリップ劇場に行くことになったのかは分からない。また担任の戸川先生がそれを認めていたのかどうかも分からない。その点は突っ込まないでほしい。

 

 まる子の仲良し、たまちゃんととし子ちゃんは、きれいなお姐さんに会うのを楽しみにしていた。とくに、たまちゃんはメガネの奥で好奇心の瞳がきらりと輝いていた。

 クラスの男の子たちは大変。なにがなんだか分からず、大はしゃぎ。はまじはタッタララッタ♪と踊り「ちょっとだけよん」と加藤茶のまねをして、みんなを笑わせていた。仲良しのブー太郎はブー・ブーと言って、はまじに合せていた。

 

 さて、クラスでストリップ観劇。

 その後、出演を終えたお姐さんと座談会。翼裕香さんがお相手をした。

 キザな花輪くんが「お姐さんのステージ、最高でした!」と興奮を抑えられないように言う。藤木くんは唇を青くしながら、じっと興奮を抑えていた。玉ねぎ頭の永沢が目を細めて裕香さんを舐めるように眺める。

 クラス委員の丸尾くんはくるくるメガネをさらにくるくるさせながら「ストリップはズバリ、芸術ですね」と真面目に言う。

 裕香さんは、男の子たちのかわいい反応を喜んだ。

 

 女の子たちの方がもっとストリップに興味津々。

「お姐さんもステージもとてもキレイで憧れます。わたしたちも大人になったら踊り子になれるでしょうか?」と真剣に質問した。「女の子はみんな華をもっているから誰だってステージに立てるわよ」と裕香さんは笑顔で答える。

 裕香さんは、すぐ前にいたちびまる子ちゃんの笑顔がかわいく思い、「どうして、ももこさんはみんなから‘ちびまる子ちゃん’って呼ばれているの?」と尋ねた。「ちびで丸顔の女の子だから、そう呼ばれるようになったの」と答える。

「お姐さんのおっぱいは丸っこいから‘ちちまる子ちゃん’って呼んでいいですか?」とまる子は言う。「‘ちちまる子ちゃん’って凄くいいネーミング。気に入ったわ。」と裕香さんは笑って答える。

 女の子たちの話が盛り上がっているところ、みんなの影に隠れていた野口さんが突然、裕香さんの後ろに現れて質問した。「ギャラはいくらもらえますか?」 答えを聞いた野口の顔にはザザーッと斜線が入った。

 

                                   おしまい          

 

 

 

 

  

 

 

 

アンパンマンがやってくる

 

 森のストリップ劇場にアンパンマンの仲間たちがやってきました。アンパンマンの他は、カレーパンマン、しょくぱんまん、メロンパンナちゃん、そしてパン工場からもジャムおじさん、バタコさん、めいけんチーズが、みんなでアンパンマン号に乗ってやってきました。

 一方、バイキンマンは別途、空飛ぶ乗り物「バイキンUFO」に乗って、ドキンちゃんとかびるんるんを連れてやってきました。バイキンマンはアンパンマンが行くところには何処であれ邪魔に入るのですね。

 

 いよいよストリップが始まりました。

 かぶり席に、アンパンマン一行が座りました。ジャムおじさんとバタコさんはコック帽をかぶっていました。「おいおい、帽子をかぶっていると後ろから見えないぞー」とバイキンマンが怒鳴りました。慌てて二人はコック帽を取りました。そうです、劇場ではかぶりものはいけないルールになっています。ちなみにジャムおじさんは禿てたんですね。(笑)

 

人気者のうさぎちゃんが登場。一斉に拍手喝采。

カレーパンマンが一目でうさぎちゃんに惚れてしまいました。

ところが、うさぎちゃんはカレーパンマンの横に座っていたしょくぱんまんを気に入った様子。やはり、しょくぱんまんは紳士的で教養に溢れた雰囲気をもっています。「私の王子様になって!」と、しきりに、しょくぱんまんに流し目を送りモーションをかけます。

それを見たドキンちゃんは「なによ! 私のしょくぱんまん様に色目を使うなんて!」と怒りました。また、後ろでリボンを投げていたカメも、うさぎちゃんとしょくぱんまんの様子を見て、やきもちを焼いてリボンをしょくぱんまんの後頭部にぶつけました。

機嫌を悪くしたカレーパンマンも加わり、みんなで喧嘩を始めました。

 

バイキンマンは、それとは別に、単にアンパンマンたちがストリップを楽しんでいるのが面白くなく、ストリップが綺麗なのも気にいらず、とにかく邪魔しようとしました。それをアンパンマンが制し、アンパーンチを浴びせました。

うさぎちゃんも嫉妬したカメさんにうさちゃんパンチ☆

劇場の中が騒然としました。

 

それを見かねたジャムおじさんが「これこれ喧嘩はいけないよ。みんなで仲良く、このパンを食べなさい。」と美味しいパンを配りました。すると争いはすぐに収まりました。

おいしいパンの匂いにつられて、森の中の動物や鳥たちが集まってきました。

ジャムおじさんは集まってきたみんなにパンを配りました。

 

ストリップでは客同士の揉め事は厳禁です。

ストリップはみんなで仲良く譲り合って楽しむものです。

 

 

 

 

 

 

 

トトロがやってくる

 

森のストリップ劇場に、ネコバスが到着しました。なんとネコバスの行先表示窓(方向幕)に「森のストリップ劇場」と書かれてありました。

ネコバスのドアがぐにぁ~と開く。中から草壁家の姉妹サツキとメイが降りてきました。最近のストリップ劇場にはスト女という女性ファンが多く来ているので、サツキとメイがやってきても全く違和感はありません。サツキとメイは「わーぁ、ここが森のストリップ劇場なんだぁー」と言って二人ではしゃいでいます。大きくなったら二人とも踊り子になってほしいものです。

 二人の後から、トトロ一行が降りてきます。最初に小トトロ、次に中トトロ、そしてネコバスのドアが更に大きく開いて身長2mもある大トトロが降りてきました。大トトロはネコバスの中が寝心地が良かったのか「ガァー!」と大きな欠伸をしました。

 ちなみに、トトロは子供にしか見えない生き物です。でも、ストリップを観に行く人は見ることができます。だってストリップはファンタジーの世界ですもの。

 

 あいにくの雨でした。雨の日は中止することもありましたが、今回はトトロ一行の来客もあり実施することになりました。

 サツキとメイは傘をさしています。トトロたちは葉っぱの傘をさしています。

 うさぎちゃん達踊り子はトトロたちがやってきたので張り切ってステージに立ちました。

 素晴らしい熱演が続きました。雨でぬれているのか、汗で濡れているのか、いやもしかして感じて濡れているのか、分かりません。べしょべしょのステージが雨の日のストリップの醍醐味でした。

 観ている観客も感激で涙。こちらもべしょべしょ。

 カメもうさぎちゃんの穴が濡れ濡れなのに感激して、我慢できずに後ろの隅でかけっこしていました。こっそり雨で流していましたが。これはナイショの話。

 

 トトロ一行は大満足してネコバスで帰っていきました。

 そうそう、カメは帰り便として待っていたネコバスにこっそり交渉していましたね。「これから遠征するときには乗せてくれないかなぁ~。できれば無賃でお願いしたいんだけど。」トトロの様子を見ていたら、とても寝心地も良さそうだし。(笑)

 

 

 

 

 

おそ松くんがやってくる

 

森のストリップ劇場に、松野家の六つ子がやってきた。名前は「おそ松、一松(いちまつ)、カラ松、チョロ松、トド松、十四松(じゅうしまつ)」。松造と松代の息子たちである。

この六つ子は顔も恰好も同じ。まったく見分けがつかない。

入場してきた時、カメさんをはじめ、お客までびっくり。

この六人がそろいもそろってかぶり席に座ったもんだから、これはこれで異様な風景。

踊り子がかぶりに来ると一斉に六人の顔がにやっと緩む、口をポカンと開けて涎を垂らす、同じ形で拍手をする、そして最後にチップをあげる。六人の動きがまるで機械のように揃っている。それもそれで異様な風景。

踊り子もオープンショーしても同じ顔の人に何度も見せているため変な気分になる。おそ松くんはズルいので「ぼくはまだ見ていないよ」と言っては何度も見ていた。

ポラは全員が別々にツーショットを撮る。「それはボクのポラじゃないよ。返却が間違っているよ。」 そう言われても踊り子には六人の誰のポラか区別がつかなかった。

 

変なのはこの六人だけでなかった。一緒に来た仲間もみんな変だった。

出っ歯のイヤミが「おフランスではこんなショーはないザンス」と言いながら観劇している。踊り子が近くでオープン・サービスすると「シェー!」とポーズして大喜び。いつの間にか踊り子さんも真似して遊んでいる。

ハゲ頭の髪の毛が一本しかないが、身長が小さく子供のような顔をしたチビ太もやってきた。いつもおでんを食べている。なぜか六つ子たちによく虐められる。踊り子さんたちが彼のことをかわいい~と喜ぶから妬んでいるのかも。

そのチビ太と仲良しなのがハタ坊。「すとりっぷダジョー!」と言いながら、頭の上の旗をなびかせながらステージを観ている。何も考えていないし、何も分からない、ただ漠然とストリップを眺めている。

「ホエホエ」が口癖ののんびり優しいおじさんこと、デカパン。自慢のでっかいパンツから、プレゼントやチップがたくさん出てくるので踊り子さんは大喜び。間違ってもパンツから変なものを出さないでほしい。

 でっかい口でなんでも吸い込もうとする凄いパワーのあるおじさんこと、ダヨーン。このおじさんの側にいくと吸い込まれそうになるので踊り子は誰も近づかない。

 紅一点、トト子ちゃん。トト子ちゃんは秘密のアッコちゃんに瓜二つ(笑)。

 トト子ちゃんは、うさぎちゃんやバンビちゃんが登場すると大喜び。「私もストリップをやってみたーい!」との彼女の声に、トト子ちゃんに憧れる六つ子たちの耳はビクンと反応。トト子ちゃんがストリップ・デビューしたら六つ子たちは大変なことになるだろうな。

 

 その日はとっても賑やかな一日でした。

 

                               おそまつさまでした

 

 

 

 

 

 

今回は、ロックの踊り子、MIKAさんについて、4周年作品を記念して「ジェームス・ボンドにはなれないけど」と題してレポートします。

 

 

 

さて、一回目ステージで、周年作「Rock with U」を拝見。

赤い化粧台の前で、鏡を持って化粧する女性。髪を上げてピンで結っている。最初の場面がすごくいい雰囲気。

化粧台から立ち上がる。ピンを取り長い髪を垂らす。清楚な高級感あふれる黒いドレス。胸元は黒いラメが入った生地でキラキラ輝く。胸元から下はエナメル生地のようで、さらりと足元に流れる。踊りやすいように裾が分かれている。足元に黒いハイヒールが見える。黒い手袋。そして、首周りにたくさんの銀の糸が垂れるネックレスを付け気品を増す。派手さはなく、むしろ落ち着いた大人の高級感を醸している。

徐々にドレスを脱いでいく。黒いパンティがまぶしい。右足が黒い紐で巻いてある。全裸の上に、黒いスーツっぽい上着を一枚重ねる。そして、椅子を使ってかっこよく踊る。相変わらず、振付に凝っているのが分かる。

その後、もう一度、黒いドレスに着替える。透け透けの生地で軽やかなドレス。ただ、前面にキラキラした宝石入りの白い刺繍が目を引く。かなり高価なドレスなんだろうな。軽く踊った後でベッドへ。

今回の衣装は、全てモノトーン調に作られている。落ち着いた演技、そして妖しい色香。大人の雰囲気が漂う。私はキャバレーのイメージを抱いた。

MIKAさんを見ていたら、大人の恋がしたいなぁ~と思わせられた。キャバレーでMIKAさんを横にして洒落た大人の会話を楽しみたい。そして、しっとりと愛してあげたい。

私はステージを見ながら、そんな雰囲気に一人で陶酔していた。

突然、酔いを覚まされる。007(ジェームス・ボンド)の曲が流れる。MIKAさんが激しい動きをして、最後はピストルを取り出して発砲。我々ファンはMIKAさんの前で素直に死んじゃう♡

そうか! ボンド・ガールが今回のテーマだったのか! やられたぁ~☆

今回のステージ構成は面白い。最後に、裏切られる展開が最高にスパイらしいよ。

 

ボンド・ガールMIKA

MIKAさんなら映画に出演しても絶対に様になるよー☆

上品で綺麗なうえ、運動神経がいい。濡れ場には最高のエロスを放つだろうなぁ~♡

冗談抜きに「ボンド・ガールMIKA」を観てみたくなったよん♪

 

私は中年オヤジになったからジェームス・ボンドにはなれないけど、ボンド・ガールMIKAを愛する気持ちは負けないよ~♪

ステージの上で、大人の恋をさせてくれるMIKAさんが大好き♡

よしっ! 空想の翼を広げて、大好きなMIKAさんのジェームス・ボンドになれる童話を創ろうっと!

 

平成26年5月                           仙台ロックにて

 

 

 

 

『ボンド・ガール』-平和を願って-

~MIKAさんの4周年作「Rock with U」を記念して~

 

 

ボンドは、仕事と休養を兼ねて、とある外国の街のキャバレーにいた。

 一人の踊り子のステージに目が留まった。「なんて、すてきな雰囲気をもった女性だろう」

 ステージは、彼女が赤い化粧台に座り鏡をもって化粧している姿から始まった。髪をピンでとめて結い上げているせいか、美しい顔がよく見えた。観客に流し目を送り、おもむろに立ち上がって踊り出した。ピンを外し、長い髪がくるりと背中に垂れた。シックな黒い衣装が大人の雰囲気を醸していた。キラキラ輝く胸元の銀のネックレスが彼女の気品を高めている。

 ボンドの心が高鳴った。すぐにバーテンに彼女と一緒に飲みたいと話した。

 彼女は笑顔でボンドのいるテーブルに着いた。名前をMIKAと言った。

「踊りがお上手ですね」とボンドが話すと、「ありがとうございます。小さい頃からダンスが好きで習っていたんです。」とMIKAは答えた。

 ボンドは、旅行で来ていること、いろんな外国での出来事をユーモアを交えて話し出した。MIKAは目を輝かせて話に聴き入った。お洒落な大人の会話が続き、二人が恋に落ちるのに時間はかからなかった。

 

 ボンドはA国の秘密諜報部員。鍛えられた肉体だけでなく、知識・教養を含めて、まさに選ばれた人間だった。

 一方、MIKAもB国の秘密諜報部員だった。美しい美貌、気品だけでなく、身体能力に長けていた。まさに彼女も選ばれた人間だった。

 最高の男性と最高の女性が、お互いの素性を知らないままに出会った。それは最高の恋になるはずであったが、悲劇はすぐに訪れた。

 二人は、それぞれの国からの指示で、共通のある事件の重要人物を追っていた。その人物が一方の国に捕えられるともう一方の国が大変に不利な状況に置かれるために必死で捜索を続けていた。両国とも国の威信をかけ、スパイ活動を中心に対応していたが、事態はどんどん泥沼化してきた。

 そんな中、A国の秘密情報部からMIKAの殺害命令が下った。ボンドは愕然とした。

 一方、同じ頃に、B国でもボンドの殺害命令が下った。MIKAは驚愕した。

 

 二人は秘密裡のうちに、出会ったキャバレーで再会した。

 それぞれの国の命運を担った二人だが、国の指示に従うつもりはなかった。愛する相手を殺すことなんてできない。しかし、命令に背いたら生きて帰れない。

「君を殺すことなんてできない。君のためなら僕は死んでもかまわない。」とボンドは言う。

「私もあなたを殺せない。あなたのために死を選ぶわ。」とMIKAも応える。

 二人は心中しようと誓った。

「今度生まれてくるときには、争いのない時代で、必ず結ばれようね」

 二人は拳銃をそれぞれの胸に当てて向かい合った。

 

 そんな二人の前に「平和の神様」が現れた。

「死ぬのは待ちなさい!もうすぐ事態は変わる。別のことで、あなたたちは必要とされます。」

 神様の言葉が終わるやいなや、ボンドとMIKAの携帯がほぼ同時に鳴った。

「どこにいるんだ。すぐに戻って来い!大変なことが起こった。」

 二人はそれぞれの国に急いで戻った。

 

 地球は、ある異星人から宣戦布告を受けていた。

 異星人が地球を侵略し出し、いくつかの都市に異星人が入り込んできた。

 A国もB国も地球内で小競り合いしている場合ではない。地球が一つになって異星人に立ち向かわなければならない事態となる。

 地球防衛軍が組織される。その責任者にボンドとMIKAが任命された。まさに選ばれた二人に地球の命運が託された。

 

 宇宙飛行船から現れた異星人は、人間よりかなり小さく、頭が大きく幼児体型をしていた。一見、弱弱しい感じ。「一気に異星人を捻りつぶしてやる!」と人間は息巻いた。

 地球防衛軍は、優れた兵器を繰り出して、異星人や宇宙飛行船に反撃を加えた。

 ところが不思議な現象が起こった。地球人の怒りの感情や兵器の威力が、異星人に吸い取られ、まるで鏡に反射するように人間に跳ね返って来た。兵器の破壊力が大きければ大きいほど、カウンターの威力になって返って来た。地球は大きな被害を受け、ますます熱くなって攻撃を増大した。殺傷能力が優れている兵器を使うほど、それだけ多くの人間が死んでいった。地球上から戦闘に加わった男性がどんどん死んでいった。

 ところが不思議なことに、反抗しない女子供に対しては全く危害を加えなかった。

 地球防衛軍が、異星人は相手の力を利用して倍返しするカウンター攻撃を得意とすることに気付いたときには、もう地球上の武器は底をつき、多くの都市が破壊され焼け野原になっていた。地球は完全に劣勢となり、このままでは異星人に侵略されてしまう。

愛し合っていたボンドとMIKAは「このままでは僕らの未来の子孫に地球をバトンタッチできなくなる」と危機感を抱いた。責任者として二人は苦悩する。

 

 そこに再び「平和の神様」が現れた。「この地球をあなた方人間だけに任せるつもりはありません。私に任せなさい。今から全地球規模で攻勢に出ます。」

 平和の神様の号令で、たくさんの天使たちが集まりました。人間以外の生物として、動物、鳥、魚、昆虫、さらに細菌などの微生物、そして魑魅魍魎の妖怪まで含めて全地球規模の攻撃体制が整いました。

それらが一斉に異星人に襲いかかりました。ところが、それらの生物は相手を殺そうという感情は無く、武器を持っていませんでした。ただただ、自分らの生きる権利と生活する場所を確保するために邪魔しないでほしいと主張しているに過ぎません。

異星人は、自分達を殺そうという意思や感情等のマイナスのエネルギーを利用してカウンター攻撃しようとするも、相手にマイナスの思いが無いため混乱しました。異星人は防御の仕方が分からないまま最後は自滅しました。

 

地球は都市という都市がことごとく破壊され、荒廃した地が続きました。

「平和の神様」は、この荒れ果ててしまった地球をもう一度人間の手に託すことにしました。

 ボンドとMIKAに向かって言いました。

「あなた方二人が、これからの地球のアダムとイブになりなさい。あなたたちは地球の命運を託された真に選ばれた人間なのです。」

そして、こう付け加えました。「地球は荒廃してしまいましたが、全ての武器という武器は地上から無くなりましたね。国境も無くなったし、もう殺し合うことはありません。」と平和の神様は片目をつぶりました。

 

ボンドはMIKAに結婚を申し込みました。MIKAは喜んでボンド・ガールになりました。

 

                                    おしまい 

 

 

 

 

小春さん(ロック所属)の、大阪東洋ショー劇場のH31(2019)年4月中における公演模様を、演目「こはつむり~ここがおちつくんです~」を題材に、「小春ファンタジーワールド」という題名で語りたい。

 

 

 

 

今週の出し物は、1,3回目ステージで演目「こはつむり」、2,4回目で「食べごろトマト」。二つのユニークな作品を披露している。

演目「こはつむり」を先の広島で初めて観ました。というか、すみっコぐらしというキャラクターを初めて知りました。なんか興味がひかれ、この演目をレポートしたくなり、すぐに演目名と曲名を確認させて頂きましたね。広島の後、ネットですみっコぐらしを検索しました。

そうそう、すみっこが好きな人っているいる!!! すぐに共感しました。というか、おれ自身がそうだ!!! ストリップ客というのはそもそも根暗のスケベばかりなので全員ぴったり該当します。ストリップ劇場というのは場末の繁華街にあり、真っ暗い場内に入っていくのですから、すみっこ好きの遊びですよね。ストリップ劇場のことを‘すみっこ劇場’と呼びたいほど(笑)。思えば、私のように熱心なストリップ客は必ず遠征します。そのときに泊まる宿泊場所はマン喫やDVD試写室などの安宿を利用しますが、この狭いスペースはまさしくすみっこ宿泊。蜜蜂の巣みたいなカプセルホテルなんかも、すみっこ宿泊の典型ですよね。

そんなことから、すみっコぐらしは他人のことではないと気づきました。最近はストリップに通いながら、ついつい「すみっコぐらしのうた」を口ずさんでいます(笑)。

お陰で、すみっコぐらしの童話がすぐに浮かびました。書き上げてすぐに仲良しの踊り子さんに見せたら、知っている人もいてすぐにイラストを描いてくれました。

 

それにしても、このキャラクターたち、いいですねぇ~。よく思いついたと感心します。

今回の演目「こはつむり」を見て、「あっ! 知っているキャラが登場している」と嬉しくなります。四体のぬいぐるみが最初舞台の右すみっこに置いてます。それを舞台中央に引っ張り出します。白いのは、さむがりの“しろくま”。ベージュ色は、はずかしがりやの“ねこ”。うす黄緑は、自信がない“ぺんぎん?”。水色は、本当は恐竜の生き残りなのだが正体をかくしている“とかげ”。

肝心の小春さんは何かというと、かたつむりの恰好をした“にせつむり”。「じつはからをかぶった なめくじ。 うそついてすみません…。」とサンエックスofficial web site のページに紹介されている。これをもじって、演目のタイトルを小春版にせつむり「こはつむり」にしているわけですが、このネーミング・センスは素晴らしい!!!  そもそも、この“にせつむり”を演じようとした意図を知りたいところ。このキャラのどこに惹かれたのかな。小春さんのように普通に可愛いお嬢さんが、裏家業としてストリッパーをやっていること自体が“にせつむり”なのかなと思えちゃう。コスプレと言えば衣装で変装しますが、踊り子の場合は裸になってストリッパーのコスプレをやってるのかなぁ~と思ったりしています。(笑)

ともあれ、かたつむりだから、葉っぱが出てきたり、雨のシーンが出てきたりするのですね。この演目はよくできていますね。味わえば味わうほど大好きになっていきます。すみっコぐらしであるストリップファンは是非ともこの作品をじっくり味わって、ますます小春さんのことを好きになってほしいなぁと思います。

 

さて、前置きが長くなりましたが、さっそく作品の内容をご紹介します。

演目の正式名称は「こはつむり~ここがおちつくんです~」。

最初に、舞台の向かって右端のすみっこにピンクの着ぐるみが登場。上半身はピンクの半袖でフード付きのベストを羽織る。そして銀色のベルト、ふわふわのピンクスカート、後ろにしっぽのように透明な布を足元まで垂らしている。全身にいろんな色の丸い毛玉が付いている。リボン型もある。水色のポーチを前に付けている。頭には、右側に水色の毛玉二個、左側にピンクのリボン型の毛玉二個で、髪をポニーテールにまとめている。両手と両足の先にピンクの布を付けている。足元は白い靴で、音楽に合わせ踊る。

ピンクのなめくじが大きな水色のかたつむりの殻を見つけ、盆前で太鼓のようにバチで叩いたり、最後にそれを背負う。これでかたつむりの恰好が完成する。

かたつむりには雨が似合うので、大きな緑の葉っぱを傘のように持つ。

一曲目は、テーマソングになってる「すみっコぐらしのうた 〜ここがおちつくんです〜」。なんてかわいい歌なんでしょ!歌詞「寒がりで 気が弱くて 自信がない 人見知りで うそついて 残されちゃった...? 目立ちたくないから 今日も ひっそり暮らしてる」というフレームにおもわず自分をかさねちゃう!?

二曲目は、ROCOの「コミカルライフ」。そして、三曲目もROCOの「スモールタウンショップ」(3rd Album「カラフルファンファーレ」の5曲目に収録)。初めて聞く歌手だ。

四曲目は、インスト曲「Sunflower」。

ここでどんどん脱いでいき、着替える。

先ほどの水色のかたつむりの殻から着替えの衣装が出てくる。刺繍入りの透け透けの白いドレス。いろんな色の玉が付いている。

ベッド曲がSEKAI NO OWARIの「RAIN」。本作品の最後を飾るに相応しい曲である。

最初の歌い出し♪「魔法はいつか解けると僕らは知ってる」を聴いた瞬間、「そうか!僕らは今まで小春さんのファンタジーワールドの中に彷徨っていたんだ」と気づく。そこはなんて気持ちのいい世界なんだろう。このまま小春ワールドに住み込んでしまいたいと思っちゃう。でも僕らは現実の世界に戻らないといけない。しかし、歌は教えてくれる。

虹が架かる空には雨が降ってたんだ

虹はいずれ消えるけど雨は草木を育てていたんだ

虹が架かる空には雨が降ってたんだ

忘れないよ  こんな雨の日に空を見上げてきたこと

虹が架かる空には雨が降ってたんだ

いつか虹が消えてもずっと僕らは空を見上げる

雨が止んだ庭に花が咲いてたんだ

きっともう大丈夫

 淋しくなったら、いつでも小春ワールドに戻ってきたい。そうすれば、また小春ファンタジーワールドに浸れるさ、と思える。

余談だが、私はセカオワ(SEKAI NO OWARI)のファンとしていつも曲を聴いているわけではないが、たまに踊り子さんが演目で使っている選曲を聴くたびに好きになっていく。セカオワの曲の発表スピードは速くないが出す曲を聴くたびにセカオワの魅力に引き込まれるよね。今回の小春さんの演目でセカオワがますます好きになった。しかも、この曲はジブリを離れた米林宏昌監督のアニメ映画『メアリと魔女の花』の主題歌か。こりゃ、ジブリの続きとしてアニメ映画『メアリと魔女の花』も観ないといけないなぁ~と思わせられる。

この作品は、すみっコぐらしというキャラクターをメインにしているが、選曲にも映画作品などが使われ、「音楽の玉手箱」のようになっている。すてきな作品です。

 長くなったので、演目「食べごろトマト」は次のレポートにしますね。

 

 

平成31年4月                         大阪東洋ショーにて

 

 

 

 

                                       H31.4

『すみっコぐらしがやってきた ―うさかめver―』  

~小春さんの演目「こはつむり」を記念して~

 

 

 

 森のストリップ劇場に、すみっコぐらしの面々がやってきました。います!います!おもしろいキャラクターがいっぱい! さむがりの“しろくま”や、自信がない“ぺんぎん?”、食べ残し(?!)の“とんかつ”、はずかしがりやの“ねこ”、正体をかくしている“とかげ”など、ちょっぴりネガティブだけど個性的な“すみっコ”たちがいっぱい。

 

 彼らは場内に入るや、すみっコの方に陣取りました。彼らが入場した瞬間、彼らの持つ独特な雰囲気が場内をおおい、場内はどよんとした暗さになりました。もともとストリップというのは根暗の遊び。しかし、これだけ暗いのも珍しい。彼らは何かを恐れるようにどこかビクビクしていました。ストリップを怖いもの見たさと思っているようです。

 カメさんが「君たち、盆周りの席が空いているから、こっちに来なよー」と気さくに声をかけましたが、誰も耳に入らないようです。声をかけても無駄ですよー。彼らは隅っこの方がおちつくんですから!

 しろくまは隅っこで温かいお茶を飲んで落ち着いていました。

 

 さて、ストリップが開演しました。

 すみっコぐらしの面々は興味深げにステージを眺めています。中には涎を垂らしているものもいます。かなり関心が強いはずなのですが、前の方に来る勇気はないようです。

 看板娘のうさぎちゃんが登場すると、場内にどよめきが起こりました。うさぎちゃんはふだん見慣れないすみっコぐらしの面々に興味を持ち、彼らに投げキッスをしました。

 すると、すみっコぐらしの面々の中から、緑色のペンギンが欲望に負けてふらふらよちよちと前に出てきました。彼は‘ぺんぎん?’と言い、自分がペンギンなのかどうか自信が無く、昔は頭に皿が乗っていたような気がしている。少し頭が足りないのかも。他のメンバーは彼を止めるでもなく、驚いたように眺めているばかり。ぺんぎん?がつまみ出されるものかとハラハラして見ているのかもしれません。

 盆の近くに来たぺんぎん?に、うさぎちゃんは大サービスをしました。ぺんぎん?は目が飛び出るほど、うさぎちゃんのあそこを眺めました。目が充血し、口から泡を吹きそうにしています。

 ぺんぎん?の恍惚とした表情を見ていたすみっコぐらしの面々はおそるおそる、いや我さきと盆の周りに集まりました。

 そして、うさぎちゃんに、やんやの歓声を上げました。

すみっコぐらしの面々はみんな、明るく楽しくなりました。ストリップというのは、暗い性格を明るいスケベに変える魔法の力があるようです。笑

 

翌日から、彼らは‘すみっコぐらし’ではなく‘かぶりぐらし’になりました。

かぶりの周りは全てすみっコぐらしの面々が占領しています。場所取りのために、朝早くから、しろくまの荷物である‘ふろしき’が大活躍。

カメさんたち森のストリップ劇場常連も、いまや‘すみっコ仲間’となって、一緒にストリップを楽しんでいます。

 

                                    おしまい

 

 

 

 

 

 妖精ちぃたん☆がやってくる  

 

 

 森のストリップ劇場に、妖精ちぃたん☆がやってきました。

 ちぃたん☆は人気者になりましたが、まだ経歴が浅いので紹介させていただきます。

 元々は高知県須崎市在住の個人が飼っているコツメカワウソのペットでした。2017年4月に出生。8月には飼い主がTwitterに投稿した動画が「かわいい」とSNSで話題となり、それを受けて2018年1月には須崎市の観光大使に就任しました。

 このペットをモチーフにして、秋葉原観光推進協会がマスコットキャラクター、いわゆる‘ゆるキャラ’を作りました。これがカワウソの妖精ちぃたん☆です。

ちぃたん☆は、‘ゆるキャラ’しんじょう君のデザイナーである端広こうがデザインしました。カワウソの妖精という設定で、年齢は永遠の0歳。頭の帽子はカメちゃんというキャラクターである。2017年12月15日が誕生日。

その後、2018年1月にコツメカワウソのペットが須崎市の観光大使に任命されると、同一の存在として観光大使を名乗るようになる。ただし、市はこれを明確には認めておらず、「自称」観光大使であったとしている。

ゆるキャラとは思えないダイナミックな動きをした動画はTwitterを中心に話題となった。中でも「倒れない棒と遊ぶちぃたん☆」の動画はTwitterトレンド大賞2018にて「Most Retweeted Tweet 個人の部」を受賞した。こうして、妖精ちぃたん☆の名前と人気は瞬く間に広がった。

 ところが、高知県須崎市と秋葉原観光推進協会の間で騒動が起きる。次のような経緯である。先に話したように2018年1月22日、須崎市がペットのちぃたん☆を観光大使に任命したとき、当初大使として任命していたのはカワウソだけだったが、同名のゆるキャラも観光大使を名乗るようになる。市は「須崎のPRにつながるなら」と黙認していたが、ゆるキャラが過激な動画をアップロードすることで須崎市に「危ない」などとクレームが殺到するようになった。 2019年1月17日には市が運営元であるクリーブラッツにゆるキャラの活動停止を求めるが、クリーブラッツ側はこれに応じなかった。これを受け、同月17日には市が、(ゆるキャラではない)ペットのちぃたん☆を観光大使から解任した。 更に、同年2月6日、須崎市は「ゆるキャラであるちぃたん☆の見た目が同市のマスコットキャラクター「しんじょう君」に酷似しており、著作権を侵害している」として、商標登録を申請したクリーブラッツへ活動停止を求めていることを発表した。 これを受け同年2月15日、テレビ東京は同月1日に発表していたテレビアニメ『妖精ちぃたん☆』の放送を見合わせるとリリースした。こうした騒動がますます妖精ちぃたん☆を話題にした。

マスコットキャラクター「しんじょう君」について補足します。須崎市では、同市を流れる新荘川で、ニホンカワウソが最後に目撃されました。2012年8月残念ながらニホンカワウソは絶滅種指定されてしまいましたが、須崎市ではニホンカワウソをモチーフに、マスコットキャラクターの作成を計画し、2013年4月28日に「しんじょう君」を誕生させます。彼は今日もカワウソの友達を探しに旅をしています。そして、この魅力いっぱいの須崎市のPRをしています。ちなみに、この「しんじょう君」は須崎名物鍋焼きラーメンをモチーフにした帽子をかぶっていて、それを他のキャラにも被せたりする。

 

 紹介が長くなりました。さっそく本題のストーリーに入ります。

 ストリップ劇場に入ったちぃたん☆に最初に反応したのはカメさんでした。カワウソの匂いに強く反応したのです。コツメカワウソの生息はインドネシアのジャワを中心に東南アジア全域に広く分布しています。標高2,000メートル以下にある河川や沼地・海岸・マングローブ林・水田などに生息します。カメさんと共通していますね。ただ、コツメカワウソは今では、農地開発や森林伐採による生息地の破壊や水質汚濁およびそれらによる獲物の減少、毛皮用の狩猟などにより生息数は減少している。生息地では保護の対象とされ国際的な商取引は規制されているが、密猟・密輸が横行していると考えられている。

コツメカワウソは甲殻類を主食にしています。ですから顎は強靭で、万一噛まれると大型犬に噛まれたと同じくらい大怪我をします。玩具で遊んでいるのに玩具を取り上げたら大変らしい。本気で攻撃してくる。実際の飼育では十分に気を付けないといけませんが、こと妖精ちぃたん☆は子供が大好きなのでそんなことはしない。

ただ、いったん玩具を与えるととことん遊ぶ習性がある。動画の通りなのだ。玩具が大好きなので、いつも好奇心旺盛な目つきをしている。

ストリップが好きかどうかは分からない。ちぃたん☆は妖精なので男女の区別はないから。しかし、わざわざ森のストリップ劇場に来るくらいだから嫌いなはずはない。面白いものが観れるかもと思っているようだ。

 

 次にカメさんの気を引いたのは、妖精ちぃたん☆のペットである妖精カメちゃん。いつも妖精ちぃたん☆の帽子になっている。カメさんは一目見るなり、この小さいカメちゃんがかわいくてたまらなくなる。同じ種族ですからねぇ~。

 カメさんはちぃたん☆にお願いして、カメちゃんを借りました。そして、自分の頭に帽子として乗せたり、背中に乗せたりしました。カメちゃんはおとなしい性格でカメさんの側でじっとしていました。親カメが子カメを乗せるシーンはほのぼのとしていますね。

 こうして、カメさんは、ちぃたん☆とカメちゃんと一緒に、丸一日うさぎちゃんの応援などストリップ観劇していました。

 終演して、ちぃたん☆とカメちゃんとお別れのとき、カメさんは寂しそうな表情をしていました。

 それを見ていたうさぎちゃんは、カメさんに小カメのぬいぐるみをそっとプレゼントしました。翌日から、小カメがカメさんの背中に乗っていました。とさ

 

                                    おしまい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハローキティがやってくる

 

 

 

ある日、サンリオのピューロランドから、そうそうたるメンバーが森のストリップ劇場にやってきました。

 キティ・ホワイトを先頭に、マイメロディやポムポムプリンなども同行しています。

 森のストリップ劇場では、踊り子さんも常連客もみんなが、サンリオの人気者たちを見つけて「かわいい~♡」を連発しています。

 やはり、人気の中心はキティ・ホワイト。向かって右側の耳の付け根にトレードマークである赤いリボンをつけている。いつも変わらぬ笑顔をふりまいているだけでしたが、カメさんはキティ・ホワイトに並々ならぬ威厳を感じました。というのは、キティ・ホワイトには口が描かれていないのです。余計なことは一切口にしない!ということを強く感じました。これが人気の秘密ではないかなと密かに感じました。

 

 実は、サンリオの仲間たちが森のストリップ劇場に来るのは初めてではありませんでした。

 憶えているでしょうか。サンリオの仲間であるキキララが、以前、森のストリップ劇場にやってきて、宇宙ストリップショーを演じたことがありました。また、そのときに観客の中にサンリオの仲間としてマイメロディたちがいたのです。

 そのときの様子をキキララやマイメロディたちがサンリオのピューロランドに報告していました。サンリオでは、いずれ森のストリップ劇場と提携したいと考えていたのです。

 そうなんです。実は、赤ずきんウサギはサンリオのピューロランドから派遣されたマイメロディの親戚の子でした。なるほど、言われてみれば、赤ずきんウサギはマイメロディにそっくりでした。赤ずきんウサギは、性格がご覧の通り臆病で暗いため教育的な意味を込めて森のストリップ劇場に派遣されたのでした。森のストリップ劇場の看板娘であるうさぎちゃんとも仲良くできるだろうと思われました。ところが教育の目的を果たせそうにありません。むしろ森のストリップ劇場側に迷惑をかけることになっています。

 そのお詫びを兼ねて、キティ・ホワイトとマイメロディは劇場経営者にある提案を申し入れました。

 その提案とは、赤ずきんウサギを戻す代わりに、別のキャラクターを派遣することです。今度の娘は絶対に人気者になることを保証すると断言しました。彼女はサンリオで人気のあるキティの踊り子バージョンだと言うのです。

 森のストリップ劇場にはネコの人気者がいなかったので新しい風を起こしてくれそうです。劇場経営者は快くその提案に賛同しました。

 

 彼女はゴールデンウイークの目玉として、5月1日にデビューすることに決まりました。

 劇場側は、ストリッパー・キティと命名し、大々的に宣伝しました。

 サンリオのピューロランドで既に踊り子としての基礎を修練していたので、すぐにステージに慣れる。このキティちゃんは、もともとのかわいい資質だけでなくセクシーさを兼ね備えていた。いわゆるエロかわいい。これはストリップファンに最も受ける。そのため瞬く間に人気がブレイクしました。

 カメさんは冷静に見ていました。ストリッパー・キティもキティ・ホワイトと同じく口がありません。つまり、余計なことは一切口にしませんでした。ひたすら笑顔をステージでふりまきました。それが人気の秘訣でした。お客はキティに自分の理想の踊り子像を重ねて夢中になっていったのです。

 あっという間に、ストリッパー・キティは人気絶頂になり、森のストリップ劇場の看板娘であるうさぎちゃんの存在を脅かすようになります。結果として、彼女がうさぎちゃんの引退を早めることになります。

 

 

平成30年4月