今回は、ロックの踊り子、翼裕香さんについて、「永遠の美乳アイドル(ストリップ界のちちまる子ちゃん)」と題してレポートします。

 

 

 

  今週は、翼裕香さんと会えるのをすごく楽しみにしていた。

 

 思い起こせば今から5年半前、忘れもしない2009(H21)年7月11日、新宿ニューアートでの巨乳大会で翼裕香さんはデビューし、私はその初日に初顔合わせ。興行としては大入りで世の中おっぱい好きが多いのがよく分かる。裕香さんは並みいる巨乳さんの中でバストは一番小さかったが、小さいと言っても90㎝。このときのレポートがしっかり私のストリップ日記に記録されている。

 私は‘おっぱい星人’ではなく‘おしり星人’なので(笑)、巨乳には興味はなかった。へちまのように垂れさがるおっぱいが異様にも感じた。そんな中で裕香さんのぷりっと張りのあるおっぱいは女神のように美しかった。これは巨乳ではなく美乳だ! 私に、おっぱいの魅力を気付かせてくれた人が裕香さん。だから裕香さんは私にとって‘永遠の美乳アイドル’。

 

 

 

 

平成27年1月                          東洋ショー劇場にて

 

 

【付録】

このレポートで「裕香さんの魅力はこの‘女性らしい丸っこさ’にある。」と表現した。ふと、アニメ『ちびまる子ちゃん』を連想し、裕香さんのことを‘ストリップ界のちちまる子ちゃん’と呼びたくなった。(笑)

ご存知『ちびまる子ちゃん』の主人公は原作者と同じ「さくらももこ」であるが、ちびで丸顔の女の子だからと『ちびまる子ちゃん』と呼ばれるようになったらしい。女の子には丸っこいイメージが合うんだね。

アニメ『ちびまる子ちゃん』は、1974年から1975年の昭和50年代初期を静岡県清水市で少女時代を過ごした、作者さくらももこの投影である小学三年生の「ちびまる子ちゃん」が、家族、友達と繰り広げる日常生活を、笑いあり、涙ありで綴るコメディである。もともと実話がベースだったため、ギャグ漫画として独白風のツッコミが入っているところが本作の特徴のひとつ。

コミックスの中では3000万部以上の発行部数を誇る大人気で「平成のサザエさん」と呼ばれるほどの国民的認知度を得ている。

 

よし、『ちびまる子ちゃん』で童話を作ってやれ!

 

 

 

 

『ちちまる子ちゃん』 

~翼裕香さんに捧げる~

 

 

 ちびまる子ちゃんのクラスが社会科見学でストリップ劇場に行くことになった。なぜ小学三年生がストリップ劇場に行くことになったのかは分からない。また担任の戸川先生がそれを認めていたのかどうかも分からない。その点は突っ込まないでほしい。

 

 まる子の仲良し、たまちゃんととし子ちゃんは、きれいなお姐さんに会うのを楽しみにしていた。とくに、たまちゃんはメガネの奥で好奇心の瞳がきらりと輝いていた。

 クラスの男の子たちは大変。なにがなんだか分からず、大はしゃぎ。はまじはタッタララッタ♪と踊り「ちょっとだけよん」と加藤茶のまねをして、みんなを笑わせていた。仲良しのブー太郎はブー・ブーと言って、はまじに合せていた。

 

 さて、クラスでストリップ観劇。

 その後、出演を終えたお姐さんと座談会。翼裕香さんがお相手をした。

 キザな花輪くんが「お姐さんのステージ、最高でした!」と興奮を抑えられないように言う。藤木くんは唇を青くしながら、じっと興奮を抑えていた。玉ねぎ頭の永沢が目を細めて裕香さんを舐めるように眺める。

 クラス委員の丸尾くんはくるくるメガネをさらにくるくるさせながら「ストリップはズバリ、芸術ですね」と真面目に言う。

 裕香さんは、男の子たちのかわいい反応を喜んだ。

 

 女の子たちの方がもっとストリップに興味津々。

「お姐さんもステージもとてもキレイで憧れます。わたしたちも大人になったら踊り子になれるでしょうか?」と真剣に質問した。「女の子はみんな華をもっているから誰だってステージに立てるわよ」と裕香さんは笑顔で答える。

 裕香さんは、すぐ前にいたちびまる子ちゃんの笑顔がかわいく思い、「どうして、ももこさんはみんなから‘ちびまる子ちゃん’って呼ばれているの?」と尋ねた。「ちびで丸顔の女の子だから、そう呼ばれるようになったの」と答える。

「お姐さんのおっぱいは丸っこいから‘ちちまる子ちゃん’って呼んでいいですか?」とまる子は言う。「‘ちちまる子ちゃん’って凄くいいネーミング。気に入ったわ。」と裕香さんは笑って答える。

 女の子たちの話が盛り上がっているところ、みんなの影に隠れていた野口さんが突然、裕香さんの後ろに現れて質問した。「ギャラはいくらもらえますか?」 答えを聞いた野口の顔にはザザーッと斜線が入った。

 

                                   おしまい