このブログでは摂食障害を抱えている人を摂食さんと書いています。
ブリマレクサ（摂食障害・過食拒食症）カウンセラー
小瀬木かずみ Ajyu（あじゅ）です。
3年前に書いた記事。
未だにこちらを読んでくださる方がいます。
ありがたいな＾＾
3年経っても
私の考えは全く変わっていません。
でも、表現が少し変わったところもあるので
加筆、修正しました。
摂食障害の症状がなくなってから
私は異常なほど、物欲が強くなった。
物欲だけでなく
アルコールもどんどん増えていった。
元々、買い物は嫌いではないし、
買わなくてもいいようなものも
買ったりしたこともあるし
飲みに行くのも好きだった。
このときの物欲や飲酒は
単なる買う、飲むという行為というよりは
何でもいいから買って、入れて満足する。
足りないものを
満たされないものを
買ったものやアルコールで埋めていた。
要は欲しいわけでは無い。
私は
摂食障害から
買い物依存症
そして
アルコール依存症になった。
摂食障害の症状と同じ。
足りないものを何かで埋める。
摂食障害のすり替えで
買い物依存症、
アルコール依存症になった。
食べ物が
洋服やバッグやお酒になっただけ。
食べ物で埋めていたものを
別のもので埋めるようになった。
私が
治したかった
克服したかった
完治させたかった
心の底から治したかった
摂食障害の症状は
克服できたのかもしれない
完治できたのかもしれない
でも、心の中は
寂しくて
満たされず
不安で不安で仕方がなかった。
摂食障害が治っても
生き辛さは全く解消されなかった。
だから
私のカウンセリングや講座は
摂食障害（過食症・拒食症）の完治・克服を
目的とはしていません。
摂食障害は
「自分の生き方をしていない」
というメッセ―ジを伝えてくれているから。
最近はそういう考え方も増えてきていますが
他の摂食障害の専門の方々とは
違う考え方かもしれません。
だって、
クライアント様は治してください！！
ってくるものね。
体の負担もあるので
まず症状を
となるのも分かります。
でも、実際に私は
摂食障害の症状が治っても
生きづらかったし
買い物依存やアルコール依存症
がなくなったのは
症状を止めようとしなくなってからだった。
私のクライアント様も
症状をなくそうとしなくても
楽になっていってから
摂食障害が手放せていったし
これからもそういう人が
どんどん増えていくと思います(*^-^*)
例え、摂食障害の症状が
抑えられたとしてもしたとしても
別の症状で
自分を生きない生きづらさを
教えてくれることになるだけだから。
摂食障害は
「本当の自分を生きていない」
「ありのままの自分で生きていいよ」
というメッセージを伝えてくれている。
それが、
本当に生きたい生き方なんです。
本当の自分に気づくことができれば
自然に手放していける。
自分を生きること以上に
大切なことはありません。
だから、
摂食障害の症状を治すことだけに拘らないで。
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