摂食障害の専門家
~戦わないでダイエット・摂食障害克服する方法~
小瀬木かずみ(あじゅ)です!
私がなぜ摂食障害専門のカウンセラーになったかを
簡単にだけれど書こうかと思う。
私は自分自身が、23年以上も摂食障害の症状を持っていた。
今日は、摂食障害の症状が始まったころの話し。
父親がかなり厳しく、とてつもない亭主関白だった。
息が詰まりそうな毎日。
とにかく一日でも早く家を出て自由になりたかった。
家を出るための仕事を探した。
男性中心の仕事のイメージアップのために
女性を入れようとする試みをしている業種。
とても好待遇だった。
経済的に自立をして一人暮らしを始めて暫くたったころ、
実家から荷物が送られてきた。
開けてみると、中にはたくさんの食材が入っていた。
とても美味しいそうなお菓子や缶詰など、私の好きなものばかりが入っていた。
私は正直、あまりうれしくなかった。
それどころか、なんでこんなものを送ってきたのかと怒りさえ感じたくらいだった。
あまり中身を見ずに蓋を閉めた。
この時は自分自身では全く分かっていなかったけれど、
実は、私はもうすでに摂食障害の症状が出ていた。
ダイエットに成功し、全てが上手くいったかのように思っていた。
新しい生活が始まって、男性の中心で女性が数人しかいない仕事をすることになった。
女性初の仕事ということで、TVや雑誌にも時々取り上げられることもあった。
ある時、
冗談で言われた見た目についての一言
「思ったより足がしっかりしているんだ~」
で、自分という人格が全否定されたように感じ。
今までの努力は何だったのか・・・
努力が足りない・・・
もっと頑張らないと・・・
もっともっと・・・
そこから、ダイエットにより執着していくようになった。
このころ、私は極端に痩せていた。
体重ははっきりとは覚えていないのだが、きっと40キロはないくらいであったかと思う。
通常は50キロないくらいの私にとっては、かなり痩せている時期だった。
座るとお尻の骨が椅子に当たって床ずれのような状態にまでなっていた。
それでも達成感で、全く自分の体の状態が分からなかった。
このように書くと、そこから症状が出ていたような感じがするが、
中学生のころから時々、食べないようにしてみたりとダイエットのようなことをしていて、
思えば、その頃から、摂食障害が始まっていたのかもしれない。
話は戻るが、荷物が送られて、しばらくそのままにしていたが、
ある時、恐ろしいことが起こった。
仕事に疲れ自宅に戻ってふとその食べ物を見たときに、
少しだけ食べてみようかな・・・という気持ちになった。
ほんの少しくらいなら食べてもいいかな。捨てるのももったいないし・・・と。
一口食べてみた。
美味しい!!
あまりの美味しさに、我を忘れて夢中になって食べた。
最初の一口以降は
味わうこともなくひたすら食べる。
片っ端からなくしていく。
全部綺麗にして、なかったことにしてしまいたいような気持ち。
むさぼるように食べた。
そして、ほとんどを食べつくした。
その夜、明日からは絶対に何も食べない
と心に誓った。
ここから拒食と過食を繰り返しが始まった。
時には落ち着くこともあったが、
20年以上摂食障害という症状を持ち続けた。
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