大学という斜陽産業 -191ページ目

GW後のキャンパス

今年のGWの終わりが5月5日なのか、8日なのかはわからないが、勤務先は暦通り講義が行われている。


自分の学生時代と、少なくとも数年前までのキャンパスは、GWを境に若干学生が少なくなったものだ。しかし、ここ数年、学生の講義の出席率はあまり変わらないような感がある。なぜだろうか。少なくとも自分は講義では出席を取らないので、出席点を理由に講義に出てくる必然性はない。


そして先日教授会で報告された学生の単位取得状況によると、単位取得率は年々悪化している。そう、講義に出ているのに単位は取得できていないのである。講義への出席率と単位の取得が絶対的に相関関係があるとは言えないが、結構複雑な気持ちである。もちろん、教える側にだって問題は山積みかもしれないが、・・・(以下、自粛)。


大学のことを本当に考えているの誰だ?

大げさなタイトルを付けましたが、はっきり言って愚痴です。


以前にも書いたが、今、勤務先では新しい学部だか大学院を新設する動きが本格化している。どうして人はトップに立つと、何かを作りたがるのだろう。


それはともかく、少子化が本格化し、おそらくどこの大学でも、「大学改革」等の旗が振られ、いろいろと改革を進めているのだろう。とはいっても、少子化のことはかなり以前からわかっていたのに、なかなかその対策をしていなかったツケがまわったにすぎない感はあるが。


勤務先では、その一環で、やたら「戦略 」という言葉が振りかざされているが、現実に出てきている内容は、小手先の見直しにすぎない。理事レベルではそうは言うものの、官僚組織で硬直化した事務は、やたら前例を踏襲して何もやりたがらないし、仕事が増えることを嫌って、本当に手助けをしてくれない。新しいことをしようとしても予算はつけないくせに、責任はどうするんだ等と難癖はつけてくる。しかし、一応頭脳労働者である我々は(とはいっても実は自分は傍観者だったりすることが多いのだが・・・)何らかの知恵を絞って、それなりの成果を上げると、いいところだけ持って行ったりする。


そんな現状があるにもかかわらず、明日はまたその会議で、おそらく午後はすべてつぶれてしまう。


単年度主義の弊害

この週末は、研究会に出席するために某所に1泊で行ってきた。


この研究会は、科研費による共同研究プロジェクトによるものであり、共同研究者として参加している。このプロジェクトは今年が最終年度なので、研究もラスト・スパートに入ってきている。


関係者にとっては周知のことではあるが、このような複数年にわたる研究プロジェクトであっても、基本的には予算は単年度主義である。したがって、今年度の予算が下りてくるのは6月ぐらいなので、この時期は基本的に研究にかかる経費を立て替えなければならない。


文系の場合、実験用機器を購入することもないので、一度にそんなに大きな支出をすることはあまりないけれども(海外の学会の参加等の旅費かなあ、大きい支出といえば)、やはり不便なことこの上ない。


もちろん、研究経過によっては支給を打ち切る場合もあるので、経過報告書を提出させて、それによって継続の可否を判断する時間が必要なのかもしれないが、もう少しこの単年度による予算はどうにかならないだろうか。


さて、明日から夏休みまではしばらくまとまった休みがないので、ぼちぼちと与えられた課題をこなしていくことにしよう。

万歩計その2~授業編

GWもあけました。人によってはこの金曜日(さらには土曜日)を休みにして、まだまだ連休中の人もいるかもしれませんが、大学は通常モードに戻りました。例年のことではありますが、やや学生の数が減ったような気がします。教室も、いつもより人数が少ない感じです。


さて、先日愕然とした一日の歩数を、今日は大学に行く場合で計ってみました。


万歩計になりました。今日は、講義とゼミがありました。ゼミはほとんど座りっぱなしでしたが、講義では少し歩きました。もともと、今日担当の講義の終わりにその日の内容を確認させる意味での小テスト等を実施しており、いつもその時間は教室内を歩き回っていますので、ちょっと期待していました。ということで、先日の結論の授業編は、以下のようになるでしょうか。


結論:講義は意外と身体に良い


今度は、一日に2コマ講義がある日の歩数を計ってみます。



GWも終わり

GWも終わりである。 結局、この1週間、幸いにも大学へは行かずにすんだ。


でも、これから夏休みまでは、もう通常の休み以外、休みはない。7月に海の日による連休はあることはあるが、今年は月曜日に講義がないので、あまり関係がない。そして、今月の土日はすでにすべてスケジュールが入っている。研究会、学会、研究会、学会・・・。ちょっと、いや、かなりブルーである。


では、このGWの成果は、と聞かれると、結局何もないような気がする。初志としては研究に充てようと思ったけども、これは遅々として進まない。その合間に気分転換に行った書斎の整理整頓も中途半端である。論文の締切も迫っている。気ばかり焦るけど、本当に進まない。やばいなあ。幸い、今月の研究会も学会も、報告、司会等が一切無いので、結局どれかをさぼることになるんだろうなあ。

万歩計

先日、ふと手にしたパンフレットに、一日あたり7千歩以下の場合、相当の運動不足であると書いてあった。そこで、どこかのおまけで貰った万歩計があったので、ここ数日つけてみた。


ちなみに、万歩計とは本来どこかの企業の登録商標で、一般名詞としては歩数計と言わなければならないらしい。


愕然としました。万歩計ではありません。千歩計です。


確かに、デスクワーク派なのでしょうがないですが、これはまずいよなあ。同じ文系でも、フィールドワークとかするタイプならまだしも、本当に机に向かって文献を読んで、PCで論文書いて、っていう生活だと、ほとんど歩かない。講義があればもう少し歩きそうだけど、家にいると本当に歩かないとは思っていたけど。


結論:研究は身体に悪い(笑)



研究会

分野や人によって様々だろうが、週末は、学会や研究会が開催されることが多い。さすがにGW中は開催されないようである。


しかし、年々いろいろなしがらみも生じ、学会や研究会に多数関わらざるを得ず、週末にダブルブッキングは当たり前、トリプルブッキングもざら、なんて言う感じである。


予定がバッティングした場合、当然自分の中で優先順位をつけて参加することになる。とはいえ、そうなると、全く参加しない研究会もでてしまうので、適度に配慮をしつつ、週末の予定を調整することになる。しかも、プライベートな都合だってある。


こんな場合の最適解を導き出すソフトでもないかなあ?


研究と大学教員という位置づけ

GWに入った。講義等がないので、(家族サービス等をのぞき)比較的まとまった時間がとれる貴重な期間である。このGWは、(内容はともかく)研究に大半を充てようと思う。だって、大学教員の仕事の一つに研究があるのだから。


しかし、大学教員にとって研究は非常に重要な仕事だと思うのだが、果たしてそれがどれだけ認知されているのかは、常日頃疑問に感じている。「おまえは、三流どころか五流ですらないのだから、研究者には値しないだろ!」とい突っ込みはきちんと受け止めますが。


実際、大学での位置づけも教育職員であって、研究職員ではない。だから、大学から支払われている給与は、研究への対価ではなく、教育やその他の行政・管理業務等(いわゆる雑務)に対するものだといわれたりもする。


以前の勤務先で、自己点検・評価の際、若手の教員の研究時間の確保をと訴えたら、(その大学の置かれている状況もあるだろうが)研究は、教育等の仕事をきちんとして、残った時間にするものだ、と言われたことがある。


幸いにして今の勤務先ではそこまで言われず、研究もきちんとすべき雰囲気があるので、周りの大半は(その評価はよくわからないが)きちんと研究しているようである。(まあ、実際、研究しなくても教育をきちんとしてくれれば、周りには迷惑がかからないので良いが、そういう人に限って教育もいい加減だったりするので困るのだが。)そして、それをきちんと評価しようという体制になっている。


はてさて、それにどれだけ応えられるかは定かではないが、研究にいそしむこととしよう。そして気分転換にこのブログに書き込むことにしよう。

専門職大学院の行方

今日の日経新聞の夕刊(または日経ネット )で、「会計大学院、計算外の苦戦・新設6校が定員割れ」との記事。


法科大学院の場合、新司法試験の合格率予想から、2年目の今年は昨年ほどの過熱感がなくなり、大学によっては大分苦戦したようですが、会計大学院は初年度から苦戦しているようです。法科大学院は司法試験の受験に必須なのでまだ良いのですが、会計大学院は公認会計士試験の試験の一部免除しかありません。計算外というか、予想通りとも言えそうです。


これからですと、教員養成の大学院の設立を考えているところも多いようで、このような専門職大学院がちょっとしたブーム的な感がありますが、いったい本当に成功するのはどれくらいなのでしょうか。


まだ答を出すには早いと言われるかもしれませんが、おそらく、どこの大学でも、これが失敗したからといって、誰かが責任をとるとは思えません。


勤務先でも何か考えている様子。とはいっても、現場レベルより上の方の理事とかが乗り気なんです。でも、失敗したら現場に責任を押しつけるのが今の経営陣。これらの結果によってあきらめてほしいと思うのが本音といったところです。


新しいことを始めるよりも、今のものを強化しようよ。

GWその2~謎の学年歴

先日、GW というエントリーで書いたけれども、GWが飛び石連休になっている場合、そこを臨時休校にして、1週間ぐらいの連休にしてしまう大学がある。自分の勤務先は暦通りだが、非常勤先がこの方法を採用している。


しかし、このやり方が個人的には何となく腑に落ちない。2日(月)は休みである。そして6日(金)から講義再開。しかし、翌7日(土)は休みではないが、講義は午前中のみで、開講数自体も少ないので、多くの学生にとっては休みも同然。したがって、休みの合間という意味では2日も6日も変わりないように思う。まあ、6日を休みにしてしまうと、29日も休みなので、2週連続休みになるし、講義回数も考えれば、しょうがないのかなとは思う。


そういえば、学生時代のある講義は、GW中に抜き打ちテストをすることで有名だった。GW中に真面目に出てくる学生を評価してあげようという配慮しようということだった。でも、(曜日の関係で毎年ではないが)恒例だったので、抜き打ちでも何でもなくなって、皆が準備万端で臨んでいるので、あまり意味がないのでは、と思ったことが思い出されます。