医学部のない附属校を勧めない理由 | 医学部に最短距離で合格したい受験生へ!医学部合格養成講座

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● 医学部のない附属校を勧めない理由

こんにちは!白水(しらみず)一郎です。

あなたは、中学受験の志望校選びに悩まずにすみます。

この記事を読むだけで、わかりますよ。

前回、医学部を目指す中学受験生向けに、受験をおすすめしない学校についてお話ししました。

こちらの記事になります。

アクセス数があったため、もう少し掘り下げて、ご説明します。

医学部のない附属校に通うデメリットについてです。

私は青山学院、立教、学習院、学習院女子、法政、明大中野、成城学園、成蹊の生徒さんの家庭教師をした経験があります。

大体、彼らは内部進学を希望していました。それなら、問題ありません。

しかし、お子さんが「医学部に進学したい」と思ったときには、事情が変わってきます。

まず、中学から附属校に通う場合、学習内容や進度は、公立校と大きくは変わりません。

もちろん、青学など、英語は独自の教材を使っています。しかし、大学受験に向けてのものではないのです。

高3になっても、数学の範囲をやり続けます。

これが進学校の場合、少なくても高2で数学の範囲は終わります。高3では、数学は演習に当てられます。

文系の学校の場合、高3になった際、理科の授業も弱いです。

私の生徒の中には、医学部合格まで、浪人を2年した者もいます。高校の成績も少し足りず、公募推薦が使えませんでした。

それだけ中高6年間の遅れを取り戻すのに、時間がかかります。

生徒の責任では、ありません。

ある生徒は、小学校から大学附属の学校に通っていました。ただ、医師になりたくなったため、高校受験をしています。

その後、進学校に合格・進学し、最終的には慈恵医大や日本医大をはじめ、複数の医学部に合格しました。

もう一つ、デメリットがあります。

それは、周囲の雰囲気です。

大学附属の最大のメリットは、大学受験からの解放にあります。それが、外部受験生には、足かせになるのです。

皆が大学受験をしない中、自分だけ受験をするのは、精神的にも大きな負担です。

大学受験の中でも、医学部入試は難関に位置します。なおさら、大変です。

皆が部活だ、体育祭だ、文化祭だと言っている中であっても、模試に行かなくてはなりません。

年末年始、皆が旅行の話をしている中、共通テストの勉強をしなければなりません。

同志もいないため、受験の話もできないのです。

一方、進学校に通っていれば、仲間がいます。勉強で疲れても、友達と少し話すだけでも、気が楽になるものです。

いかがでしょうか?

これは、私の経験上の私見になります。

中学受験生を教えていた際、近所だからと言って、青学に興味を持っている生徒がいました。

ただ、将来、医学部にも興味があり、希望する可能性があると言います。その際、今回お話ししたような点を丁寧に説明したのです。

その後、志望校を変更し、進学校に合格しました。

いかがでしたでしょうか?

あなたのお子様も、他の志望校を視野に入れる事もできます。

今回の記事が、少しでも参考になれば幸いです。

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