Buff14:そんなに低いゴールで満足するの? | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

昨日は、僕が10年以上前からずっと大好きで聴き続けてきた、ピアニスト「まらしぃ」さんの生音Liveに行ってきました。

 

まさか帯広に来るなんて思っていなくて、BASEのお母さんに教えてもらって、行ってきました。

 

もー、最高でしたね!

 

 

 

何が最高だったか?っていうと、演奏や世界観、人柄もそうなんですけど、

 

「才能」

 

ですね。

 

 

 

「才能」って、生まれ持った能力の上限値を意味しています。

 

めちゃくちゃがんばったら、生きてる間にどこまで能力を伸ばせるのか?です。

 

 

 

BASEでは、目標(=6ヶ月後のゴール)としているのは、

 

「家庭が子どもの安全基地になっていること」

 

なんですけど、そんな程度で、

 

「安全基地にできたら、もう人生終わっていい」

 

なんてことはないし、

 

「安全基地にできたら、子育て終わり」

 

なんてこともありません。

 

 

 

むしろ、ここからが本番です。

 

BASEのその先に見据えているのが、

 

「子どもの才能が発揮されていること」

 

です。

 

 

 

今日はそんな話をしていきます。

 

その前に、予告動画の第3弾を見ていない方は、まず先にそちらを見てみてくださいね。

 

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さて、今日は才能の話なんですけど、まらしぃさんのような「才能を発揮している人」を見た時に、多くの人が思うことがあります。

 

それが、

 

「私は、まらしぃさんのようにはなれない」

 

っていうこと。

 

 

 

それに伴って同時に思うのが、

 

「私の子どもも、まらしぃさんのようにはなれない」

 

です。

 

 

 

そして、

 

「私も、私の子どもも、才能なんて無い」

 

ってこと。

 

 

 

そう言いたくなる気持ちも分かります。

 

ですが、この考え方は間違っているというか、おかしいんです。

 

 

 

「私は、まらしぃさんのようにはなれない」

 

って思うということは、

 

「私は、まらしぃさんのようになりたい」

 

って思っているということですよね。

 

 

 

それって言い換えれば、無意識のうちに、

 

「私は、まらしぃさんに比べて、劣っている」

 

って思っているようなものです。

 

 

 

たしかに、「まらしぃさんのようなピアノ技術」で言えば、まらしぃさんに比べると劣っているでしょう。

 

でも、僕らが目指していくのは、

 

「自分らしさの極地」

 

であり、

 

「自分の才能を発揮していくこと」

 

です。

 

 

 

決して、まらしぃさんになることがゴールなわけではありません。

 

藤井聡太くんのようにならなくてもいい。

 

羽生結弦くんのようにならなくていい。

 

 

 

誰か別人のようになる必要性なんて1mmもありません。

 

なぜなら、その人が社会で果たす役割は、その人に任せておけばよくて、わざわざ同じポジションの2人目になる必要なんてありません。

 

そんな必要ないし、それになれないからと言って、自分を否定したり、劣等感を感じる必要なんてないんです。

 

 

 

BASEのさらに先に目指しているのは、

 

「子どもが天才性の発揮をし、社会の中で活躍していけるようになること」

 

であり、子どもを別人の誰かに仕立て上げたいわけじゃない。

 

なので、自分も、子どもも、他者と比較することなんて、意味が無いし、ナンセンスなんですよね。

 

 

 

僕らがやっていくことは、

 

「自分が生まれ持っている才能に気付き、それを最大限まで伸ばし、社会の中で活躍していくこと」

 

です。

 

 

 

これが僕が言う「天才性」ってやつです。

 

子どもに天才性を発揮してもらい、それを使って社会の中で活躍してもらうために、バフをかけるんです。

 

 

 

まらしぃさんのように育てるために、子どもにバフをかけるんじゃない。

 

子どもは子ども自身のままで、その生まれ持った天才性を最大限、引き出してもらうために、バフをかけるんです。

 

 

 

そのために、まず親がやりたいことが

 

「自分の天才性に気付き、それを社会の中で発揮していくこと」

 

です。

 

 

 

僕ら親だって人の子なので、天才性を生まれ持っています。

 

ただ、それが何なのかは分からないこともあるし、その片鱗に気付いていることもあります。

 

 

 

なぜ、先に親が天才性を発揮しておきたいのかと言えば、

 

「そうしないと、夢を子どもに託しちゃうから」

 

です。

 

 

 

僕ら親だって、本当は誰も人生を諦めていないと思うんです。

 

でも、自分の夢を叶えることに対して、

 

「自分にはできない」

 

と思っちゃったり、偽物の夢(=他人軸の夢)を自分の夢だと勘違いしちゃって、それを本気で追いかけちゃったりします。

 

 

 

 

例えば、以前、あるお母さんに、

 

「この先、どうなりたいですか?」

 

って聞いたら、

 

「人から認められるようになりたいです」

 

っていう答えが返ってきました。

 

これなんかは典型的な「偽物の夢」です。

 

 

 

あと、子どもに対して、

 

「勉強をして、良い学校に行って、将来、自分の力で食べていけるようになってほしい」

 

みたいに思うのも、偽物の夢です。

 

 

 

他人に変わってもらおうとするものは、全て偽物の夢です。

 

自分は何も変わっていないんだから、ある意味すでに実現しているとも言えるし、

 

他人が変わるかどうかは、その人次第だから永遠に叶わない夢とも言えます。

 

 

 

あと、よくあるのが、

 

「親を喜ばせたい」

 

「親孝行をしたい」

 

っていうのも、偽物の夢です。

 

 

 

親は本来、子どもが生まれた時点で嬉しいし、生きていてくれること自体に喜びを感じるものです。

 

それ以上を望んでいるとしたら、それは子どもに「条件付きの愛情を注いでいる」ってことであり、子どもを愛せなくなります。

 

 

 

だから、わざわざ子どもが親を喜ばせたり、親孝行なんてしなくても、親は元から喜んでるし、嬉しいもんなんです。

 

語弊を多分に含んだ言い方をしますが、子どもが描いた下手な絵や、作りものは、社会的に見たら1円の価値もないですけど、そんなガラクタであっても、親からしたら宝物だし、めちゃくちゃ嬉しいじゃない?

 

いつまでも取っておきたいものなはず。

 

 

 

なんで、そう感じるかと言えば、子どもにはいてくれるだけで嬉しいのに、さらに絵を描いたり、物を作ったりするんです。

 

生きてるだけで100点満点なのに、絵を描いたりしたら、そりゃあもう120点、150点なわけですよ。

 

親って、本来そういう生き物なはずです。

 

 

 

 

 

 

子どもが親のために生きていると、その時に抱く夢のほとんどは、

 

親に喜んでもらうため

 

親に認めてもらうため

 

の偽物の夢です。

 

 

 

承認欲求も、元をたどっていけば、

 

「親に認められなかったから、他人に認められようとする」

 

っていう欲求です。

 

 

 

やから、子どもの天才性を引き出して、子どもの夢を実現してもらうためには、子どもを親のために生かしちゃいけない。

 

子どもには、子どものために生きてもらわないといけない。

 

 

 

僕ら親も、子どもに夢を託しちゃいけないし、子どもに喜ばしてもらおうとか、子どもに安心させてもらおう、って思っちゃいけないんです。

 

子どもを信じる力を高めて、自分で自分のご機嫌を取れるようになっていきたいのね。

 

 

 

親は親の人生を生きる。

 

子どもは子どもの人生を生きる。

 

その上で、親が子どもの人生に協力をする。

 

 

 

そのために、僕はぜひ「コーチング」を受けてもらいたいんです。

 

コーチングっていうのは、

 

「相手の夢の実現をお手伝いするコミュニケーション技法」

 

のことを言います。

 

 

 

親が、子どもの天才性を引き出し、夢の実現のお手伝いができるようになるために、コーチングマインドとコーチングのスキルを身に付けることは大切なことです。

 

BASEでもコーチングを学ぶ機会はあるんですけど、コーチングは学ぶ前に、ぜひ受けてもらいたいのね。

 

コーチングを受けることも、コーチングを学ぶ上では非常に大切です。

 

 

 

むしろ、コーチングをあんまり受けてないのに、コーチングをするってのは、そのコーチングは僕は偽物だと思っています。

 

それって、エステにほとんど行ったことない人がエステティシャンやってるようなもんで、

 

「それでどうやって、良いエステかどうか分かるの?」

 

って話じゃないですか。

 

 

 

親もコーチングを受けて、

 

熱心に話を聴いてもらったり、

 

信頼してもらったり、

 

自己受容できるようになったり、

 

天才性を引き出してもらったり、

 

夢の実現に協力してもらったり・・・

 

そういう体験をいっぱいするから、良いコーチングができるようになる。

 

 

 

つまり、親がコーチングを受けるというのは、

 

1.親自身の人生をより良くするため

 

2.子どもの人生をより良くするため

 

この2つの意味があるということです。

 

 

 

 

 

コーチングについて、もう1つ話します。

 

コーチングを受けるのと受けないのの大きな違いは、

 

「何を目指すのか?」

 

が変わります。

 

 

 

目指すところが変わるということは、視座が上がり、見えている世界が広がります。

 

子育てに悩んでいる人のほとんどは、

 

「問題の不在」

 

を目指します。

 

 

 

問題の不在というのは、「問題が無い状態」のこと。

 

悩みが解消されたり、問題が解決されてる状態のことです。

 

 

 

悩みが解消され、問題が解決されてる状態・・・

 

一見すると良さそうですよね~?

 

 

 

でも、よく考えてみてほしいんです。

 

 

 

問題が起こる ⇒ 問題を解決しようとする

 

問題が起こっていない ⇒ 何もしない

 

っていうことをするので、

 

問題が起こる

問題が起こっていない

問題が起こる

問題が起こっていない

(以下、繰り返し)

 

です。

 

 

 

例えば、子どもが学校に行くのと不登校を繰り返しているような状態。

 

子どもが勉強をしたり、しなかったりするような状態。

 

夫婦間が喧嘩をしたり、しなかったりするような状態。

 

病気になったり、治ったりを繰り返してるような状態。

 

 

 

マイナスの状態と±0の状態を行き来するわけです。

 

マイナスの状態と±0の状態・・・

 

この平均を取れば、

 

「いつもちょっと悪い」

 

っていう状態になります。

 

 

 

じゃあ、これが

 

「いつもちょっと良い」

 

「いつもけっこう良い」

 

になっていくにはどうしたらいいか?っていうと、

 

「そもそも目指しているところが違う」

 

って話で。

 

 

 

「問題の不在」

 

を目指していない。

 

 

 

学校に行っていない子どもに対して、

 

「学校に行って欲しい」

 

なんて思わない。

 

 

 

勉強をしていない子どもに対して、

 

「勉強をしてほしい」

 

なんて思わない。

 

 

 

夫婦喧嘩の絶えない夫婦に対して、

 

「喧嘩をしないでほしい」

 

なんて思わない。

 

 

 

病気になった自分に対して、

 

「病気が治ってほしい」

 

なんて思わない。

 

 

 

ゴールが低すぎるんです。

 

そんな低いゴールで満足したくない。

 

子どもに対しても、自分に対しても、そんな低いゴールしか達成できない、なんて1mmも思わない。

 

 

 

せっかく生まれ持った素晴らしい才能があるのに、そんな程度しか達成できないなんて思わない。

 

才能の無駄遣いだよ。

 

 

 

コーチングでは、「問題の不在」じゃなくて、「理想の未来」を目指します。

 

言うが易しで、

 

「どうなりたいの?」

 

って話なんだけど、

 

「こう問いかければ、理想の未来を描ける」

 

って思ったら、それが間違い(=上手くいかない)であることの方が多い。

 

 

 

自分に対しても、子どもに対しても、どうやったら、「理想の未来」が描けるのか?もひっくるめて、親にぜひともコーチングを受けてもらいたい。

 

しかも、1回や2回じゃなくて、継続的に受け続けてもらいたい。

 

 

 

そのために、BASE10期では、

 

「6ヶ月、コーチング受け放題」

 

っていうコースを用意しています。

 

 

 

とはいえ、コーチングできるようになりたい人ばっかりじゃないでしょうから、コーチング受け放題じゃないコースも用意しています。

 

こっちは、金銭的には参加しやすいです。

 

 

 

色々と書いたんですけど、まずは予告動画を見てみてください。

 

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親のためのコミュニケーション講座

BASE10期 予告第3弾

「BASEに参加する際の2つのコース」

https://youtu.be/zvzpgHlrE8M

 

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Buff2:最低限の人生ではなく最大限の人生を生きる

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イベント情報

◆BASE Live(Youtube Live)

・1月23日(火)20:00~21:00

テーマ「子育てには仲間が必要」

参加URLはこちら

 

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佐伯和也

神戸大学大学院修了

株式会社チームフローでコーチングを学ぶ

ゲーム歴30年以上

 

ゲームを1日10時間以上やっていたにも関わらず、

勉強にも取り組んできました。

 

そんな僕の育てられ方や、

ゲーマー視点を解説したり、

僕が学んできたアドラー心理学や

コーチングの考え方を使って、

「子どもが自分から勉強を始める親のコミュニケーション」

について発信しています。

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