Buff1:子どもにデバフをかけるのをやめて、バフをかける | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

2024年になりましたね~!

 

初日の出を見に行ったら、展望台までの道(林の中)がめちゃくちゃ混んでて、引き返したんよ。

 

そしたら、気球が飛んでるのが見えて、近づいていったら、どうやら僕らも乗れるっぽい!!ってことで乗ってきました。

 

気球のバーナーって超火力なんやけど、燃料どないしてんねやろ?と思ったら、ガスボンベをカゴに積んでて、そこから供給してたのね。

 

 

 

いざ浮かび上がってみると、

 

・高くて怖い

 

・手がかじかんでやばい

 

だったんやけども、それでもめっちゃテンション上がった!!

 

2024年の初日にさっそくずっとやりたかったことができて、幸先の良さを感じていますヽ(*´∀`*)ノ

 

 

 

 

 

 

 

さて、2024年は新企画として、

 

「子どもにデバフをかけるのをやめて、バフをかけよう!」

 

っていうのをやります。

 

バフ企画。

 

 

 

しばらくメルマガ・ブログの記事タイトルの最初に、

 

「Buff」

 

がつきます。

 

 

 

「バフ/デバフ」ってのは何かと言えば、これはゲーム用語で、

 

バフ ⇒ キャラクターの能力を向上させる効果

 

デバフ ⇒ キャラクタの能力を減少させる効果

 

のことを言います。

 

 

 

「子どもにバフをかける」

 

っていうのは、

 

「子どもの能力を高めるような関わりをする」

 

ってこと。

 

 

 

「子どもにデバフをかける」

 

っていうのは、

 

「子どもの能力を下げるような関わり方をする」

 

ってこと。

 

 

 

「遊びの制限」に始まり、

 

・指示したり、命令したりする

 

・怒鳴る

 

・否定する

 

・不機嫌

 

・リアクション薄い

 

・価値観を押し付ける

 

・心配する

 

・自分責めしてる

 

・子どもを責めてる

 

・子どもに厳しい

 

・正しいことを教えない

 

・放置、放任

 

・子どもの話を聴かない

 

・子どもとの関係が良くない

 

・子どもから嫌われている

 

・子どもが話をしてくれない

 

・子ども同士(兄弟姉妹)の関係が悪い

 

・自分の親(子どもから見たら祖父母)との関係が良くない

 

・夫婦関係が良くない

 

・自分を後回し

 

・自己犠牲してる

 

・趣味:子育てになってる(子育てしかやることがない)

 

・人生が楽しくない

 

・問題は起こってないけど、幸せでもない

 

などなど・・・

 

もし、自分がこういう状態であれば、何か1つでも当てはまれば、

 

「子どもにデバフをかけてる」

 

ってことです。

 

 

 

んで、子どもにデバフをかけるような親の関わり方のことを

 

「親の否定的介入」

 

って言います。

 

 

 

デバフをかけてるから、子どもの才能に制限がかかるので、能力も下がる。

 

思考力、感情のコントロール、コミュニケーション力、自己管理能力など、諸々が下がるので、子どもに問題が起こりやすくなる。

 

子どもに問題が起こりやすい状態を「人生がハードモードになっている」って言います。

 

 

 

子どもが生まれ持った才能(=能力の限界値)が低い場合もある。

 

発達障害とか知的障害とか持ってる場合とかね。

 

そういう場合でも、子どもは「人に頼る」ってことができるので、生きていける。

 

 

 

でも、子どもにデバフがかかっていると、子どもの能力は制限され、人に頼ることも難しいから、人生がハードモードになっていく。

 

ハードモードになったツケは親にも回ってくるんだけど、一番辛いのは子ども自身だよね。

 

ハードモードになれば、子どもは今生きることに精一杯になるから、自分を成長させたり、未来のことを考えることができなくなる。

 

 

 

ほんで、そういう場合に限って、親から、

 

「学校に行かなくて心配」

 

「勉強しないからこの先生きていけるのか不安」

 

とか思われてしまう。

 

 

 

子どもは自分の人生に対しても不安があるのに、そこにさらにデバフを重ね掛けされるから、もう何も考えられなくなる。

 

だから、子どもは自分の人生に向き合いたくなくて、ゲームやYoutube三昧になっていくわけね。

 

 

 

人生は楽しいことばっかりなんやから、ゲームやYoutube三昧になっている時点で、それはもう現実逃避していると思って間違いない。

 

そういう場合にも、親にデバフをかけられて、人生に希望を無くして、それで現実逃避をしているのに、

 

「ゲームは悪いものだ」

 

「Youtubeばかり見て心配」

 

とか思われちゃう。

 

 

 

子どもが現実逃避をしているのは、「そもそも、けっこう限界」だからなんよね。

 

そこで、唯一の心のオアシスであるゲームやYoutubeまで取り上げられたり、制限をかけられてしまえば、もう何を頼りに生きていけばいいのか分からなくなるよね。

 

 

 

それこそ「死にたく」なったりするわけよ。

 

これが「親が子どもにデバフをかけている」っていう状態ね。

 

 

 

 

 

 

 

そこで登場するのが、

 

「遊びの解放」

 

っていう考え方です。

 

 

 

「遊びの解放」

 

っていうのは、ここまでの文脈に沿って言えば、

 

「子どもにデバフをかけるのをやめよう」

 

っていうことです。

 

 

 

「遊びの解放」自体の意味は、

 

「親が、子どもの遊びにかけている制限の一切を取り払おう」

 

っていう意味です。

 

 

 

これは、僕のブログやメルマガを読んでくれてる人の中に、一定数勘違いしている人がおるかもしれんねんけど、

「遊びの解放」はあくまでも前提であって、

子育てのスタート

です。

 

 

 

「遊びの解放をすれば、もう子どもは大丈夫」

 

ってわけじゃないんよ。

 

 

 

子どもにかけてきたデバフは、自然消滅するわけじゃないの。

 

「遊びの解放」をしたら、

 

「これ以上のデバフの重ね掛けがされない(=これ以上デバフが増えない)」

 

っていうだけであって、

 

「今までかけてきたデバフが消えるわけではない」

 

のよ。

 

 

 

そういう意味で、「遊びの解放」をするのは前提であって、スタートであり、子育てのゴールじゃない。

 

語弊を怖れずに言えば、子どもの人生を楽しく幸せなものにするためには、

 

「遊びの解放はしていて当たり前」

 

なんよ。

 

 

 

むしろ、

 

「え、遊びを制限してる親って実在してたんだ・・・」

 

くらいの話です(笑)

 

 

 

言い換えれば、

 

「子どもの人生を辛く苦しいハードモードにするためでしか、遊びの制限をする理由が無い」

 

んよね。

 

 

 

マジで、それ以外に子どもの遊びを制限する理由が無い。

 

それくらい「子どもの遊びに制限をかける」っていうのは、子育てにおいてヤバいことをしてるし、遊びの制限をしてるなら、

 

「子育てにたくさんの問題が起こり、行き詰まって当然」

 

くらいのものなの。

 

 

 

あ、親を責める気持ちは1mmも無いからねっ。

 

でも、子育てって、そういう仕組みになってる。

 

 

 

遊びの制限をする ⇒ 子どもにデバフがかかり、人生がハードモードになり、子どもの人生に問題が起こりまくり、子育てがめちゃくちゃ難しくなる

 

遊びの解放をする ⇒ むしろ、当たり前すぎて、特に何も言うことが無い(笑)

 

ってことです。

 

 

 

「遊びの解放」だけをしてる時には、

 

「親の不介入」

 

って言います。

 

 

 

親の関わり方が、マイナスではないけど、プラスにもなっていない。

 

でも、放置とは違うんよ。

 

 

 

放置っていうのは、

 

「子どもが親にヘルプを出しているのに、それすら無視している状態」

 

なので、けっこうヤバいです。

 

世間的には、「ネグレクト」って言われます。

 

 

 

「遊びの解放」をして、さらに放置までしていると、それは、

 

「子どもが低レベルなまま、ボス戦に挑ませるようなもの」

 

です。

 

子どもはあっさりとボスに負けて、心がくじけて、回復するのに時間がかかってしまう。

 

 

 

「遊びの解放」が「親の不介入である」っていうのは、すなわち、

 

「子どもにバフも、デバフもかけていない」

 

ってこと。

 

 

 

子どもが今まで親からデバフをかけられてきたならば、

 

「今までのデバフは増えはしないけど、残り続ける」

 

っていう状態ね。

 

 

 

デバフは、ほっといても消えない。

 

子どもが30代になっても、40代になっても残り続けます。

 

 

 

なんでかっていうと、親の関わり方によって、子どもは今後の人生の生き方を決めるんよね。

 

親の関わられ方から、

 

「へー、人生ってこういう感じなんだ」

 

ってことを学び、今後の人生のプランを決める。

 

 

 

それはだいたい10歳くらいで決めるって言われてるんやけど、特に変更が無ければ、10歳で立てたライフプラン通りに、40代になっても、80代になっても生き続ける。

 

つまり、親の関わり方っていうのは、

 

「子どもの人生の初期設定を決める」

 

んです。

 

 

 

初期設定は、後々で変更が無い限りはずっと適用される。

 

むしろ、最初に立てた人生戦略をどんどん洗練していくから、人生ハードモードな子どもは、時が経つにつれて、ベリーハードになっていく。

 

ハード(hard)

ベリーハード(very hard)

ハーデスト(hardest:hardの最上級)

インフェルノ(inferno:地獄)

 

っていう順番にハードさが増していく。

 

 

 

子どもにデバフをかけ続ければ、このハードさが加速していく。

 

デバフをかけるのをやめても、加速が止まるだけで、時が経つにつれてハードさが増していくことには変わりない。

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ、どないしたらええねん!?」

 

っていうと、

 

「子どもにバフをかけよう」

 

ってことです。

 

 

 

バフとは「子どもの能力値を上げる効果」のことを言います。

 

子どもにバフをかけるような関わり方のことを

 

「親の肯定的介入」

 

って言います。

 

 

 

「遊びの解放」は、子育ての始まりであり、デバフをかけるのをやめたに過ぎない。

 

つまり、子どもの人生がハードモードなままで変わってないし、ハードさは依然として、緩やかにはなってるけれども、増していってる。

 

 

 

なんでかっていうと、

 

「どうやったら、人生が幸せで楽しくなるのかを教えてもらっていないから」

 

です。

 

 

 

あ、ちなみに、「人生ハードモード」の反対は、「人生イージーモード」じゃないよ。

 

いや、ある意味イージーモードではあるんやけど、幸せで楽しい人生にすることを言います。

 

 

 

バフがかかれば、子どもの能力が向上する(本来の限界まで発揮できる)ようになるので、ハードモードの時よりも行動量が上がるし、才能をバンバン発揮していける。

 

才能を発揮するのに、自分が抱えている課題が簡単だと人生がつまらんので、より難しい課題にチャレンジしていくようになる。

 

ある意味、ハードモードとは別の意味で難しい。

 

でも、その挑戦をしていることが楽しいし、幸せなんよね。

 

なので、バフをかけたらイージーモードになる、とは考えていない。

 

 

 

あえて言えば、イージーモードは、

 

「ハードモードに疲れ果てて、希望を失い、行動することをやめてしまった人の至る境地」

 

って感じ。

 

 

 

「失敗が怖くて、挑戦することをやめてしまった」

 

っていう状態。

 

 

 

失敗することは無いから、安心ではあるんやけど、人生はちっとも楽しくないし、幸せでもない。

 

「遊びの解放」で止まってる人の多くは、この状態に陥ってしまう。

 

親もそうだし、子どもも、自分の可能性や天才性を信じ切れていなくて、挑戦をやめてしまっている。

 

無難な人生ではあるけれども、何も得るものが無く、ジリ貧になっていくだけ。

 

安心はするけど、楽しくないし、幸せでもない。

 

 

 

 

 

子どもの人生を楽しく幸せなものにしていくためには、親のコミュニケーションの取り方を

 

「否定的介入」

 

から、

 

「肯定的介入」

 

にしていかないといけない。

 

 

 

親が肯定的介入ができること以外で、親が子どもを幸せにすることはできない。

 

親が肯定的介入をして、子どもにバフをかけられるようになることで、初めて、子どもの人生のハードさが減っていく。

 

 

 

そして、子どもは、

 

・ありのままの自分を認められるようになり

 

・自分の持っている才能に挑戦したくなり

 

・自分の可能性を信じて行動できるようになり

 

・周りの人との関係性も良くなる(もちろん、親や家族との関係も良くなる)

 

・日々の生活の中に、楽しさや幸せを感じられる(ミクロ的な幸せ)

 

・人生全体においても、楽しさや幸せを感じられる(マクロ的な幸せ)

 

・感情的にも安定しているし、感情豊かになる

 

・自分の考えを言語化できるようになる(よく話すようになる)

 

・過去に囚われず、未来について考えるようになる

 

・自分の課題に向き合い、乗り越えるために努力をする

 

・自分も大切にするし、周りの人も大切にする

 

・自分のやることが成功しやすくなる

 

・自分から勉強を始めている(知的好奇心や探究心の発揮)

 

・周りに流されずに、自分の軸を持って行動できるようになる

 

などなど・・・っていうような生き方に変わっていきます。

 

 

 

ほんっとに変わります。

 

親の関わり方が「肯定的介入」に変われば。

 

 

 

自分が子どもの立場で、親の介入の仕方を変えることは、ほぼ不可能です。

 

稀にあるけど、それは親が本当に知らなかっただけ。

 

そんなケースは1%も無いと思っていい(僕は今まで1人しか出会ったことが無い)。

 

 

 

でも、自分が親の立場なら、親の介入の仕方を変えることは、いくらでもできます。

 

僕の今年の目標は、

 

「僕の関わる親に、不介入(=遊びの解放)で留まることなく、

 

肯定的介入(=子どもにバフをかける)まで学んでもらうこと」

 

です。

 

 

 

そして、

 

「子どもが天才性を発揮して、自分の可能性(=夢)を実現できるようになる」

 

ってのを目指していきたい。

 

 

 

次回以降も、新シリーズ「子どもにデバフをかけるのをやめて、バフをかけよう!」をやっていくので、子どもにバフをかけられるようになりたい方は、続きも読んでみてね。

 

「子どもにバフをかけられるようになりたい!」

 

「子どもには天才性を発揮してもらいたい!」

 

「子どもには自分の夢を実現してもらいたい!」

 

「子どもには幸せで楽しい人生を送ってほしい!」

 

「なんなら、親である私だって、自分の夢を実現したり、幸せで楽しい人生を生きたいわ!!」

 

っていう人には、僕は全力で支援していきたいし、惜しみなく僕が知ってることや学んできたことを提供していきたい。

 

 

 

僕は、そういう親や子ども増やしていきたい。

 

そして、親に変わる気や成長する気があるなら、誰だって変われる。

 

色々と向き合わないといけないことは出てくるかもしれんけど、やること自体はとってもシンプルなので、難しくない。

 

 

 

その辺のことも、できる限り詳細に書いていきます。

 

なので、そういう人はぜひ次回以降もメルマガを読んでね(笑)

 

 

 

僕も、全力で行くので(燃

 

それでは、今日はこの辺で!!

 

 

 

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イベント情報

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・1月10日(水)20:00~21:00

テーマ「コミュニケーションを学ぶ」

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・1月23日(火)20:00~21:00

テーマ「子育てには仲間が必要」

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佐伯和也

神戸大学大学院修了

株式会社チームフローでコーチングを学ぶ

ゲーム歴30年以上

 

ゲームを1日10時間以上やっていたにも関わらず、

勉強にも取り組んできました。

 

そんな僕の育てられ方や、

ゲーマー視点を解説したり、

僕が学んできたアドラー心理学や

コーチングの考え方を使って、

「子どもが自分から勉強を始める親のコミュニケーション」

について発信しています。

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