【カンボジア旅行記⑯】の続きになります。

 

タ・ケウからトゥクトゥクで数分走り、タ・プローム へやって来ました☆

 

 

 

「タ・プローム」は1186年にジャヤーヴァルマン7世により創建された、東西約1,000m、南北700mにも及ぶ巨大な寺院。アンコール・トム周辺の遺跡では特に人気が高いようです。

 

 

 

西塔門を抜け、アンコール・パスをスタッフさんに見せて入場。

 

 

 

しばらく密林の中を、ワクワクしながら歩きます。

 

 

 

そして密林の奥から西門が見えてきました!

 

 

 

ここタ・プロームは、クメール王朝滅亡のあと数百年に渡って放置されており、やがて忘れられていた存在でした。19世紀後半になって発見されましたが、その発見された当時の姿がほぼそのまま保存されているそうです。

 

 

 

実はこの日の遺跡の中で最も楽しみにしていたのがこのタ・プローム。注意深く観察しながら歩きます。

 

 

 

ここでもナーガの欄干がありました!

 

 

 

樹木が生い茂る中に建つ塔門。何とも神秘的で素晴らしい光景です。

 

 

 

カンボジアの言葉で「スポアン」と呼ばれる榕樹が、石造りの塀を跨いで立ってます!このあとこんな光景をたくさん観るのですが、やはり喰いついてしまいますよね☆

 

 

 

それにしてもホントに美しい光景です。少し立ち位置を変えたりして、色んな角度からの構図を楽しみました♪

 

 

 

こちらもスポアン(榕樹)が絡み付いています。

 

 

 

こちらは何と塔の屋根の上にスポアンが生えており、その重みで崩れそうになるのを横で支えてます。すごい!

 

 

 

とにかく素敵な光景が続きますが、実はこのタ・プロームは2001年に公開された映画「トゥームレイダー」のロケが行われた場所。映画ではアンジェリーナ・ジョリー扮する主人公・ララ・クロフトが地下にある空間へ落ちるシーンがありましたが、それがこのタ・プロームなんですよね☆

 

 

 

塔門の奥を進みます。他の遺跡と比べると観光客の姿が多かったのは、やはり人気の遺跡だからでしょうか。

 

 

 

首のない石仏がありました。もちろんこれまでの遺跡で何度も見てきてますが、一瞬ドキッとさせられてしまいます。

 

 

 

こちらも屋根からスポアンが伸びる光景。

 

 

 

それにしてもホントに神秘的な世界が広がります。実は以前には遺跡を修復するためにこのスポアンを取り除いてしまおうという意見もあったようですが、逆に遺跡と自然との共存が生み出す世界観に魅了されるという意見も多いようです。少なくとも私も含めて多くの観光客は後者の意見ではないでしょうか。

 

 

 

そしてもちろん、アンコール遺跡としての壁面に描かれたレリーフなども見逃せません。

 

 

 

敷地内はまるで迷路のような雰囲気。

 

 

 

中庭には複雑なデザインの塔が建ちます。

 

 

 

壁面に描かれた美しいレリーフ。自然の背景ともまたマッチしてますよね。

 

 

 

こちらの壁には細かなレリーフが残ってました。象や鳥などの動物の絵が描かれているようです。

 

 

 

1つ1つをじっくりと見ていくのは大変なくらい、至る所に刻まれたレリーフ。ホントに美しく魅了されます。

 

 

 

そしてこちらは、まるで鳥の足のようなスポアン!人気の撮影スポットのようで、お立ち台がありました☆

 

 

 

少しづつ方向感覚が麻痺してきます(苦笑) それだけ迷路みたいな造りになっているんですよね~

 

 

 

立っている人と比較すると、どれぐらいの大きさなのかがわかりやすいでしょうか。

 

 

 

最高に美しいデバター像がありました!

 

 

 

そして何とも驚く光景!こちらはこのタ・プロームの中でも最も有名なスポアンだそうです。これはすごい!

 

 

 

奥まで来てみました。実は映画「トゥームレイダー」ではこのスポアンを背景にしてララ・クロフト(アンジェリーナ・ジョリー)が立つシーンがあります。帰国してから改めてチェックしたのですが、まさにここで撮影されており感激でした!

 

 

 

回廊の奥へ進んで行きます。迷路みたいになっているのがわかりますでしょうか。

 

 

 

こちらは中央祠堂辺りの通路。

 

 

 

そしてこのように既に崩壊してしまっているエリアもあります。それも含めて独特の雰囲気がありますよね。

 

 

 

そして奥には何と血管のように絡まるスポアンが見えます☆

 

 

 

ここも人気の撮影スポット。とにかくすごかったです!

 

 

 

この辺りはしっかりと原型を留めているようです。

 

 

 

こちらは崩壊した石材が放置されているようですね。

 

 

 

いい写真が撮れそうです♪

 

 

 

なんかめちゃめちゃになってました。

 

 

 

こちらの祠堂は一部が崩壊してしまっています。手前の方も何かの拍子に崩れてしまいそうに見えます。

 

 

 

更に奥へと進んで行きます。このタ・プロームは日陰になっているところが多く、散策しやすいのが有難かったです♪

 

 

 

まるで大蛇のようなスポアン!自然の力の凄さを感じます。

 

 

 

この辺りに来ると板で歩道が作られていました。

 

 

 

歩道に沿って更に進んで行きます。

 

 

 

するとまたまた凄い光景に出会いました!スポアンの根が祠堂にぴったりと張り付いているように見えますね☆

 

 

 

近くで見ると、その巨大さがよくわかります。ちなみに樹齢は300-400年にもなるそうです。

 

 

 

こちらは修復工事中。

 

 

 

それにしてもこの遺跡と自然が共存する世界はホントに神秘的。タ・プロームが人気があるのもよくわかります。

 

 

 

こちらも巨大なスポアンが遺跡を押し潰し、べっとりと張り付いているようですね☆

 

 

 

これでタ・プロームの見学は終了。ホントに見どころが多い遺跡で、散策するのが楽しかったです。

 

 

 

こちらは東側にある塔門ですが、上の部分が完全に崩壊してました。

 

 

 

西のゲートから入って東のゲートに出てきたわけですが、事前の打ち合わせ通りドライバーさんがゲートを出たところで待っててくれました。毎回、遺跡の散策を終えてトゥクトゥクのシートに座る瞬間が、すごく心地よくて好きです(笑)

 

 

 

このあとはいよいよこの日に予定していた遺跡巡りもラスト!タ・プロームと同じくクメール王朝滅亡後、数百年に渡って放置されていた遺跡「バンテアイ・クディ」へ向かいます☆

 

 

【カンボジア旅行記⑱】に続きます。

 

 

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