【カンボジア旅行記⑥】の続きになります。

 

カンボジア滞在4日目となる9月10日(火)。朝起きてホテルでバイキングの朝食をいただきますが、まだ体調が優れずに食欲がなく、フランスパン一切れとオムレツをいただいたのみ。それでも前の日と比較するとやや身体が軽くなったかなという印象でした。

 

朝食後に少しだけ朝の散歩へ。この日の午後にプノンペンを離れることになりますが、雨季にも関わらず最後まで天候に恵まれたことはありがたかったです。

 

 

 

滞在4日目ということもあり、ホテル周辺は地図無しで歩けるようになりました。こういうのって密かに楽しいんですよね~

 

 

 

ここにも日本製の信号機がありました。車両用だけではなく、歩行者用まで日本製ですね。

 

 

 

ホテルから7-8分ほど歩いて、「キウイ・マート」というカンボジアのローカル・コンビニにやって来ました。

 

 

 

カンボジアではUSドルとリエルという2つの通貨が流通しているため、価格も両方が表示されていました。大体4,000-4,100リエルが1USドルになるようでした。

 

 

 

缶コーヒーを買ってホテルに帰還。ちょっと甘めでしたが、普通の缶コーヒーでした(笑)

 

 

 

ドルで会計しても1ドル以下のお釣りがリエルで返ってくることが多いので、リエル札がどんどん増えてきます。そのため水や缶コーヒー等の小さな買い物には優先的にリエルを使って会計。ちなみにこれ、結構な金額があるように見えるかもしれませんが、これで600円くらいです(笑)

 

 

 

12時のチェックアウトまで荷物をまとめたりしながら、ホテルでのんびりと過ごします。日本ではほぼありませんが、海外でよくあるチェックアウト12時はホントに助かるんですよね♪

 

 

 

そして予定通り12時にチェックアウト。ホテルに荷物を預けて、プノンペンで最後のランチをいただくために街へ出ます。

 

 

 

セントラル・マーケットの横を通ります。毎日ここを通りましたが、結局ここでは何も買わず、この前の日の朝に屋台で朝食をいただいただけでした。

 

 

 

体調はよくなりつつありましたが、まだアルコールや揚物・炒め物etc...は受け付けない気分。それでもデザート系なら大丈夫と思い、ホテルから徒歩10分ほどのところにある、デザートが美味しいと地元で評判の「クメール・デザート」というお店に来てみたら、お昼時というのもあって大混雑!何もなければ待ってもよかったのですが、このあと13時にはトゥクトゥクのお迎えがホテルに来るため、残念ですがここは断念しました。

 

 

 

iPhone のマップを見ると、すぐ近くに ブラウン・コーヒー があったので向かいました。この旅2度目となりますが、2日前に行ったのとは別の店舗になります。

 

 

 

人気のカフェですが、カンボジアの物価からすると高級店の部類になるからか、お昼時でも待つことなく席を確保することができました。

 

 

 

アイスカフェラテをいただきます。上品な味で甘さ控えめの美味しいカフェラテでした。

 

 

 

ショーケースの中にあったケーキが美味しそうだったのでいただきます。こちらはチョコレートケーキ。

 

 

 

こちらは小豆と生クリームが入った抹茶のロールケーキ。どちらも美味しかったです♪

 

 

 

これでプノンペンの街ともお別れです。国内旅行とは違い、もうこの街へ来る機会もないだろうなということを考えると、感傷的になったりするものですね。

 

 

 

前日お世話になったトゥクトゥクのドライバー・ハムさんが、約束通り13時にホテルに迎えに来てくれました。ハムさんのトゥクトゥクに乗り込み、空港へ向けて出発です。

 

 

 

プノンペンに到着した時は街まで鉄道で移動したため、街から空港までの通りを走るのは初めて。景色を眺めているとホントに名残惜しかったです。

 

 

 

脇道から合流を待つバイクの集団。ちょっと怖いです(笑)

 

 

 

ホテルから約40分で プノンペン国際空港 へ到着。たまたま声を掛けられて会話したのがきっかけでしたが、ハムさんはホントに信用できるドライバーでした。絶対見てないですが(苦笑)、この場を借りてお礼を言いたいと思います。

 

 

 

出発ロビーの方へ来るのは初めて。こぢんまりした空港ですが、すごく綺麗な印象でした。

 

 

 

ここからカンボジア北部にある小さな街・ シェムリアップ を目指します!空港には余裕を持って到着したため、これから乗る便(K6 7111)の搭乗手続きはまだ始まっておらず。

 

 

 

綺麗なレストラン街がありましたので、ここでコーヒーを飲みながら時間を潰します。

 

 

 

30分ほどしてから搭乗手続きを済ませ、出発ゲートへ。

 

 

 

これから向かうシェムリアップは、ご存知「アンコール・ワット」を始めとするアンコール遺跡がある街。カンボジアへ行ってみたいと思ったのは元々アンコール遺跡を観たかったからですが、シェムリアップには日本からの直行便は無し。そのためまずは直行便のあるプノンペンに立ち寄り、そのあとでシェムリアップへ移動しようというのがこの旅の計画の経緯でした。

 

 

 

16時05分発の カンボジア・アンコール航空 の便に乗り込みます。バイバイ、プノンペン!

 

 

 

プノンペンからシェムリアップへの距離は約300kmで、わずか45分のフライトになります。しかもそのうち半分くらいは、トンレ・サップ湖という湖の上を飛ぶんですね~

 

 

(Google Map ⇒ こちら より)

 

 

こちらがそのトンレ・サップ湖でしょうか。この水の色にはホントに驚くばかりです。

 

 

 

そしてよく見ると家らしき建物がたくさんあることに気付きます!こんなところにも人が住んでいるというのは、これまた驚くしかありませんでした!

 

 

 

着陸直前には、東西約8kmにも及ぶ11世紀末の巨大貯水池・西バライ が見えました。もしかしたら空からアンコール・ワットが見えるかもしれないと楽しみにしていたのですが、どうやら私が座っていたのとは反対側だったようです。残念(苦笑)

 

 

 

…ということで、シェムリアップ国際空港 へ到着!ボーディングブリッジはなく、機体から直接地面に降ります。

 

 

 

そしてそのまま歩いて空港ターミナルへ。

 

 

 

建物の中へ入ると、早速アンコール・ワットのミニチュア模型がありました!この翌日にここへ行くことにしてましたので、とにかくワクワクが止まりません♪

 

 

 

空港から、ホテルを予約してあるシェムリアップの中心部までは約8kmの距離。鉄道はもちろん、公共のバスも走ってない街ですので、移動にはタクシー等の車かトゥクトゥクで移動するしかありません。今回もホテルから迎えの車を用意するというメールが事前にありましたが、自力で動くのがポリシーのため(笑)、ロビーの窓口でトゥクトゥクのチケットを購入します。

 

 

 

チケットは9ドル。面倒な価格交渉の必要がなく定額なのはありがたいですが、市中から空港への相場(5ドル)よりも高めの料金ということを後で知ります。それも含めて社会勉強ですね(笑)

 

 

 

ドライバーはラディさんと名乗り、明日から遺跡を回るなら自分をチャーターしてくれないかと出発前に営業を始めます。これは事前情報でわかってましたので、ここで予定全てを決めてしまうのは時期尚早と考え、とりあえず翌日の午後にアンコール・ワットにだけ行きたいので、ホテルからの往復だけお願いすることにしました。

 

 

 

空港を出ると、プノンペンとは全く異なる光景に驚かされます。発展途上国とはいっても首都・プノンペンは都会でしたが、ここシェムリアップは完全な田舎町。中心部近くまで来てのこの光景に、すごいところへ来たなという印象でした☆

 

 

 

走ること約20分で予約していたホテルへ到着。翌日13時にここへ迎えにきてもらうことを約束して、ラディさんと別れました。

 

 

 

チェックインを済ませ、スタッフさんに部屋まで案内してもらいましたが、1泊34ドルの部屋がすごく豪華!都内だとカプセルホテルにしか泊まれない金額でこの部屋です。カンボジアやっぱり最高(笑)

 

 

 

カーテンの向こう側にはプール!もちろんネットで検索して自分で決めたわけですが、到着して3分でこのホテルが大好きになりました!ここへこの日から5泊する予定です。

 

 

 

少しだけホテルでくつろぎ、18時過ぎからさっそくシェムリアップの街へ繰り出します。ホテルの前の風景、いい意味での田舎町感が素敵です♪

 

 

 

ホテルから徒歩1分で、シヴォタ通り というシェムリアップの街を南北に走る大通りに出ます。

 

 

 

シヴォタ通りを渡り、ホテルから徒歩3分で パブ・ストリート へやって来ました!ここはアンコール遺跡を目指して世界中から観光客が集まるシェムリアップで、2004年頃から急激にレストランが立ち並ぶようになったストリート。美味しいレストランや人気のパブがこのエリアに集中しているため、毎晩ここへ来るのが目的ですぐ近くのホテルに決めたのでした♪

 

 

 

そのパブ・ストリートの入口にあるのがこちらの レッド・ピアノ というレストランバー。アンコール遺跡では映画「トゥーム・レイダー」の撮影が行われたわけですが、撮影中に主演のアンジェリーナ・ジョリーが通ったお店として有名なのだとか☆

 

 

 

生ビールは毎日1ドル!これを見て一気にテンションが上がりましたが(笑)、気が付けばこの日の午前中まで苦しんでいた食あたりと思われる体調不良は、すっかりよくなっていたのでした。

 

 

 

この日はもちろんこちらのレッド・ピアノでディナーを楽しみたいと思います。赤を基調とした店内がすごくオシャレで、カンボジアにいることを忘れてしまいそうになります。

 

 

 

まずは1杯1ドルの アンカー・ビール をいただきます!店員さんとのやり取りは英語ですが、右隣りからはフランス語、左隣りからは韓国語が聴こえてくる国際色豊かな雰囲気がまたたまりませんね~

 

 

 

こちらは肉料理が美味しいということで、ビーフシチューをいただきました。肉は柔らかく煮込んでありとても美味しかったですが、その横のマッシュポテトがまた絶品でした!

 

 

 

そしてこちらには、アンジェリーナ・ジョリーをモチーフにしたカクテルがあります。実はこれが楽しみでした♪

 

 

 

その名もズバリ、「トゥーム・レイダー」というカクテル。リキュール系の爽やかな味で美味しかったです。

 

 

 

食事のあともパブ・ストリートを歩いてみました。綺麗なネオンが並ぶ光景は、それを見て歩くだけでも楽しくなります♪

 

 

 

どのお店もドアや壁がないオープンスタイルのため、中の雰囲気を同時に味わうこともできるのがいいですね~

 

 

 

やたらと客引きに声を掛けられますが(苦笑)、それも含めて楽しいパブ・ストリート。この通りの雰囲気もまた大好きになりました☆

 

 

 

パブ・ストリートから北側へ続く通りでは、パフォーマンスをしながら調理を行うお店がありました。特に向かって右端のお兄さんが面白く、調理の合間に何度もおたまを回転させて投げるというパフォーマンスを見せてくれます。

 

 

 

そして高々と炎が上がります!これもパフォーマンスでした☆

 

 

 

ここから南へ歩くと、アイスやフルーツの屋台がたくさん並んでました。ざっと値段を見ましたが、プノンペンよりもだいぶ物価が安いようでした。

 

 

 

こちらはシヴォタ通り沿いにあったナイトマーケット。自分用のTシャツを購入しました。

 

 

 

…これでカンボジア滞在4日目が終了。この日はプノンペンからシェムリアップへの移動日に充ててましたので観光はゼロでしたが、パブ・ストリート周辺の雰囲気がとにかく楽しく、これから5日間滞在するシェムリアップという街への期待が高まったのでした☆

 

この翌日は朝からシェムリアップの街を、のんびりと歩いてみたいと思います。

 

 

【カンボジア旅行記⑧】に続きます。

 

 

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[カンボジア旅行記]

 

2019.09.07 【カンボジアの首都・プノンペンへ。名物「アモック」を楽しむ】

2019.09.08 【朝のワット・プノンと中央郵便局からの、名物・ロックラック】

2019.09.08 【″負の遺産″トゥール・スレン虐殺博物館と絶品のクイティウ】

2019.09.09 【トゥクトゥクで1時間。大量虐殺地・キリング・フィールドへ】

2019.09.09 【プノンペン観光最大の目玉!王宮からシルバーパゴダを歩く】

2019.09.09 【国立博物館で民族舞踊ショー「プラエ・パカア」を観劇し感激】

2019.09.10 【さらばプノンペン!アンコール遺跡の街・シェムリアップへ】 ⇒ この記事

2019.09.11 【アンコール遺跡の街・シェムリアップの中心部を散策する】

2019.09.11 【天空の楽園。世界遺産「アンコール・ワット」へ!-前編-】

2019.09.11 【天空の楽園。世界遺産「アンコール・ワット」へ!-後編-】

2019.09.12 【アンコール・ワットで迎える朝。そしてアンコール・トムへ】

2019.09.12 【四面仏塔が乱立するアンコール・トムの中心「バイヨン」へ】

2019.09.12 【アンコール・トムに建つピラミッド型の寺院「バプーオン」】

2019.09.12 【象のテラスとライ王のテラスから、プリア・パリライへ歩く】

2019.09.12 【廃墟感漂う境内。「聖なる剣」の意味を持つプリア・カンへ】

2019.09.12 【チャウ・サイ・テボーダとトマノンから未完成のタ・ケウへ】

2019.09.12 【巨大な榕樹が絡み付く神秘的な遺跡「タ・プローム」を歩く】

2019.09.12 【バンテアイ・クディからの、シェムリアップ№1のアモック】

2019.09.13 【赤色砂岩が美しい10世紀の遺跡「バンテアイ・スレイ」へ】

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2019.09.15 【アンコール国立博物館を見学し、カンボジアの旅を締め括る】