こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
昨年の秋に、
私は、
こんにゃく稲荷こと
「呼ばれて」参拝し、
こんにゃくの護符を授かりました
護符を服用した夜、
亡き瞑想の師匠が、
師匠は、
瞑想の指導者の姿ではなく、
前世の
「私は本当は
即身仏になど、
なりたくなかったけど、
人生が上手くいかなくて、
他に道がなくて
行に入った」と告げました。
私には、
「修行」とは、
自分が志して行うものだという
意識があったので、
師匠の言葉は
意外でした
ただ、目覚めてから
昔は、
四国を遍路(へんろ)していたのは、
故郷を追われた人達が多かったことを
思い出しました
(師匠は山形県の出羽三山の麓の
出身だったのですが、修行繋がりで
思い出したのです)
四国には、
遍路と呼ばれる
巡礼の慣習があり、
弘法大師空海ゆかりの
霊場八十八ヶ所を
順に巡る修行の旅です
四国遍路は、
当初は、
一般の人が行うものではなく、
一部の修行者が、
海岸部の霊場のみを
巡礼していたそうですが、
一般化したのは、
江戸時代からと
伝えられています
ただ、
そうなると、
巡礼をするのは、
僧侶や修行目的の
旅行者だけでなく、
貧困者も
巡礼をするようになりました
それも、
病気や心身の障害で、
郷里を追われた
追放者が多く、
次第に、
巡礼者の層の中の
追放者の割合が増えていき、
やがて、追放者が
メインの層となっていったのです
その理由は、
四国遍路に
「お接待」の風習があるからです。
<巡礼者にお金や食べ物や
宿泊する場所を提供すると、
空海を迎えるのと同じ
ご利益が得られる>との
言い伝えが広がっていたので
追放者たちが
巡礼者になったのです。
生活保護などの
社会的な保証制度の無い時代は、
郷里から追放された者は、
極貧の
厳しい生活を余儀なくされたので
お接待を頼りに、
遍路をやっていたのです。
病人や
身体が不自由な人は、
特に
お接待が頼りだったのです
しかし、
接待は誰もが平等に
受けられなかったのです
僧侶や健康な巡礼者は
人々に歓迎され、
まともに扱ってもらえましたが、
追放者は
病が伝染することを恐れた
人々によって、
疎まれたのです
江戸時代には、
死者が出た村が
埋葬費用を負担することに
なっていたので、
病気や貧困の巡礼者は
ここでも、
「追放」されてしまうのです
病気や貧困の遍路は、
無視をされたり、
追い返されるだけでなく、
江戸時代には、
四国諸藩で、
70回位の
立ち入り規制があったそうですし
明治時代になっても、
警察が、
「遍路狩り」として、
巡礼者を弾圧することがあったそうです
死んだ巡礼者の
処置を村同志で押し付け合う
こともあり
生活に追われた者が
接待を目的に
巡礼することが無くなったのは、
社会保障制度がある程度充実した
1960年代からのようです
追放された者が、
四国にやって来て、
「怖くて厳しい掟」により、
四国でも追放されてしまうことが、
江戸時代から
昭和まで、
行われていたのですね
参考記事
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神社の参拝法についての記事です。
いわゆる「ニ拝・ニ拍手・一拝」のやり方と「拝」と「礼」の違い
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