こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
昨年の11月に、
私は、
改修された平将門公の
平将門は、
日本三大怨霊とされていますが、
今回の記事は、
されていることと、
その理由についてです
(記事内の写真は、2019年の10月に訪れ、
改修工事の前に撮ったものです)
東京都千代田区の
平将門公を祭神としています。
神田明神は、
かっては
千代田区大手町の
関ヶ原の戦いの後に、
江戸城の
外神田に
移されたのです。
「明神」とは、
「祟りを鎮める」という意味で、
神田明神は、
鎮めているのです。
将門が
「祟り神」となったのは、
朝廷と敵対したからなのですが、
平安時代の関東は、
武士や豪族の抗争が多発する
危険な地域でした。
常陸(茨城県)から下総(千葉県北部)に
本拠を置く将門も、
朝廷に反乱を起こして
関東一帯を制圧し、
「新皇(しんのう)」を名乗りました。
(将門は、桓武天皇の血を引く
桓武平氏の一族だったことから、
新時代の天皇を自称したとされていますが、
その子孫が「日本三大怨霊」の将門なのです)
しかし、
将門の関東政権は
2か月程しか続かず、
藤原秀郷(ふじわらひでさと)と
平貞守(たいらのさだもり)の討伐軍に敗れ
戦死します。
遺体は、
首と胴が切り離されて、
京でさらし首になり、
これが記録に残された
日本初の
さらし首なのだそうです
そして、
生首をさらしたその日から、
怪現象が
続出したそうで、
首はいつまでも
腐らず、
夜な夜な怪しい光を放って
笑い声を響かせ、
ついに、
「わが胴を返せ
首(こうべ)をついで、
今一戦(ひといくさ)せん」と
叫びながら首は、
東の空に向かって飛び立って
いったと伝えられています
浮遊する首は、
関東に落ち、
地元民により、
埋葬されたのですが
その場所が、
大手町の
首塚なのです。
ここは、
場所として、
粗末に扱うと
祟りがあるといして、
恐れられてきました
14世紀初頭に
同地の芝崎村で、
将門の「祟り」と恐れられたようです。
それで、
将門の死より
360年ほど経過した
鎌倉末期の徳治2年(1307年)に、
この地を訪れた真教上人が、
将門の供養をして
板碑を立ててから、
「神田明神」と改称して、
疫病はようやく
治まったそうです。
そして、
これが、
神田明神の起こりなのです。
将門の首塚には、
「徹去しょうとした者を祟る」という
伝承もあります
江戸時代に
神田明神が
移転した後、
酒井家の屋敷内に置かれ、
一般人の
目に触れることは、
ありませんでした。
明治維新後に、
酒井家の屋敷が徹去されて、
大蔵省が建てられた後も、
敷地内に残されていました。
しかし、
関東大震災で、
庁舎が損壊したので、
首塚の地に
仮庁舎を作る話しが
持ちあがりました。
すると、
完成直後から、
官僚関係者や工事業者が
次々に変死したのです
大蔵大臣までも病死し、
死者が10人以上にも
及んだことから、
政府は
仮庁舎を取り壊して、
首塚を再建し、
依頼したのです。
ただ、
この後も、
首塚にまつわる
不穏な出来事は
起こっています
太平洋戦争後に、
日本の占領統治を狙った
GHQは、
首塚を潰して、
駐車場にする計画を
立てたのです。
地元民は反対したのですが、
GHQは、
迷信として、
工事を強行しました。
ところが、
機器が急に
制御不能になって横転し、
運転手1名が
死亡したのです
事故の報告を受けた
総司令官の
マッカーサーは、
工事を白紙に
戻したと伝えられています。
これらの
将門が
明治時代以降に
冷遇されたからとも
考えられるのです
これは、
余り知られていないことなのかも
しれませんが、
江戸時代に
将門は、
明治時代になり、
王政復古の世になると、
天皇家に反逆した「逆賊」の
汚名を着せられ、
祭神から外されてしまうのです
祭神として、
外されていた期間は長く、
何と
明治以降、
昭和59年(1984)までの
ほぼ110年間、
オオムナチノミコトと
スクナヒコノミコトで、
将門公は、
祭神から追い出されて
いたのです
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