こんばんは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
清水寺は、
京都でも有数の観光スポットで
最大の見どころは、
「清水の舞台」です
本堂の前面に供えられた舞台は、
急な崖の斜面に、
せり出すように建てられています。
地上からの高さは、
約13メートルで、
清水の舞台からは、
京都の街並みが一望できます
しかし、
4階建てのビルに相当する高さの
清水の舞台が建てられた背景には、
歴史の闇が隠されているようです
「清水の舞台」は、
平安時代の末に建てられ、
古くから
「雅楽などの日本の伝統芸能
が演じられてきた場所」
とされていますが、
平安時代には、
「死体を放棄する場所」として、
使用されていたという
説もあるのです
平安時代は、
亡くなった後に
火葬されるのは
公家などの
一部のお金のある人のみで、
庶民は、
風葬や土葬でした
風葬は、
遺体を風葬地に、
捨てて、
野ざらし状態にし
風雨にさらして
死体を自然消滅させる埋葬です。
京都には、
鳥辺野(とりべの)
化野(あだしの)
連台野(れんだいや)でした
平安時代は、
雅やかなイメージですが、
当時の平安京は
風葬地にまで
運ばれることのない死体が
路上に普通に
転がっていたそうですし、
さらに
糞尿も多く
死臭と合わせると、
とんでもない悪臭のする
都だったようです。
疫病や飢饉が
ひとたび流行すると、
往来は、
死体の山で埋め尽くされることに
なったそうです。
平安時代末期の
「本朝世紀(ほんちょうせいき)」は、
「死者が多く
路上に死骸が満ちている」と
惨状を伝えており、
鴨長明(かものちょうめい)の
「方丈記(ほうじょうき)」にも、
死臭があちこちで漂って腐乱していく様子は
目もあてられない」との
記述があります。
そんな
平安京に
あふれた死体を
投げ捨てるための施設が、
清水の舞台だったのです。
舞台の棚が、
空中に大きく張り出すように
造られたのも、
死体を谷間に
投げ落としやすく
するためであったとされていますし
(表向きの理由は参拝者が増えたので、
大きく張り出したとなっています)
高い場所に建設されたのも、
死体の腐敗臭が
立ち上ってこないようにするためと
考えられています。
清水寺は、
死体を投げ捨てるのにも、
運ぶのにも
適した場所だったのです
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