こんにちは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
高千穂は、
天孫降臨の地ですよね
天照大神に命じられた
ニニギノミコトが、
初めて降り立った場所と
されています。
神話の面影を残す
高千穂は、
古代から神聖視されていて、
現在も
強力なパワースポットです
そして、
高千穂には、
霧島神宮がありますが
この神宮には、
九柱の神様の九つのお面があり、
「九面」と呼ばれています
九面は、
一般公開はされていませんが、
「工面」につながるということで、
特に商売をする人から
信仰されていました。
九面は、
三百年ほど前に
奉納されたものですが
この辺りでは、
古くから九面を
禍神の侵入を防ぐ魔除けとする
信仰があったそうです。
ただし、
九面は、
悪い心を持つ人には、
容赦のない天罰を与える
怖い神様でもあり
そのような民話も、
残っています。
民話の内容は、
あるおじいさんが
焚火の側で居眠りをしていた侍（さむらい）に
いたずらを仕掛け、
九面を火の回りに立てて
自分は物陰に隠れました。
目をさました侍は、
鬼が睨みつけていると
勘違いし、
財布を落として逃げ出しました
おじいさんは、
あわてて侍を探したものの
見付からず、
そのお金で豊かなお正月を
迎えることが出来ました。
これを聞いた
隣の強欲な老人が、
侍からお金を撒き上げようと、
同じようなことをしたのです。
しかし、
落としていった包みから出て来たのは、
目の見えない人形でした。
怒った老人は
人形をいろりに投げ込んで
燃やしてしまったのですが
燃え尽きたときには、
自分の目が
二度と開かなくなっていた
というものです。
九面は、
人間の内面を見抜く力を持つ神で、
正直者には恩恵を与える反面、
悪い事をする者には、
恐ろしい罰を与えるのです
九面の民話は、
神様に正直に生きていくことの
大切さを物語っていると
感じます
なお
霧島神宮の
九面土鈴のお守りが
九体揃うと、
全ての願いが叶うとされています
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いわゆる「ニ拝・ニ拍手・一拝」のやり方と「拝」と「礼」の違い
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