実家にパラサイトしている間は、
老母の衣料を拝借することが多いのですが、
冬物のねまきといえば、パジャマ、
ではなくて、ネグリジェがありました。
ネグリジェって、非常に「昭和」な響きですが、
令和のZ世代に通用する言葉でしょうか。
Wikipedia にあった19世紀のネグリジェはこんな感じ。
でも、うちにあるのはまさに、こんな感じ。
1957年当時だそうですが。
そもそもネグリジェってなにかということ、Wikipedia では以下のように書いてあります。
ネグリジェ(フランス語: négligé、「だらしない」の意)とは就寝時に着用するワンピース型の寝間着である。
17世紀頃からフランスで使い始められ、17世紀から18世紀には男女問わず着用されていたが、
現在では婦人用寝具として使用されている。
柔らかい素材を使い、ゆったりとした形でフリルやレースなどの装飾が付いた優雅なデザインとなっているものが多い。
日本のホテルの寝間着は男女兼用(ユニセックス)である事が一般的であり、
浴衣・ローブと並んでワンピースの着衣が使われていることが多い。
なるほど~。
私の老母のネグリジェは素材がネルです。
ネルも昭和な感じがしますが、
ネルはフランネルという柔らかく軽い毛織物の略称。
主に「綿(コットン)素材」の生地表面に起毛をかけた生地の事を綿ネルやコットンネルと呼びます。
起毛のせいか、とにかく暖かい!!!
ロングワンピースのようにひざ下まであるせいか、パジャマより数段寝心地がよいという発見。
ところで、気になったついでに パジャマの語源を調べてみたら、
これはびっくり!!!
パジャマの語源はヒンディー語・ウルドゥー語のパージャーマー(paayjaamaa पायजामा)である。
ただし、これは民族服のズボンのみを指す(上衣はクルター kurtaa कुरता)。
その語源はさらに遡り、脚用の衣服を意味するペルシア語のپايجامه(Payjama)から来ている。
えー!!!そうなのー??? なんでー!!!???
インドに駐留していたイギリス人が寝巻として使用したことで、世界中に広まったといわれている
ですって!!!
ウィキペディアには「クルタとパジャーマーを着たインドの女の子」のイラストあり。
ありがとう、ウィキ!(なぜかカタカナ)
復唱いたしますが、
ネルのパジャマ、暖かいです。
着心地、最高です。
だまされたと思って着てみてください^^