• 19 Oct
    • ナチュラルメディシンを極めたい人に

      先日、タレントさんの健康状態をチェックするバラエティ番組で、健康自慢をしていたタレントさんが、実は非常に危険な健康状態であり、間違ったダイエットや運動はヘルシーどころではなく不健康だと、ドクターが説明していました。飽食の時代になり、食料廃棄率が高まるなかで、食べ物の取捨選択がかえって難しくなってきたともいえます。若い女性の4人に1人が「やせている」状態というデータもあるなかで、一見健康的に見える人でも「低栄養」であるケースも少なくありません。「食べているのに低栄養」だったり、食べ過ぎをサプリで解消しようというのは身体に負担をかけるばかり。「野菜ばかり食べる」とか、病気でもないのになにかを制限した食事をするというのはNG。では、どんな食べ物を、どうやって食べるのが効果的か(あるいは危険か)と考えるときに読みたいガイドブックが発売されています。「本当に効く 食とサプリ」最初、健康食品やサプリの紹介かな、と思ったのですが、あにはからんや。日常目にする野菜やフルーツの効能や、話題になっている健康サプリについて、しっかり紹介してくれています。単なる紹介ではなくて、「本当に効くレベル」とか、逆に「ここに注意」という点も役に立つ情報満載。お医者様の監修がありますが、そもそもが栄養医学書のパイオニア出版社である同文書院が出しているので、健康ブームに乗った本とは一線を記したエビデンス重視の内容です。私自身、仕事柄、いろいろな方からいろいろな健康食品やサプリなどをサンプルとして頂戴することが多いのですが、この本には「飲み合わせリスク」を回避する情報もあります。「健康にいいから」と思って飲んだものが、重篤な副作用をもたらすものもあるというから、気を付けなくてはいけません!食と健康に関心がある方は、お手元に置いておくべき1冊。Amazonでは一時的に売り切れになっているほど、話題になっているようです。本当に効く食とサプリ (ナチュラルメディシン)1,188円Amazon

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  • 12 Sep
    • Amazonの著者ページを設定しました。

      Amazonで本を買う人ばかりになっては困る、と、紀伊国屋書店が村上春樹さんの新刊を買い占めたそうです。買った10万部は、紀伊国屋書店のほか、一般書店にも流通するとのこと。いいな、いいな~。羨ましいなあ。まあ、そのくらい、村上春樹さんの本を売れるし、ファンがいるし、面白いっていうことなんでしょうけれど。私も、ずっとずっと、購入をためらっているんですよ。この本。村上さんのところ/新潮社¥1,404Amazon.co.jp1400円程度ですから、買えばいいんですけれどね。なんか、ベストセラーとかを新刊で買うのって「負けた」って気になっちゃって。でもねえ。いいんですよねえ。村上さんのコメントもいいんだけれど、イラストがね。最高。でもって、話は戻りますが、私も、ささやかな「書店で本を買ってください」キャンペーンをしているんだけれど、肝心の本が書店になかったりする(涙)悲しいよ~、とFacebookでグチったところ、「Amazonで著者ページを作るべし」というアドバイスをいただきました。なんだか本末転倒ですが、書店さんもAmazonで検索してるってことでしょうか。うん、そういえば、確かに「農業女子ありますか?」ってある書店さんで聞いたら、Amazon検索してたっけね。ということで、私のページであります。9月28日のシンポジウムのことも入れてみましたよ。http://www.amazon.co.jp/-/e/B0159ODUDK

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  • 16 Apr
    • 「農業女子」でやりたかったこと

      おかげさまで「農業女子」(洋泉社)が発売になりました。この本では、農林水産省が進めている「農業女子プロジェクト」(http://nougyoujoshi.jp/)に参加している農業女子のなかの有志50名ほどの方を取材させていただき、声をまとめました。私が最初にやりたかったことは、実は、農業女子のカタログでした。どこの地域に、どんな人が、どんな作物を作っていて、どう売りたいか、あるいはどう買えるのか。もちろん、いまはネットの時代なので、上記のプロジェクトにもちゃんと参加者のリンクはあります。でも、200人以上のHPを見るのは大変です。印刷物ならお風呂場でも見れるしね。ということで、農業女子の方達に声をかけたのですが、残念ながら出版費用を捻出できるに至りませんでした。そこで「商業出版」ができないかと考えていたところ、洋泉社さんをご紹介くださった方がいて、出版の運びになった次第なのですが、「春までに出しましょう」という嬉しいショートスケジュール。年末年始、農業女子のみなさんたちには、アンケートや電話や取材などでご協力いただきました。洋泉社では「女子のライフスタイル本」という位置づけで「実用書ではない」「文芸のジャンルである」という説明をいただきました。実は、私は雑誌編集をしてきたなかで、得意なのは実用です。「農業女子になるための50のマニュアル」みたいな本なら、なんとなくイメージできるんだけれど、ライフスタイル本というのはなかなか手ごわいな、というのが最初の印象でした。折しも「ハウスワイフ2.0」という本を読んでいて、アメリカではキャリアウーマンが会社を辞めて田舎に行くのが最新トレンドだ、という話がたくさん書いてあったことや、私自身も田舎指向というか憧れがあるなかで、田舎暮らしをしている女性たちの声を聴きたいという気持ちもありました。食関連の本はたくさん読んでいましたが、農業関係を改めて読み直したりもしましたが、男性が書いているものが多数で、自分として、なんとなくフィットしない感じでした。「女性視点」という言葉が、もはやセクハラになるのかどうかはわかりませんが、なんとなく、男性が語る農業とは違う生活があるような気がしていました。そういえば、私が講演などに行くと、農業関係の集まりはほとんどが男性で、女子が少ないことが多かったということも思い出しました。ある地域では、講演のあとの懇親会で、女性たちが宴席の支度をして、最後のほうに末席に座り「私たちは意見を言えないし、言ったところで面倒だから言わない。女性だけで好きにやっていればいいから」と言っていたことなどもありました。もちろん、女性農業士の団体や農協や漁協の女性部など、女性農業者もたくさんいるのだけれど、その人たちがどんなことを考えて、どんな生活をしているのかということは、あまり、一般の人たちには伝わっていないのではないかな、なんてことも考えました。取材をさせていただいてわかったことは、「農業は楽しい」ということでした。もちろん、体力的にも、時間的に、資金的にも、大変なことはたくさんあるけれど、「大変なことは何をやっても同じでしょ」と、みんな口をそろえていうんですね。本にも書きましたが、「グチを言っている暇があったら、前に進む」という生き方なんです。地域のなかでいやがらせがあったり、男性社会で苦労したり、また、鳥獣被害と闘ったりしながら、子育てや家族のめんどうをみているのが女性なんですね。この本のおかげで、前向きな女性たちにたくさん会えて、本当によかったと思います。私は、この本を読んだ人に「こうなってほしい」とか「こう読んでほしい」という考えはなくて、純粋に、好きに、農業女子の人たちのことを知ってもらえたらいいな、と思います。それで、どう感じるかは読者の人たちが決めることでよいと思っています。昨日、ある農業関係のシンポジウムに参加しました。登壇者はすべて男性です。「地域にはロクな人材がいない」「地域には仕事がない」「農業はこだわりやストーリーなんかじゃなくて、きちんと生産管理をすることだ」という話は、農業女子たちの視点とはいささか違うようにも感じました。農業女子たちは「地域には仕事はたくさんある。お金もさほどかからないし、大自然があって、暮らしはかえって豊かである」と言います。女性たちは、もともと、自然と共生して生きる術があるのかもしれません。話が飛びますが、先日、某区の男女共同参画センターで、ある説明会に出席しました。そこで「男女共同参画とは、まだまだ男性ほどチャンスに恵まれない女性たちを支援するためのものだ」という説明を聞いた高齢の女性が思い余ったように立ち上がりました。「私は戦争も体験して、食料もない貧しい暮らしも体験した。男女平等でもなかった。でも、それは決して不幸ではない」いろいろなことを考えさせられます。5月12日は千駄ヶ谷で「農業女子×棄国女子」というイベントに登壇します。http://createmedia.blog67.fc2.com/blog-entry-274.html農業女子 [ 伊藤淳子 ]¥1,620楽天

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  • 08 Mar
    • 「農業女子」4月3日発売です。

      洋泉社より、4月3日に「農業女子」 発売になります。先週末、校了でした。農業を職業に選んだ女性たちの生き方を紹介する一冊です。感動的なストーリーや写真が満載。いい本になったと思います。表紙デザインは来週末くらいに最終決定になる予定です。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

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  • 23 Dec
    • 「健康で、文化的な、最低限の生活」

      柏木ハルコさんの漫画を読みました。生活保護課に配属された新人女子から見た、いろいろな生活困難者の現状。1巻では、まだ、「こんな人もいるよ」「こんなケースもあるよ」というようなバラバラ感があり、また、主人公の女子が新人というステレオタイプな設定もしっくりきすぎてはいますが、それでも、「生活保護」というものについて、正しい知識を得ることができる良書のように思いました。健康で文化的な最低限度の生活(1) [ 柏木ハルコ ]¥596楽天「働きたい」と思っていても、働けない人がいる一方で、働けないはずの人ががんばりすぎていることもあります。また、本人の類まれなる努力で働く場所を見つけているケースもあります。ところで、先日、ネットで知った「佐藤涼」さん。脳性マヒで、手足が動かないため、口で鉛筆を使って絵を描き、キーボードで音楽を演奏し、パソコンで自分で編集をして、DVDを作成して、そして販売しています。佐藤さんを紹介している青森放送のブログ>http://www.atv.jp/blog/blog/2014/05/23/%E4%BD%90%E8%97%A4%E6%B6%BC%E3%81%95%E3%82%93/佐藤さんのFacebook>https://www.facebook.com/people/Ryo-Sato/100005526698218佐藤さんのFacebookに「いいね!」をすると、友達申請がきて「よかったらDVDを買ってくれませんか」というメールがすかさず来ます。最初は、押し付けみたいでちょっとイヤだなと思ったけれど、年末だし、歳末助け合い運動に寄付するよりはと思って、DVDを注文しました。DVDには、佐藤さんが描いた絵とポエムが収録されており、たぶん佐藤さんご自身の朗読。2000円は障がいがある人たちの施設に寄付するお金になるということでした。私は少し多めに振込みをしたら、佐藤さんが(その分)「伊藤さんの顔を描かせてください」と言ってくださったので、ちょっと昔の写真データを送信しました。身体が不自由なのに、すごいなあと思います。ところで、知り合いに、もう10年以上半身不随となっている人がいます。その人は、そうなったばかりのころにリハビリをきちんと行わなかったこともあり、本当ならばもっとよくなっていたかもしれないのに、甘えが悪い結果をもたらすという繰り返しです。もちろん、突然身体が動かなくなって世界がまったく変わってしまうのだから、相当つらいことだと思いますが、それにしても、そんな自分を認めないことには、先に進めないのではないかと、他人事ながら私はそう思ってしまっていました。そこへ佐藤さんのDVDを見たものですから、つい、その人に「まだ、できることがあるはずだ」というようなメールを送ってしまいました。でも、その人は佐藤さんのようなバイタリティもなく、「動けなくて、かわいそうな自分」という世界に浸って、殻から出る気配はありません。その人は佐藤さんとは違って、周囲に助けてくれる人たちがいるのですが、それもよかれ悪しかれといったところでしょうか。健康で、文化的な、最低限の生活。不健康でも、文化的な生活ができる人もいれば、できない人もいるのだなあと思うクリスマスです。

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  • 30 Mar
    • 「俺たちに明日はない」

      「オーバー・ザ・ブルースカイ」という映画を観てきました。ブルーグラスというマイナーな音楽が映画になっている。しかも、予想外のベルギー映画!29日は上演の前に、ブルーグラス★ポリスというブルーグラス・バンドのライブつきです。ブルーグラス★ポリスのLIVEはこんな感じ。https://www.youtube.com/watch?v=h4r9CDp_ZY0オタクの人たちの踊りなんかが入っていて、なんだかカッコイイですね。当日のライブも素敵でした。ソリッドなブルーグラスをがっつり演奏してくれて、私、大満足でした。この日、ポリスのみなさんが演奏してくれた曲のひとつに、Foggy Mountain Breakdown という曲がありましたが、これは、「俺たちに明日はない」(ボニー&クライド)という映画の劇中で使われたことで有名(一部の人には)な曲です。ブルーグラスという音楽を私が初めて知ったのは、高校1年のときで、3年だった先輩が、バンジョーでこの曲を弾いていて、あまりのかっこよさにすっかり魅了されてしまったのがきっかけです。なんと・・・ 43年も前のことです。当時、天才的バンジョー弾きだった彼も、数年前に山岳事故で亡くなってしまいましたが、この曲を聴くと、私はほんのりとした初恋を思い出さずにはいられないのです。「俺たちに明日はない」のなかで、銀行強盗を繰り返すボニーとクライドが逃走するときに、騒々しい感じにこの曲がかかりますが、この曲を聴きたいあまりに何度も映画館に足を運んだものです。そんな何十年も前の曲を、ポリスのような若い人たちが演奏しているのは、なんだか感慨深いものがあります。ブルーグラスって、すごいなあ。ところで、かんじんの「オーバー・ザ・ブルースカイ」は、ちっともブルースカイではなくて(なんでそんなタイトルになったのかわからないのですが)重くて、暗くて、いたたまれない映画でありました。原題は「Broken the Circle Breakdown」ですが、これは「Will the Circle be unbroken」という曲をもじったタイトルで、わかる人にはわかるセンスです。(でも、暗い展開はちょっとなあ) ブログネタ:3回以上観たことある映画 参加中br />俺たちに明日はない [Blu-ray]/ワーナー・ホーム・ビデオ¥2,500Amazon.co.jp映画のなかには、JDクロウ、トニー・ライス、ビル・モンローなど、ブルーグラス・ファンにはおなじみの名前が出てくるのが、クスリと嬉しいところでした。Crowe on the Banjo: The Music Life of J. D. Cro.../University of Illinois Press¥価格不明Amazon.co.jpTony Rice/Rounder / Umgd¥1,946Amazon.co.jpAnthology/Mca Nashville¥2,162Amazon.co.jp

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  • 21 Nov
    • 堀江貴文さんの「ゼロ」

      ホリエモンこと堀江貴文さんとは、彼がライブドアの前身、オンザエッヂを設立したこと、インターネット創世記に、一緒に仕事をしたことがある。すごく頭がよくて、超スーパーゲームキッズ、というのが私の彼に対する印象。その後、ウエスティンホテルでライブドアの設立パーティーに招待していただいたときには、正直、いったい彼が何をやりたいのか、よくわからなくて、なんでこんなにお金と人が集まるのだろうかと思ったものだった。でも、彼がすごいところは、超有名人になっても1人に5000通のメールを読みこなし、そして、ちゃんとそれぞれに返事を書く几帳面さを無くさないところだと思う。いろいろなことがあり、刑務所に入って、彼らしさはさらに磨きがかかったようにも思える。 ブログネタ:最近なんか本読んだ? br /br />刑務所なう。/文藝春秋¥1,050Amazon.co.jp刑務所のなかにいても、与えられた仕事を前向きにこなしていく様子が書かれていて、「え? ホリエモンて、こんなに勤勉な人だったの?」と思わずにはいられない「刑務所なう」毎日、毎食のメニューが羅列されていて、食事がいかに刑務所での楽しみなのかが伝わる一方で、人に会えず、行動も制限され、やりたい仕事とは違う仕事をするなかで、ホリエモンの真髄がじくじくと精製されていったのではないだろうか。「ゼロ」は、1冊のうちの半分が彼の半生記で、どんな子供時代だったのかとか、親子関係がどうだったかとか、ホリエモンのバックグラウンドを知ることができる。三つ子の魂百まで、というけれど、ホリエモンは生まれたときからホリエモンだった。だから、お金持ちになっても、刑務所に入っても、なにをしても、ゆるがない「ホリエモン」がいる。失敗してもマイナスにはならなくて、いつもゼロからの出発。そんな、強いメッセージに、感動する若者たちが多いのもよくわかる。働くことは生きること。なにも見つからない人生よりも、自分から見つける人生を歩めと、ホリエモンは若者たちにエールを送っている。ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく/ダイヤモンド社¥1,470Amazon.co.jp

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  • 30 May
    • 出版プロデュースをしています。

      私が最近手がけている仕事のひとつに、株式会社サマンサネットの書籍プロデュースがあります。サマンサネットは女性だけの整理・お片付け専門会社で、引っ越しやリフォームのときの梱包や開包などのほか、ごみ屋敷や汚部屋と呼ばれるような壮絶な部屋を片付けることもしています。どうしてそんな部屋になってしまうのかとか、そうした「ものを溜めてしまう人たち」というのが特別な人ではないということなど、書籍のなかには書かれているのですが、特に力を入れて紹介されていることは、高齢者の暮らし方について、です。たとえば、高齢になって病院生活をするとか、あるいは老人ホームに入ることになったら、どんな価値があるものであっても持っていくことはできないのです。にもかかわらず、処分できないものを抱え込んでいる人がとても多いし、それはとにかく「ふつう」のことなのだそうです。ちょっと話が飛ぶけれど、80歳でDLをやっているという女性(外国人)が来日するとかしたとかで、インタビューが「日本で何を買いたいですか?」という質問をしたとき、「何もいらないわ。十分年をとった今は、ものを増やすより減らしていくほうが重要よ」みたいなことを答えていました(ちょっと違うかもしれないけれど)「お片付け」本は出版社にとってはキラーコンテンツ。それだけ、片付けられない人が多いということ。そして、時代は、高齢化社会となり、高齢者の住まいのごみ溜め化について、娘(や息子?)がみんな悩むこととなっているといいます。確かに。私も、自分の暮らしぶりはさておいて、親の家のモノの多さにうんざりするし、実家がもっとスッキリすればよいのに、と考えることがあります。バブルのころを知っている高齢者の方たちはみなさん、いいものを持っているから、捨てるに捨てられないということがあるのだとか。サマンサネットの本は、7月に発売予定。まだ、最後の最後の原稿チェック段階ですが、すでに取材などの依頼が入りはじめています。「ベストセラーになるといいなあ」と取らぬ狸?今月はほかにも何冊か書籍プロデュースが進み始めています。「本を出したい」という企業の方のご相談にものっています。素敵な本を、たくさんプロデュースできたらいいなあ、と思う今日このごろです。

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  • 17 Sep
    • 関ジャニ!?

      ブログネタ:関ジャニ∞とKAT-TUN、どっちが好き? 関ジャニが大好き、なのは私ではなく、中学3年の姪。その影響もあって、なんとなく顔がわかるようになってきた私。かつて、「モー娘。の顔がわからん」なんて言っていたどころではなく、最近は、AKBだのモモクロだの、団体がやたら増えて、おまけにジャニーズ系ですから、中高年はもはやついていけません。姪がキャーキャー反応している青年を見ては「これは誰?」と聞くものの、なかなか覚えられません。でも、関ジャニって、ちょっとお笑いっぽかったり、「仕分け人」みたいなバラエティーで特技を発揮したり、見ていて楽しい。所属レコード会社も、テイチクエンタテイメントっていうのが、なんだか「へー!?」という感じであります。しかし、最近のジャニーズ系は結構高齢化していて、姪によると「この人はもう30代なんだよ」とか、「そろそろ40歳近いんだよ」なんていうアイドルが!でも、上手に年をとって、シフトチェンジしている人たちもたくさんいますよね。たとえば、「男子ごはん」の国分太一とか、「アサイチ」のイノッチとか、キャラクターを活かしたいいポジショニングだと思います。50代後半になっても「GO,GO!」なんて言ってる郷ひろみも立派だし、役者としてキャリアを築いている東山紀之もカッコイイ(もう47歳なんですね!)そうそう、そういえば「月曜から夜ふかし」のMCは関ジャニの村上信五。マツコ・デラックスといい味出して対抗してますが、カレももう30歳なんですね!(しかも、メンバーカラーが「ナス」色!?)私、結構楽しんで観てしまいます。そこにいくと、なんとなく「イタイ」感があるのがSMAP。キムタクなんかは完全に「オワコン」(終わったコンテンツ)になりかけてるし、NHKの「梅ちゃん先生」のテーマ曲においては、唄のひどさ(というか、声の質の悪さ)が結構耳触りという人が多い(少なくとも私の周囲では、ですけれど)新曲もテレビでたまたま観たときに、姪と一緒にのけぞってしまったわけですけれど・・・でも、オリコンでは首位ということですから、まだまだがんばってますね。なにはともあれ、次々と若いアイドルを世に出し、彼らの個性や能力をどんどん引き出しているジャニーズ事務所って、すごい。息の長いアイドルたちが育つって、素晴らしいことだと思います。

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  • 19 Aug
    • 「有名人になるということ」と本を作るということ

      勝間和代さんの「有名人になること」を書店で立ち読み読破した。勝間さんは「発言力を持つためには、有名になるしかない」と考え、有名になるためにはベストセラーを出そうと考えた。ベストセラーを出すためには「勝つまでじゃんけん」をし続ければよい、という根性で、出版にチャレンジする。でも、自分の思惑とは違う本が売れて、出版社が頼んだPR会社の力もあり、テレビや雑誌などにどんどん露出していくことになる。なるほど、そういうことですか、というくらい、正直に、かつまーブームを作っていった本人の思惑や感想などが述べられていて、軽く楽しめる本だった。この本で学ぶことといえば、① 勝つまでじゃんけん。(ヒットが出るまで、じゃんけんを続ける)② 有名になる登竜門は書籍である。③ ヒットの影にはPR会社がいる。ということだった。(ほかの人は違うところをあげるかもしれないけれど)私がその昔(書籍を)プロデュースした人は、1冊め(私がプロデュースしたもの)はあまり話題にならなかったけれど、それをきっかけにあちこちに売り込み、とても有名人になった。もうひとりの人は、私が出版企画のアドバイスをしたのち、いろいろな出版社で本を出して、一斉を風靡するくらいのブームメーカーになった。また、私自身の「マイブランドのお取り寄せ」という本のなかで紹介したある田舎の特産物が、その本がきっかけでテレビ局でとりあげられ、これまたブームになり、最後は県の認定特産品にまでなったという大出世物語もある。本(書籍)というのは、有名になる第一歩として有効な手なのだ。「ところで、D社が『本を出してやるから1200万円出せ』って言ってきたんだって」という話を出版プロデューサー関係の知人にしたら、「G舎は600万円て言ってくるそうですよ」ということで、どうもそのへん、ずいぶんと開きがあるけれど、広告やプロモーション費用まで入れるとそのくらいはかかるという営業をしているらしい。私はもうちょっと良心的な出版プロデュースをしているけれど。ところで、昨年からとりかかっている「女性起業家・リーダー名鑑2」ですが、やっと校正が終了しつつあります。が、まだ、写真や原稿が足りない人がいて、催促しまくっているところです。時間がかかってもうしわけありません。でも、すごく面白くなっています。もうちょっとお待ちください。「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)/ディスカヴァー・トゥエンティワン¥1,050Amazon.co.jp

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    • 「生きる悪知恵」と「二塁手論」

      西原理恵子さんの「生きる悪知恵」を読了。「悪知恵」というから、どんなあくどいことかと思えば、しごく真っ当なことばかり書かれていた。最近「しごく真っ当」なことを言う人がいないんじゃないだろうか。仕事や、人間関係や、子育てや、人生や、いろいろなことに悩む人たちの質問に、サイバラさんが応えるメッセージは「生きる力を持て」ということだ。高望みして手が届かないことばかり夢見て嘆いているよりも、今日の生活のために「低いところを狙え」と言ってみたかと思うと、「親が不在時に、異性の家に行かせてはいけない」なんていう、とてもモラリストな面があったり、とにかく子供を作れば子育ては楽しい、というメッセージがあったり。母(あるいは女性)の生命力を感じさせるコメント満載だった。悩みがない人などいないだろうけれど、どう解決するかという助言が欲しい人が増えているのかもしれない。井口資仁さんの「二塁手論」という本は昨日読了したのだけれど、野球に縁も関心もない私には「二塁」という地味なポジションについて知る機会になった。ピッチャーや、ホームランを打つ4番打者にならない生き方に対する決断もすごいことだと思った。ホームランよりも重要なポテンヒットがあるとか、盗塁は一瞬の判断力が必要であるとか、スポーツ選手は頭のキレと判断力が鍛えられているということがよくわかった。昨晩は、井口さんのマネジメントをしている方に、六本木のとても素敵なお店に連れていっていただき、恐ろしく美味しい野菜やお肉、(最後は、フォアグラとトリュフの炊き込みご飯!)を堪能しながら、ビジネスの話で盛り上がり、久々、楽しい時間を過ごした。仕事ができる人とのミーティングは楽しいし、仕事ができる人の考え方や行動は学ぶことがたくさんある。生きることは、決断することだ。生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント (文春新書 868)/文藝春秋¥840Amazon.co.jp二塁手論―現代野球で最も複雑で難しいポジション (幻冬舎新書)/幻冬舎¥756Amazon.co.jp

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  • 14 Jul
    • 「舟を編む」と「リストラ、なう!」で、出版界について考える

      最近、小説を読むことにはまっている妹のダンナに借りて呼んだ「舟を編む」辞書を作る編集者の話で、ホームドラマ的に楽しめた。けれど、ドラマの舞台になっている出版社が「たぶん、あそこであろう」と想像できてしまい、しかも、その出版社界隈にある飲食店だの、店名がちょっとだけ違うだけで、「ああ、あそこね」と、知る人ぞ知るようなパロディ(?)仕立てが気持ち悪い。小説なら小説で、たとえリアルな編集者を取材したからといって、そのモデルになっている人を「パロディ」士立てにしなくてもよいだろうというのが私の感想。面白くはあるのだけれど、なんだか底が浅いんだよなあ。なぜかなあ。と、思っていたら、三浦しをんさんというのは漫画の原作とかも書いているんですね。いや、悪い意味ではなく、ライト感覚、ホームドラマ感覚なところが、すいすいと読めるってことで。ところで、ほぼ同時に読んだ「リストラ、なう!」いまさらだけど、話題になっていたときは、ちょっとバカにした気持ちもあって読みませんでした。ごめんなさい。たまたま今回偶然手にとってみたら、なんだかおもしろそう、と、いまごろ読んだ私。面白かったです。すごく。たとえば「電車男」という本が昔出版されたけれど、それと同様、ブログと読者のコメントでなりたっている本、といえばそうなのだけれど、この本の「たぬきち」さんは元編集者であり、出版社社員(それも、あそこにある、あの出版社!)として、「現場」がリアルに伝わってくるのがよかったし、なにしろ、文章もうまいよなあ。言葉とか、文字とか、漢字の使い方とか、知性が感じられて、「ああ、編集者って、こういう人たちがなるべき職業なんだよなあ」と思わせるところが多々ありました。いま、世間一般的に、出版社は不景気で、「本が売れない」ってことが言われています。でも、私が知っているところでは、「持ち込み企画はお断り。(サラリーマン的)編集者が自分のやりたい企画を(のんべんだらりと)やっている」という出版社が少なくないし、逆に「売れるなら、出しますよ」と詐欺まがいな情報商材屋などのビジネス書とかを出してヒットさせている出版社もないわけではない。そんなことばっかりしていて、いい本ができるわけはないし、出版文化なんてものが守れるわけないじゃん、と思うわけです。何年か前に、ある大手出版社に行ったら、午後7時にだれひとり残業していないのに驚いたものですが、残業しないだけじゃなくて、お酒も飲みに行かなくなったのだとか。もう、世も末ですよ、そんな編集者とか、出版社なんて。これまで何度か、「もう出版はなくなる」と言われたピークがありました。CD-ROMが世のなかに出た1990年代や、インターネットが普及したした90年代なかごろとか?でも、結局、紙はなくならなかったし、本だってなくなってはいない。出版社としてはもちろん売れて、儲かることが大前提にあるとしても、昔は「売れる本をつくる」なんて考えじゃなくて「いい本をつくる」(結果的に売れる)って姿勢だったと思うんですよね。もう、そんなことを言っても、通じる人は50代以上しかいないかもしれないけれど。「舟を編む」と「リストラ、なう!」を続けて読むと、改めて、出版社の仕事とか、編集者の仕事について、深く深く考えるのであります。舟を編む/光文社¥1,575Amazon.co.jpリストラなう!/新潮社¥1,365Amazon.co.jp

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  • 17 May
    • 猛烈に本を読んでいる今日このごろ

      ブログネタ:読みたい本なに? ちょっと前まで、本を読みたくても、ビジネス書ばかり「仕事上」読まなくちゃいけない勉強本ばかりで、それがまあ、人生にはどうでもよい本ばかりで、そんなことではよくない、とずーっと思っていた。おかげさまで、最近はちょっと余裕ができてきたりして、本を乱読しているけれど、ビジネス書よりはマシだけれど、身になる本ばかりというわけじゃないな、と思ったりもしているけれど。いま、読みかけの本は、あの川のほとりで〈上〉/ジョン アーヴィング¥2,415Amazon.co.jp↑表紙がきれいで買ったけれど、なかなか進まない。私の頭が悪いのか、小説がつまらないのか、いまのところよくわからずに読み進めている。ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)/J.D.サリンジャー¥924Amazon.co.jp↑高校生のころに熱読した。これを読んだら、村上春樹版を読もうと思っている。でも、なぜか、熱狂するほど熱中できず、なかなか進まない。舟を編む/三浦 しをん¥1,575Amazon.co.jp↑最初の10ページくらいまでしか読んでいないけれど、すごく面白い。設定が素敵。わくわくする。早く読まねば!NHK連続テレビ小説 カーネーション 上 (NHK連続テレビ小説)/著者不明¥1,365Amazon.co.jpNHK連続テレビ小説 カーネーション 下 (NHK連続テレビ小説)/著者不明¥1,365Amazon.co.jp↑アマゾンからまず下巻が届いて、3週間ほどして上巻が届いた。待っている間に、読む気力がやや低下しているけれど、月末までに読むぞ!ワイル博士のナチュラル・メディスン/アンドルー ワイル¥3,262Amazon.co.jp↑希少本が手に入ったため。キッチン・コンフィデンシャル/アンソニー ボーデイン¥1,680Amazon.co.jp↑NYの一流シェフの食とお料理とアンダーグラウンドな話題満載、らしくて、読むのが楽しみ。名もなき毒/宮部 みゆき¥1,890Amazon.co.jp↑これは誰かが、この本の前に何かを読んだほうがいいとか言われたことがあり、その次に読もうと思っているのだけれど、何を先に読むべきか忘れてしまった。グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)/スコット フィッツジェラルド¥861Amazon.co.jp↑村上春樹さんの本は、初期のものか、レイモンド・カーヴァーの翻訳本が好きだ。でも、この本を手にとって、ぱらぱらと見たとき、あとがきで、村上さんが、「ベスト3をあげるなら、絶対にこの本」と書いてあったので、やはり「これは買わねば」と思って、買いためてある。早く読みたい。グレート・ギャッッツビーは映画はもちろん観たし、確か講談社版を読んだことがある。リストラなう!/綿貫 智人¥1,365Amazon.co.jp↑いまさら、いまごろ読んでいる。書店のことなど知りたかったこともあり。面白い。すごく面白い。たぬきちさんの文才はすごい。さすが天下のあの出版社にいただけのことあり。あとちょっとで読み終えます。その他、まだ溜まっている本もありますが、月末目指して、がんがんと読んでいるところです。

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  • 05 Apr
    • David Bromberg Band ツアー情報

      デイビッド・ブロンバーグの初来日は今から34年前の1978年1月。ジェリー・ジェフ・ウオーカーのバック等でサイドマンとして名を挙げた彼が自身のバンドDavid Bromberg Bandを率いて来日したのだ。ブルーグラス、ケルティック、ブルースからポップス迄彼らの自由自在のアレンジと演奏スタイルに驚いた。その後ブロンバーグは楽器商になり一時演奏活動から遠ざかっていたが1989年サイドマン・セレナーデというソロCDをリリースし演奏活動を再開した。人数は以前ほど多くはないがソロとして自身のバンド デイヴィッド・ブロンバーグ・バンドを従えでツアーもやりだした。そして2007年にTry Me One More Timeという意味ありげなタイトルのCDをリリースして本格的にライブ活動を行う様になった。2011年にはUse Meと言うこれ又サイドメンに復活かと思わせるタイトルのCDをリリース。レヴォン・ヘルム、ジョン・ハイアット、ティム・オブライエン、Dr.ジョン、ロス・ロボス、リンダ・ロンシュタット,ヴィンス・ギルといった昔からの友人達とのコラボレーションのこのCDは選曲も演奏も派手さは無いがツボを押さえた演奏とヴォーカルですばらしい仕上がりになっている。さて今回の来日だが最近一緒に演奏活動をしている3人のミュージシャンが参加する。いずれもデイヴィッドが認めた優れたミュージシャンだ。僕は昨年サンフランシスコで彼らの演奏を見たが素晴らしいものだった。34年ぶりのデイビッド・ブロンバーグ、ご期待下さい!! David Bromberg BandJapan Tour 2012■学割チケットについて■各会場へお問い合わせください。入場時に学生証をご提示ください。前売\3,500/当日\4,000(ドリンク代別)4月13日(金)仙台 RENSA [web site]Opening Act:齊藤ジョニー開場18:00/開演19:00前売¥6,500/当日¥7,500(全指定席)問:サテンドール 022-225-1743RENSA 022-713-0366チケット:2/10発売ローソンチケット(L:25240)、Rensa店頭、サテンドール4月15日(日)札幌 ターミナルプラザことにパトス [web site]Opening Act:クリークス開場16:00/開演17:00前売¥6,500/当日¥7,500(整理番号付、税込、ドリンク代別)問:ガンボウロックス 011-251-6506スマッシュ・イースト 011-261-5569チケット:2/18発売ローソンチケット(L:18778)、チケットぴあ(P:161-457)e+(プレオーダー 2/8~2/12)TOWER RECORDS札幌PIVOT店、ガンボウロックス4月16日(月)名古屋 TOKUZO [web site]Opening Act:ハニー・クッキーズ開場18:00/開演19:00前売¥6,500/当日¥7,500(整理番号付、税込、ドリンク代別)問:TOKUZO 052-733-37094月17日(火)大阪 ジャニス [web site]Opening Act:パイレーツ・カヌー開場18:00/開演19:00前売¥6,500/当日¥7,500(整理番号付、税込、ドリンク代別)問:ジャニス 06-6214-72554月18日(水)福岡 ゲイツセブン [web site]Opening Act:未定開場18:00/開演19:00(Opening Actあり 19:00~)前売¥6,500/当日¥7,500(整理番号付、税込、ドリンク代別)問:ゲイツセブン 092-283-05774月19日(木)渋谷 クラブクアトロ [web site]Opening Act:ギンジン・オールスターズ開場18:00/開演19:00前売¥6,500/当日¥7,500(整理番号付、税込、ドリンク代別)問:クアトロ 03-3477-8750、トムスキャビン 03-5292-5551トムス・キャビンインターネット予約受付中http://www.toms-cabin.com/DavidBromberg2012/(以上、トムス・キャビンHPより転載)

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  • 03 Feb
    • 「文明の子」

      「爆笑問題」の太田光さんが書いた小説「文明の子」を読みました。冒頭、進化した鳥の国の対話から始まる、SFファンタジー作品です。遠い宇宙を馳せる少年の夢や、手塚治虫作品に登場するような科学者の登場に、高校時代大好きだった、フレドリック・ブラウンを思い出し、そして、空飛ぶクジラと少年たちのアドベンチャー(しかもどこかもの悲しい)は、オースン・スコットカードを思い出し、つまり、私は「文明の子」を読みながら、なぜか高校時代のSFファンタジーが大好きだった文学少女時代へとタイムトリップしてしまったというわけです。太田光さんといえば、NHKの「爆笑学問」という番組でも、毎回鋭い質問を投げかけ、研究者や大学教授などと丁々発止とやりあう頭の回転のよさに驚くのですが、そんな「太田光」的な空気がこの本には満ちあふれていて、ともすれば、「爆笑問題」のネタにならないネタのような、あるいは、ネタからオーバーフローしていく好奇心と、世界に対するギモンの数々を投げかけようとしているかのような、そんなちょっと挑戦的な意図も感じる本です。アンソロジー仕立ての小編が壮大なストーリーになるという小説手法は、まさに(私からすると)SFファンタジーの王道的スタイルなわけですが、そのなかで著者太田光は常に、「なぜ? なんで?」と、答えを探しているようにも感じます。「文明の子」を読んでいるとき、私は、ジョン・アービングの「あの川のほとりで」という、分厚い上下2巻の小説の1巻めを読み始めたところでした。こちらの小説は、美しい春の川辺のような装丁だというのに、いきなり川辺で丸太流しをしている樵たちのなかで流されてしまう少年の話から始まります。延々、丸太流しと、死んでいったであろう少年のことや、樵たちの重苦しくも暗い過去や現実が語られていき、読んでも読んでも「死」の影がつきまとっていきます。(しかも、そのあと、主人公の少年が父の愛人をフライパンで殴り殺してしまうところからが本編になっていくのだから、たまりません)なんだか久しぶりに「がっつりした小説を読みたい」と思ったときに、思わず手にしてしまったのがこの本だったというわけです。そこへ行くと、「文明の子」は1日で読破できてしまいました。文章や、会話の様子などは、正直なところ、荒削りなところもありますが、それよりもなによりも、「太田光は何を考えているのだろう」と思いながら読んでいったのです。そういう意味では、小説として、小説そのものについてのめりこんでいく、というのとは違う読み方をしたのかもしれませんし、やはり、「太田光」という人が、何をしても「光る」ということなのかもしれません。「小説は、自分の脳みそをさらけ出す破廉恥行為」と、ある出版社の文芸編集長が言われたことがありますが、(破廉恥かどうかは別として)脳みその中身をついつい類推したような気になる、そんな1冊でありました。文明の子/太田 光¥1,680Amazon.co.jp

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  • 21 Jun
    • 柴田トヨさん

      遅ればせながら、柴田さんの詩集を買った。90歳を過ぎて、日本はこのままじゃいかんと思ったり、一生恋をしなくちゃダメと説いたり、とても頭がよくてチャーミング。私をおばあちゃんと呼ばないで「今日は何曜日?「9+9はいくつ?」そんなバカな質問はしないでほしい「柴田さん、西条八十の詩は好きですか? 小泉内閣をどう思いますか?」こんな質問ならうれしいわ私も、こんな詩集が書ける年を重ねたい。出来ないからって、いじけていてはダメ私だって 96年間 出来なかったことは山ほどある父母への孝行、子供の教育、数々の習いごとでも 努力はしたによ精一杯ねぇ それが大事じゃないかしらさあ 立ち上がって何かをつかむのよ悔いを残さないために96歳の本音。なんて、力強いんだろう。くじけないで 詩集&朗読DVDセット/柴田トヨ¥2,260Amazon.co.jp

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  • 09 Jun
    • 猫とうさぎの粋な和解

      2011年6月8日(水)01時46分 読売新聞サンリオのウサギのキャラクター「キャシー」と、オランダの絵本作家ディック・ブルーナ氏が生んだウサギの「ミッフィー」の著作権を巡る問題で、サンリオは7日、ミッフィーの著作権を管理する同国の企業「メルシス」と和解したと発表した。メルシスは昨年10月、キャシーがミッフィーを模倣し、著作権を侵害しているとして、キャシー関連製品の販売差し止めを求める訴えをアムステルダムの裁判所に起こした。これに対しサンリオは、同裁判所にミッフィーの商標権取り消しを訴えていた。両社は東日本大震災を受け、「訴訟にかかる費用を、日本の復興のために寄付すべきだという結論に至った」として、訴えを取り下げた上、共同で15万ユーロ(約1750万円)を被災地に寄付するという。ということです。よかった、よかった。そんな平和な話題もある一方、うちのオフィスには朝から警察官が・・・おなじみの警察官さんから電話があり、「イトウさん、いま、どこにいますかー?」キ●●●の大家さんが「自分の家に勝手に住み込んでいる人がいる」と110番したそうです。これについては警察官の方も事情がわかっているし、大家さんの頭がおかしくなっているということも衆知の事実なので、もうどうしようもない、という感じです。家賃はちゃんと払っている(受け取っている)ので、「出ていけ」というからには正当な理由がなければ出ていくことはない、という体制で無視することにしています。地域包括センターのケアマネさんに報告すると「それでいいです。無視してください」とこのと。徹底的に困らせないと言うことを聞かない、というのが理由です。いままでいろいろお世話になってきただけに、キ●●●になったからといって冷たくあしらうのは気持ちが萎えますが、しかたがないことなのでしょう。本当にお気の毒と思いますが、「気の毒と思ってはいけない」とアドバイスをいただくことしきりです。90歳すぎて、周囲のことなど考えが及ばなくなるのはいたしかたないとして、なんとももはや・・・

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  • 04 Jun
    • 「思春期っ子はみんなバカ!!」

      思春期っ子はみんなバカ!!/新川 てるえ¥1,100Amazon.co.jpNPOWink代表の新川てるえさんと、イラストレーター&マンガ家のしばざきとしえさんの共著・新刊が、ぶんか社から出版。思春期ガールのいる家庭のどたばた実話マンガ+対処法のコラムあり、という構成。私は残念ながら子育て経験はないのですが、家族のコミュニケーションて、案外こういうドタバタのなかから「絆」になっていくのかもなーと思ったりもしました。実は、今日は隣りの問題母娘宅へ行ってきたところなのです。母娘といっても、両方ともおばあさん(90代と70代) しかも、娘のほうが母よりも認知が進んでいるらしいという状況のなかで、赤の他人である私がいろいろと巻き込まれていて、それこそ、このドタバタを小説にでもしてやろうと心の中で思っているのですが、そこはやはり、赤の他人。いっこうに、コミュニケーションの距離というものが縮みません。いや、赤の他人だからじゃなくて、相手が●●●●だからだな。という話をある人にしたところ、後期高齢者とか介護保険とか福祉系の法律ができたせいで、「昔ならとっくに病院に入っているような、ちょっとおかしい老人がみんな野放しになっている」って言うんですよね。昔のことはさておいて(法律のこともさておいて) 隣家の老母娘はあきらかにふたり揃って施設入りすべき「おかしい」状態なのに、「本人か家族」が申し出なければ手も足も出せない(出さない)行政ってどうよ、って思ったりもしているところです。その点、多少おかしくても、思春期は●●●●ではなくて、「バカ」程度ですし、自然矯正されるのであれば、なんの心配もいりません。でも、ただのバカだと思っていたら、将来●●●●になってしまうかもしれず、やはり、親や家庭の教育だけではなく、環境や地域や社会というのは、人間にとっては重要なファクターだと思う次第です。

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  • 31 Mar
    • 「たなぼた主義」「営業のビタミン」

      偶然、アマゾンで販売しているのを知り、びっくり。ひつじ書房さん、ありがとうございます。小さなビジネスを始めたいという人たちに勇気をあげたいと思って書いた本でした。インターネットがまだ普及しかけたばかりのころに書かれたものですが、いま読んでも、ちっとも古くない、「生き方のこつ」みたいな本です。当初、シリーズ化の計画があり、第2弾は、あの、超有名な「世界でナンバー2のセールスウーマン」和田裕美さんの出世作です。同じタイトルで、違う出版社から出ていますが、内容は少し違うようです。私はこの本が一番和田さんらしいように感じて、好きです。たなぼた主義―自分のほしいものを作る、自分の夢をかなえる (W‐SOHO BOOKS)/伊藤 淳子¥630Amazon.co.jp営業のビタミン―仕事やお客さんがどんどんやってくる (W-SOHOブックス (第2巻))/和田 裕美¥630Amazon.co.jp

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  • 09 Oct
    • 女性起業家の本

      おかげさまで、「女性起業家・リーダー名鑑」は参加してくださったみなさまに喜んでいただき、第2弾も出版することにしました。前回、いろいろ思いもよらぬことがあり、反省すべきところもたくさんありましたが、だからこそ、だんだんいいものができていくように、がんばろうと思っています。という、自分たちの本のことはさておいて、私が知る限りでは、いま、2箇所で、女性起業家の本を制作しています。ひとつは、私たちが出したような形態で、モノクロ。2ページで、参加費6万円。スタジオで写真撮影をしてくれて、本を何冊かもらえます。(冊数忘れた)もうひとつは、参加費25万円。こちらは、1冊に10名で、本を200冊もらえます。昨日、関係者にお会いしたら、「10人集まったので、第2弾も出す」という話。「あちこちで本が出るって、いいですね」(私)「そうですね。かぶりそうで、かぶらないし」(その方)日本の女性起業家は160万人といわれています。まだまだ、素敵な女性社長がたくさんいることは間違いありません。ということで。「女性起業家・リーダー名鑑」も、来週には詳細をアナウンスします。みなさん、ぜひ、参加してください。こちらが第1弾です。↓女性起業家・リーダー名鑑―108人の108以上の仕事 (コミュニティ・ブックス)/著者不明¥2,310Amazon.co.jp「女性起業家・リーダー名鑑」のブログはこちらです。

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プロフィール

伊藤淳子@A-Girl Creative

性別:
女性
誕生日:
2月21日生まれ
血液型:
O型
お住まいの地域:
東京都
自己紹介:
【プロフィール】 『だいじょうぶ。ニャンとか生きていけるよ』『天職が見つかる 女のお仕事バイブル』...

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