おかげさまで、女性起業家の方々のお手伝いが増えてきました。
「いままで(男性の)コンサルタントに相談していたのだけれど、うまくいかなくて・・・」とか、
「いろいろなことを言われて、納得できるけれど、なにかしっくりしなくて」とか、
そんな理由から相談される方もいらっしゃいます。
私が起業したころ、いろいろな方たち(すべて男性)がアドバイスをしてくれましたが、
やはり「なにか、違う」ということだらけでした。
たとえば、社員について。
「優秀な社員を、少数精鋭で」
理想はそうでしょうけれど、零細企業にそうそう優秀な人材ばかりが集まるわけがありません。
「給料を上げて、責任ある仕事をさせる」
たいていの女性は「給料は欲しいけれど、責任ある仕事はしたくない」と思っている。
これはいまでも変わらないようです。
ある有名企業でディレクターをしている女性が、
「私はいまの仕事で充分満足しているし、
これ以上のポジションも、仕事も考えたくない」と言うだけにとどまらず、
「女性の上司も欲しくない」と言われたのには、「なるほどね」と思うものの、「そこまで?」とも思ったくらいですが、
女性の気持ちはお金よりも仕事の充実感だったり、自分の満足感だったりするようです。
だから、そんな女性社員を抱える女性起業家の方たち(女性起業家は女性社員を雇うことが多いのです)は、どうやって社員のモチベーションをアップさせるか、責任ある仕事をすすんでやってもらううか、というところで、男性以上に悩むことがあります。
男性の場合はドラスティックに「お金が儲かる」ためにはどうしたらいいか、ということだけに執着することができるようで、
たとえば人員整理であったり、事業の撤廃やM&Aも、心おきなく行うことができるようですが、たいていの女性起業家は(外資系や帰国子女、かなり男性的な人は別として)事業事態が生きがいであったり、自己実現であるために、「割り切って考える」ことがやさしくはないのです。
会社が下方に向かい始めると、低レベルのコンサルタントは「経費節減」と言いますが、
もともと、零細企業はたいした経費などかけていませんから、節減したところでたかが知れています。
ケチケチしたり、あるいは人減らしをしたりすることで士気が下がってしまい、結果的に取り返しがつかないことにもなってしまいます。
そうならないために、どうしたらいいか。
女性の心理を考え、
「お金じゃない」生き方、「生きがい」としての仕事、「満足」する経営、を求めるにはどうしたらいいか、を、一緒に考え、考えるだけではなく、実践していく必要があります。
零細企業に必要なものは、アドバイスではなくて、「仕事」だと、私は思っています。
「仕事」をもってくるにはどうしたらいいか。
アドバイスをするだけではなく、事業創出を一緒に行うプロデューサーであったり、マネジャーであったり、つまり、パートナーであることが大切です。
もっとも、女性起業家だけでなく、若い起業家に対しても言えることかもしれません。
若い経営者は、技術やセンスがあっても、人脈や経験が乏しいのです。
自分よりも広く、深く、ふり幅があるコーディネーターに出会うことがなによりですし、
私はそんなお手伝いが楽しくてなりません。
「いままで(男性の)コンサルタントに相談していたのだけれど、うまくいかなくて・・・」とか、
「いろいろなことを言われて、納得できるけれど、なにかしっくりしなくて」とか、
そんな理由から相談される方もいらっしゃいます。
私が起業したころ、いろいろな方たち(すべて男性)がアドバイスをしてくれましたが、
やはり「なにか、違う」ということだらけでした。
たとえば、社員について。
「優秀な社員を、少数精鋭で」
理想はそうでしょうけれど、零細企業にそうそう優秀な人材ばかりが集まるわけがありません。
「給料を上げて、責任ある仕事をさせる」
たいていの女性は「給料は欲しいけれど、責任ある仕事はしたくない」と思っている。
これはいまでも変わらないようです。
ある有名企業でディレクターをしている女性が、
「私はいまの仕事で充分満足しているし、
これ以上のポジションも、仕事も考えたくない」と言うだけにとどまらず、
「女性の上司も欲しくない」と言われたのには、「なるほどね」と思うものの、「そこまで?」とも思ったくらいですが、
女性の気持ちはお金よりも仕事の充実感だったり、自分の満足感だったりするようです。
だから、そんな女性社員を抱える女性起業家の方たち(女性起業家は女性社員を雇うことが多いのです)は、どうやって社員のモチベーションをアップさせるか、責任ある仕事をすすんでやってもらううか、というところで、男性以上に悩むことがあります。
男性の場合はドラスティックに「お金が儲かる」ためにはどうしたらいいか、ということだけに執着することができるようで、
たとえば人員整理であったり、事業の撤廃やM&Aも、心おきなく行うことができるようですが、たいていの女性起業家は(外資系や帰国子女、かなり男性的な人は別として)事業事態が生きがいであったり、自己実現であるために、「割り切って考える」ことがやさしくはないのです。
会社が下方に向かい始めると、低レベルのコンサルタントは「経費節減」と言いますが、
もともと、零細企業はたいした経費などかけていませんから、節減したところでたかが知れています。
ケチケチしたり、あるいは人減らしをしたりすることで士気が下がってしまい、結果的に取り返しがつかないことにもなってしまいます。
そうならないために、どうしたらいいか。
女性の心理を考え、
「お金じゃない」生き方、「生きがい」としての仕事、「満足」する経営、を求めるにはどうしたらいいか、を、一緒に考え、考えるだけではなく、実践していく必要があります。
零細企業に必要なものは、アドバイスではなくて、「仕事」だと、私は思っています。
「仕事」をもってくるにはどうしたらいいか。
アドバイスをするだけではなく、事業創出を一緒に行うプロデューサーであったり、マネジャーであったり、つまり、パートナーであることが大切です。
もっとも、女性起業家だけでなく、若い起業家に対しても言えることかもしれません。
若い経営者は、技術やセンスがあっても、人脈や経験が乏しいのです。
自分よりも広く、深く、ふり幅があるコーディネーターに出会うことがなによりですし、
私はそんなお手伝いが楽しくてなりません。