僕らがお伝えしている洗濯の中で、きれいに洗濯するために、まず土台になるのが、「3つの量と3回のすすぎ」ですよということをお伝えしています。

衣類が入りすぎている
水が少すぎる
洗剤量がテキトーすぎる

このいずれか、あるいは全部が原因でそもそも汚れが落ちなかったり、落とした汚れが戻る逆汚染が起こったりしています。

また、すすぎも圧倒的に足りていないことも服に汚れが残ってしまう原因です。

だから衣類と水と洗剤の3つの量のバランスを確認して洗い、その上ですすぎをきちんと3回繰り返す。

それをするだけで「きれいになりました」、「ニオイがしなくなりました」という人はとても多いです。

そして、もう一つ僕らがお伝えする洗濯の基準で効果を発揮するのが、「洗濯ネットは使わない。」ということです。

その無意味なネットの使用をやめただけで、汚れが落ちてしまう人めちゃくちゃ多いです。

先日も講座の後に・・・

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昨日伺ったお話を参考に、早速ネット無しで洗濯してみました。
シャツの襟の黒ずみなど、今まで先に手洗いしていた部分が、洗濯機にお任せでほとんど取れていたのでびっくりしました!

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って声を、またもらっています。


そうなのです。洗濯ネットに入れたら衣類が洗濯のときに十分に動くことができず、汚れをきちんと落とすことができません。

みなさんよかれと思って使ったその洗濯ネットが、洗濯の効果を下げてしまっていることが多いのです。

そればかりか、ネットに入れたり出したりする手間や、前処理や予洗いなどの余計な手間を増やして洗濯を大変にさせています。



「え?じゃーデリケートなアイテムはどうしたらいいのですか?」

と、聞かれそうですが、そもそもネットに入れてまで扱うようなデリケートなアイテムは家庭での洗濯に向きません。

そういう服をネットに入れても、その服の持つ良さを変化させずに洗えるわけではないのです。

ネットに入れたところで気休めでしかなく、結果、長く着られないとか、思った仕上がりと違うとかそういう状態にもなりやすいのです。

本当に服のことを考えて、服を傷めずに汚れを落とし、気持ち良く着ていく。

そのために必要なことは、洗濯ネットを使って洗うことではありません。

クリーニングが向いている服と、家庭で洗うのが向いている服をきちんと仕分けることです。

たとえ、高い洗濯ネットや、特殊な洗濯ネットを買ってもそれは変わりません。

汚れを落とすことを考えても、服を保護することを考えても、家庭の洗濯において洗濯ネットはほとんど出番がなく、ほぼ不要と言っても過言ではありません。

ちゃんと洗いたければ、ネットに頼る洗濯は今すぐやめてみましょう。



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洗濯を見直す講座、やってます。

◎ゼロから学ぶ洗濯講座in須坂
2023年9月24日(日)AM9:30~12:00
会場:須坂市 旧上高井郡役所 
<長野県須坂市常盤町812-2>

お申し込みは・・・

長野県須坂市 クリーニング黒岩さん 各店舗・LINEアカウント・電話(026-245-1238)のいずれかより、ご連絡ください。


◎ゼロから学ぶ洗濯講座オンライン
PART1導入編 洗濯とは何か? 

2023/10/02(月)20:00〜21:30
2023/10/07(土)10:00〜11:30
※いずれも「Zoom」を使用した、オンラインでの開催となります

※今後も随時日程は増えていきます。

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