愛知、滋賀、兵庫に続いて、9月は長野県須坂市でゼロから学ぶ洗濯講座を開催します。

僕らの講座、受講してくれた方から「汚れがやニオイが落ちた!」「白い服が白くなった!」などなど、たくさん言われます。

そりゃー洗濯の講座なので、当たり前です。

で、もう一つ特徴があって、それは「クリーニングに出す服が増えた」って言われること。

これは、ネガティブなことではなくて、その必要性に気づいて“積極的に利用したくなる”という感じです。

なので、講座後に「家の近くでいいクリーニング店を知っていたら紹介してください!」というのも毎回のように言われます。

物価が上がって、クリーニング代を含めあらゆるものをどれだけ節約したか?

みたいなネットやSNSの投稿なんかも多い昨今、不思議ですよね??

でも、僕らからすると、そう言われるのは極めて自然というか、必ずそうなるよなぁという感じです。

これは、僕らの講座が洗濯のやり方ではなく、洗濯の本質って何か?という部分をお伝えしているからだと思います。

洗濯の本質、それを僕らは「服の汚れを落とし、もう一度気持ちよく着られるようにすること」だとお伝えしています。


僕らは、このことを、講座で繰り返しお伝えしていますが、その原則に立った時、洗濯に対する“視点”が変わります。

今まで、洗い方、汚れの落とし方ばかりに向いていたフォーカスを、その服を気持ちよく着るという部分に当てる。

そうすると、今までの洗濯観がガラッと変わるのです。

気持ちよく着るためには、汚れを落とすことは必要です。
でも、もう一方でその服の持っている機能・風合い・色・艶・形を崩さないことも、同時に必要だということに気づきます。


僕らの講座は細かい洗い方はごちゃごちゃ言いません。

その服がどんな素材で、どのように作られているのか?をみて、

その服を着るときに、何を自分が大切にしたいのか??を考えてもらい、

それに合わせて、向いている洗い方をシンプルに選んでもらいます。


そうすると、おのずと家庭で洗ったほうがいい服と、クリーニングの方が向いている服が分かるようになるのですが、これだけ多様にデザインされた服が増え、本来は高級とされる素材が気軽に着られるようになっている今の時代、本当に服を正しく観れていたら、クリーニングに出す服は本来増えていないとおかしいと気づきます。


「価格」や「ブランド」ではなく、その服の持つ役割や本当の価値を観て、それを良い状態で維持することを考えた時、当然クリーニングという選択肢は増えていくはずです。

逆にいえば、家庭ですべきことも明確に&シンプルになるので、家庭洗濯の方も精度が上がり、洗濯のストレスや悩みは減っていくのです。


「クリーニングに出すものが減った」とニュースなどで見かけることがあるのですが、完全なる間違い。そうではなくて、減ったのは「服の価値を正しく認識する人」だと僕らは思います。

僕らの講座を受けていただいて、「クリーニングに出す服が増えた」と言うのは、その人が服をきちんと観て、「自分はその服をどう着たいのか?」をきちんと認識するようになった、証拠のひとつだと思っています。


須坂講座は9月24日(日)開催。

講座のお問い合わせ・お申し込みは、長野県須坂市クリーニング黒岩さん各店舗、LINEアカウント、電話(026-245-1238)の

いずれかより、ご連絡ください!