【不登校】『恐怖の教室』を『安心できる安全な居場所』に変えたのは… | 不登校のお子さんのことで悩んでいるお母さんのためのブログbyお母さんエンパワラー坂本修一

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「これから先、いったいどうなってしまうの…。」わが子の不登校に不安でいっぱいのお母さん。まずはお子さんが抱えているものを知るところから始めてみませんか?きっとお気持ち、楽になりますよ。

 

いらっしゃいませ。

ご訪問いただきありがとうございます。

学校復帰を目指す不登校の子の

お母さんエンパワラー

坂本修一です。

今日も、不登校のことや、

学校、そして教育のことについて

あれやこれやと考えてみたいと思います。

では、みなさん、

最後までおつき合いください。

こどもたちの笑顔のために!

 

 

 

 

 

 

 

 

『ゆるキャン△』

『ぼっち・ざ・ろっく!』

というアニメについて

ブログを書かせていただいてました。

 

どちらのアニメも

主人公がひとりぼっちの子。

 

ふたりとも

わたしが現場でセンセしていた頃に、

別室でかかわってたこどもたちに

メッチャ似てる。

 

っていうことは、ひとりぼっちの子って

不登校、別室登校の状態になることが

よくある、っていうこと。

 

なので、アニメの話、というよりは、

不登校の子、

別室登校の子へのかかわり方を 

アニメから学ぼう!

みたいな感じでブログを書いてきました。

 

それらのブログ、

下にまとめておきますので、

まだお読みでない方は読んでみてください。

 

    ↓

 

【『ひとりぼっち』の子についてのブログ】

 

🔶『ひとりぼっち』という生き方

🔶『ひとりぼっち』と不登校、関係あるのでしょうか? 

🔶不登校にならなくてもすむ『ひとりぼっち』の子への声のかけ方

🔶『ひとりぼっちの子』のもちあじを活かすことで不登校回避! 

🔶傷ついたこころへのこだわりから『ひとりぼっち』に… 

 🔶過敏さがこどもたちをひとりぼっちや不登校に! 

 

 

 


『ひとりぼっちの子については、

 上の5回のブログで

 一旦終了させていただきますが…』






…って、昨日のブログで書きつつ、

昨日も結局、その続きみたいな内容に

なってしまいました…。






…っていうことで、

ここはもう開き直って、

今日も

昨日の続きを

書かせていただきます!






わたしは、

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の

主人公であるぼっちちゃんには

過敏の傾向があるのかも…って見立てました。


そして、昨日のブログでは、

そう見立てた理由として、

わたしが現場でセンセしているとき

かかわっていた、

別室登校していた過敏の傾向が強く出る子

について書かせていただきました。


そんなぼっちちゃんとその子に

共通することがあります。


それは『過敏の克服』






昨日のブログの

わたしがかかわった

過敏の傾向が強く出る別室登校の子は、

少なくとも、こころの過敏さについては、

ほぼ克服したって言っていいと

思っています。


ぼっちちゃんは、

今、克服しつつある真っ最中!で、

明らかに少しずつ克服していってます。






今日は、

ふたりがどうやって過敏を克服した、

あるいはしているのか、

っていうことについて書きたいと思います。






勿体つけずに結論から申しましょう。


このふたりの過敏の克服の最大の要因は

周囲の理解


これに尽きる、ってわたしは考えています。






わたしがかかわった過敏の傾向が強く出る子。


最初は周りの子らの理解がない状態でした。


なので、

おもしろがられたり、

バカにされたり…

っていうことがあり、

こころが冷まされて

不登校になってしまいます。






そこから別室に登校するようになり、

いざ、教室に復帰するぞ!っていうとき、

わたしが取り組んだことがあります。


それは、

『その子についての授業』






こどもたちは、過敏の傾向なんて

全くと言っていいほど知りません。


知らないから、

おろしろがったり、バカにしたり

してしまうのです。






逆に、知っていたら、

ほとんどの子は、

おろしろがることもないし、

バカにもしない


むしろ、

「大変なもん抱えながら、

 よう頑張っててんなぁ…。」

って思うようになるのです。






実は、

これがまさに

インクルーシブ教育

なんです。


障がいがある子が

クラスにいてくれることで、

周りの子らは、

その子にある障がいについて

知ることができる


これこそが、本当の『学び』ですよね。


その学びによって、

障がいがある人に対する見方、

見る目、価値観が変わるのです。






そして、その学びは、

障がいがある子だけではなく、

すべてのこどもたち、

ひとりひとりが抱えているものについて

知ることにより、

さらに深まっていくのです。


その、

すべてのこどもたちのうちのひとりが、

わたしがかかわっていた

過敏の傾向が強く出る子、なんですよね。






わたしは担任の先生に代わって

『その子についての授業』

させてもらいました。






そうしたら…






その授業があったその日のうちに、

その子は教室に復帰したのです!






前のブログにも書きましたが、

その子は頑として

教室に戻ろうとしなかった子です。


過敏の傾向が強く出るため、

不安や恐怖も過剰に膨らんでしまい

「教室なんて、

 ぼくが一歩足を踏み入れたら

 亡者の群れに襲われて

 身体を食いちぎられてしまう…。」

って本気で思っていましたから。






でも、わたしが授業をした後、

そのクラスのある子が

「センセ、わたし、別室に行っていい?」

って、わたしのところに聞きに来ました。


わたしが

「いいよ。」

って答えたら、

その子、本当に別室を訪ねてきました。


その子は、

わたしの授業で学んだことや

その子自身の見方がかわったことを、

過敏の傾向が強く出る子に一生懸命、

真剣に伝えていました。


そして、その子は


「なぁ、ちょっとだけでいいから教室、

 行ってみいひん?」


「何かあったら

 わたしが守るから。」


って言ったのです。






その一言で、

その過敏の傾向が強く出る子は

勇気を湧き出させることが

できたのでしょう。


その子と一緒に

『恐怖の教室』に立ち向かって行きました。






そして、

その日を境に教室に完全復帰したのです。






授業の後、

教室が『立ち向かうべき場所』では

なくなっていたんですよね。


『恐怖の教室』

『亡者の群れがいるところ』

ではなくなったのです。






それどころか、


「周りの子らは、

 ぼくのことを

 理解してくれてる。」


そう思えるようになった。


教室が、

この子にとって

安心できる安全な居場所

なっていたんですね。






このことからわかるのが、

「過敏さを克服するのに

 必要なのは

 『周囲の理解』なんや。」

っていうこと。






ぼっちちゃんも、

バンドのメンバーや

バイト先の店長さんらの理解が

深まっていくにつれて、

自信を取り戻していきます。


その結果、

過敏の傾向を

少しずつコントロールできるように

なっていってます。






こどもたちが抱えている

発達の特性や過敏の傾向、

まずは周りの大人たちが理解していく

必要があるよなぁ…って、

わたしは思っています。






いろんなものを抱えながらも、

すべてのこどもたちが

大人になってたくましく生きている姿、

ぼっちちゃんが

大人になってロックスターになってる姿、

わたしは見たいです!




 

 

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わたしが、

ご一緒に考えさせていただきますので。

 

お気持ち、

少しは楽になっていただけると思います。

 

 

 

 

 

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ありがとうございました。

また明日、お会いしましょう。