電鉄富山駅にて。元京阪3000系の10030形電車で運転される不二越・上滝線経由の岩峅寺行きです。
今回から、富山地方鉄道の鉄道線、不二越・上滝線を路線名ごとに分けてUPします。
第1回はは不二越線(稲荷町~南富山)を簡単に紹介します。
第1回はは不二越線(稲荷町~南富山)を簡単に紹介します。
尚、写真が非常に少ないですが、ご了承願います。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
富山地方鉄道:不二越線 | 稲荷町~南富山 | 3.3km | 全線単線・直流1,500V電化。軌間1,067mm |
踏破達成時 | 2007年5月 |
撮影時 | 2007年5月ほか |
電鉄富山駅から稲荷町駅の間は全列車、本線と直通運転しています。この区間は富山地鉄の鉄道線唯一の複線区間です。
そして稲荷町駅の直前で右へ分岐し、本線とは分離された単式ホーム1面1線の稲荷町駅に到着します。
稲荷町駅にて。不二越線列車のホームと本線のホームは離れています。
本線と不二越線の間には車両基地の稲荷町テクニカルセンターがあります。
本線と不二越線の間には車両基地の稲荷町テクニカルセンターがあります。
稲荷町駅の不二越線ホーム床面は一部(または全部?)板張りになっています。
稲荷町駅を発車すると住宅地の中を右へカーブし、南へ針路を取ります。
そして住宅地をしばらく南へ進むと不二越駅に到着します。ちなみに駅前には本社・工場のある自動車製造用ロボットなどを製造している企業「不二越」があります。駅の東側の地区の地名も「不二越」で、駅名はどちらに由来しているのか分かりません…。
不二越駅北側で交差する道路には、1984年まで富山市内線(山室線)が市街地の方から延びていました。
不二越駅を発車すると住宅地(西側)と「不二越」の工場(東側)の間を進みます。そして「不二越」の工場が途切れ、右へカーブすると大泉駅に着きます。
大泉駅発車後は、田園が残っていて新たに開発されている地区もある住宅地の中を走り、やがて路面電車の富山市内軌道線が右側から寄り添うと南富山駅に到着します。
南富山駅にて。島式ホーム1面2線の構造です。
かつては笹津線が分岐していました。
かつては笹津線が分岐していました。
南富山駅にて。改札とホームは構内踏切で結ばれています。
不二越線のすべての電車はこの先、上滝線に直通します。故に両線合わせて「不二越・上滝線」と総称されます。
不二越線のすべての電車はこの先、上滝線に直通します。故に両線合わせて「不二越・上滝線」と総称されます。
南富山駅にて。3階建ての駅ビルがありますが、2階、3階は富山地方鉄道の事務所になっているようです。
手前には富山市内軌道線の南富山駅前電停があり、駅の向こう側にある車庫までレールが延びています。
手前には富山市内軌道線の南富山駅前電停があり、駅の向こう側にある車庫までレールが延びています。
不二越線では普通列車のみの運転で、全ての列車が本線と上滝線に直通し、電鉄富山~岩峅寺の運転です。
朝夕は概ね毎時2~3本運転されますが、データイムと夜間は毎時1本のみの運転です。
また、上滝線の岩峅寺での立山線列車との接続が配慮されていて短時間で乗換が可能です(一部時間帯を除く)。
朝夕は概ね毎時2~3本運転されますが、データイムと夜間は毎時1本のみの運転です。
また、上滝線の岩峅寺での立山線列車との接続が配慮されていて短時間で乗換が可能です(一部時間帯を除く)。
尚、2011年9月1日から2012年3月までの予定で、不二越・上滝線において列車増発の社会実験が行われています。平日夕方を中心として数本の列車が増発されています。
(『鉄道ジャーナル』2011年11月号より引用・編集)
電鉄富山~南富山の所要時間は9分で、途中駅への所要時間は
電鉄富山(3分)稲荷町(2分)不二越(2分)大泉(2分)南富山 です。
乗換駅 | 乗換路線 |
(電鉄富山駅) | 富山地方鉄道(※1):富山市内軌道線(本線、新線、支線、富山都心線方面【環状線】) |
(電鉄富山駅) | 富山地方鉄道(※2):富山市内軌道線(新線、支線、富山都心線方面【環状線】) |
(電鉄富山駅) | JR西日本(富山駅):北陸新幹線、高山本線 |
(電鉄富山駅) | あいの風とやま鉄道(富山駅):あいの風とやま鉄道線(金沢方面、直江津方面) |
(電鉄富山駅) | 富山ライトレール(富山駅北駅):富山港線 (現在は富山駅電停に発着) |
稲荷町駅 | 富山地方鉄道:本線、(立山線列車) |
南富山駅 | 富山地方鉄道:上滝線(直通運転)、富山市内軌道線【本線】(南富山駅前電停) |
(※1)電鉄富山駅・エスタ前電停まで徒歩3分。
(※2)富山駅電停まで徒歩5分。
(参考:Wikipedia)