第179回 神戸市の六甲&有馬へ乗り鉄(1) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

今回は久しぶりに地元・関西の乗りつぶしです。

2002年8月21日、この日は神戸電鉄を利用して有馬温泉へ。そして六甲有馬ロープウェー(現在、一部区間は休止)と六甲ケーブルを乗り継いで海側の御影へ抜けました。
2回にわたり今回の乗りつぶしの内容をUPいたします。
今回の日程 2002年8月21日(水) 【前半】

加古川1140(加古川線・1333D)1206粟生1214(神戸電鉄粟生線・準急)1304鈴蘭台1310(有馬線)1330有馬口1332(有馬線)1335有馬温泉(徒歩)有馬駅1423(六甲有馬ロープウェー裏六甲線)1438六甲山頂カンツリー駅

【後半に続く】
この日は当初、乗り鉄をするつもりはなく朝10時頃に起床したのですが、急に乗り鉄をしたくなり、近くの未乗路線を調べたら何と神戸電鉄有馬線の有馬口~有馬温泉が残っていました! 乗りつぶしを始めて3年半、まだ近くに未乗路線があったなんて…。その他、六甲ケーブルも未乗だったので、2路線を途中の六甲有馬ロープウェイでつないで神戸市東部を一周しようと思いつき、食事後、まさに行き当たりばったりの状態で11時過ぎに自宅をスタートしました。今回は家にあるデジカメを持参しました。

まずはいつものように高架化工事たけなわの加古川駅へ。神戸電鉄(以下・神鉄)の有馬温泉駅へはJR神戸線ルートではなく新鮮味のある加古川線~神鉄粟生線のルートを選択しました。
加古川線の西脇市行き1333Dは加古川色のキハ40形・単行で、私は何とかボックスシートにありつけましたが、1両のみとあってかデータイムでも車内は混雑していました。しかし、立客は三木鉄道の分岐する厄神まででほとんどいなくなりました。厄神発車後は加古川を渡り、牧場などもあるローカル風景の中を走ります。そして加古川から26分で粟生に到着、私は下車しました。下車時、加古川線の上下列車、北条鉄道のレールバス、そして神鉄粟生線電車の4列車が顔を並べる圧巻の光景を目にしました(神鉄だけ若干南側にホームがありますが…)。データイムは1時間毎にこのような光景が見られ、各社とも相互の乗り換えに配慮したダイヤであることがわかります。



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粟生駅では少し時間があったので駅舎の外に出てみました。
現在は駅舎が建て替えられているようですね。

その後改札内に戻り、神鉄粟生線の準急・新開地行きに乗り換えました。車両は旧型の1000系列、しかも2扉車の4連でした。車内は…予想通りガラガラでした。この頃から神鉄粟生線の深刻な状況は実感していましたが、まさか数年後に廃止が論議されるような事態になるとは…。
新開地行き準急は粟生を発車し、小野市、三木市の各駅に停車していきます。ニュータウンにある志染や緑が丘での大量乗車を予想していましたが、予想に反して乗車が少なかったです。前年の2001年から走り出した三宮直通の路線バス『恵比須快速線』の影響があったのでしょうか? 押部谷や栄などでも乗車はありましたが、結局は空席を残した状態で私の出生地である鈴蘭台に到着。私を含む少数の乗客がは下車しましたが、入れ替わりに多くの人が電車に乗り込みました。

鈴蘭台下車後、私は連絡通路を通って反対側のホームへ。今度は三田行きの普通電車に乗車しました。今回は『ウルトラマン電車』の3000系4連でした。



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鈴蘭台駅にて2009年撮影。『ウルトラマン電車』の3000系です。

車内は座席がほぼ埋まっていて私はいつものようにドア脇で車窓風景を堪能しました。箕谷あたりからは加古川水系や武庫川水系の支流の川が流れる谷間を走ります。山の斜面にはニュータウンが広がっています。そして鈴蘭台から20分で有馬口に到着。今度は有馬温泉行きの区間電車に乗り継ぎました。
有馬温泉行きの電車は1000系列の3連で、今度は3扉車が連結されていました。車内はガラガラで、有馬温泉駅の改札口が前方にしかないからか大半の乗客が前方の車両に固まっていました。電車は有馬口を発車し三田線と分かれた後、山の中をゆっくりと進みます。そして休止中(実質廃止?)の新有馬駅を通過するとトンネルに入り、そのトンネルを出るとすぐに終点の有馬温泉駅に到着しました。



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2枚とも有馬温泉駅にて撮影。

有馬温泉駅は温泉街の北側にあり、駅前は温泉街のムードに包まれていました。前述のように私は引き返さずに六甲有馬ロープウェー裏六甲線の有馬駅(現在は有馬温泉駅に改称)を目指して温泉街を歩きました。道中は上り坂でまだまだ残暑も厳しかったために汗だくになりバテました…。そして歩くこと約20分、ようやく有馬駅に到着しました。



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2枚とも有馬駅にて撮影。

さて、ここからロープウェイに乗って六甲山を縦断、さらにケーブルカーに乗り継いで表六甲を目指します。出札窓口で六甲有馬ロープウェイの切符(表六甲まで)を買い、14時03分発の便に乗る予定でしたが、強風の為運転を見合わせるということで結局、運休になってしまいました…orz 「待っててもアカンかなぁ?」と思いつつ待つこと15分、速度を落として運転を再開する旨の放送が流れました。待ってた甲斐がありました。これでロープウェイに乗れます! そして14時23分の便に乗りましたが、車内は5~6人のみと少なかったです…。私は座席に座らずに景色を堪能しました。

途中、深い谷間も通り、風のため速度を落としたので所要12分のところを15分かけて六甲山頂カンツリー駅(現在は六甲山頂駅に改称)に到着しました。

以降の行程については後日UPします。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
神戸電鉄:有馬線有馬口→有馬温泉2.5km踏破達成!
六甲有馬ロープウェー:裏六甲線 有馬→六甲山頂カンツリー 2,764.20m 駅名は当時の名称
(参考:Wikipedia)