回顧録「いつか見た映画 1991」77『ブルーラグーン』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『ブルーラグーン』
☆☆☆☆★★[90]

1991年/アメリカ映画/101分
監督:ウィリアム・A・グレアム
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ/ブライアン・クラウズ/リサ・ペリカン/ピーター・ヒアー/ナナ・コバーン/コートニー・バリラ/ギャレット・ラトリフ・ヘンソン

■1991年 劇場公開作品 77本目

「1991年劇場公開作品」を調べると『ブルーラグーン』に引っ掛かった。恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ミラ・ジョヴォヴィッチ」が出てるのは知ってたが、どんな映画か知らなかった。改めて調べ、「震撼」「驚愕」「絶句」の真実を「今頃」思い知った。

僕が恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ミラ・ジョヴォヴィッチ」を「初めて」見たのは『フィフス・エレメント』。この頃「超てきとう」「不真面目」だったので、「リュック・ベッソン監督」がオーディションか何かで発掘した新人女優だと、「勝手に」思い込んでた。ところが調べるとデビュー作は『トゥー・ムーン』。「初主演作」が『ブルーラグーン』だった。あの恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ミラ・ジョヴォヴィッチ」の「初主演作」が「1991年劇場公開作品」だったと知り、「見ない訳にいかない」と思い知る。

「超てきとう」「不真面目」だった「鶏」は、『ブルーラグーン』こそ『青い珊瑚礁』の「リメイク映画」だと「勝手に」思ってた。「軽く考えて」、レンタル店に行って「震撼」「驚愕」「絶句」の真実を「今頃」思い知ったのは、『ブルーラグーン』が『青い珊瑚礁』の「2作目」だったこと。『青い珊瑚礁』を見なければ解からない「続編映画」だった。

慌てて「反省」「懺悔」「償い」、『青い珊瑚礁』を「生まれて初めて見た」。そして「圧倒的世界観」に「ガン見」。「これが俺の夢」。「俺もこうなりたい」ことを『青い珊瑚礁』に気づかされたのだった。

だが『ブルーラグーン』は「偶然の事故」の「続編映画」。「成立」するのだろうか?

話は「完全直結」で本当に「続編映画」だった。『青い珊瑚礁』のセットを「完全再現」した「美術」の “本気” におしっこ垂れ流し。だがやっと生きて助かった「ブライアン・クラウズ」が、また無人島に逆戻り、約20年間「二人きり」で生きることが「幸」か「不幸」かは迷うとこだろう。「病気」「毒」「原住民」の恐怖が「忠実」に、「続編映画」でも継続された。

だが「また」、「もし」を、冷静に考えた………………。病気になっても「都合のいい病院」が必要な時だけあって、未知の「植物」「生物」の「毒」で死の危険もなく、原住民の部族などいなかったら?

恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ミラ・ジョヴォヴィッチ」と「南国の楽園」で「永遠に二人きり」。「誰にも邪魔されず」、「永遠にイチャイチャして生きる」。……「もしこんなことがあったら人間どんなに素晴らしいだろう?」 「安全」が確保された状態なら、「やはり」「これが俺の夢」だと「確信」するしかなかった。「俺もこうなりたい」ことを、『ブルーラグーン』にも「再度」気づかされ、思い知らされた。

だが「偶然の事故」の「2回目」が「1回目」のインパクトを超えるのは難しいかもしれない。「1回目」のインパクトを超えようと、いろいろ「ひねり」はあったが、僕には『青い珊瑚礁』の「ショック」の方が強烈だった。

『青い珊瑚礁』『ブルーラグーン』を見て「自分が知らない自分」に気づいたこと。僕は「病気」「毒」「原住民」の恐怖がなく「安全」が確保されるなら、「ブルック・シールズ」「ミラ・ジョヴォヴィッチ」のような恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” と、「無人島」で「永遠に二人きり」「誰にも邪魔されず」「永遠にイチャイチャして生きる」ことに、もの凄く憧れてること。

僕は『スウェプト・アウェイ』が大好きで、オリジナルの「リナ・ウェルトミューラー監督」『流されて…』のDVDまで買うほどハマってしまった。今思うと『パラダイス』から、『スウェプト・アウェイ』『流されて…』、今回の『青い珊瑚礁』『ブルーラグーン』を見て、「無人島」で「永遠に二人きり」「誰にも邪魔されず」「永遠にイチャイチャして生きる」ことに、もの凄く憧れてることに気づいた。

とにかく、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ミラ・ジョヴォヴィッチ」の「全裸」に「時間が止まった」のは言うまでもない。「ブライアン・クラウズ」が「ミラ・ジョヴォヴィッチ」を前に浮気しかけたのは見てて「言語道断」、「絶対ありえない」と気に喰わなかったが、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ミラ・ジョヴォヴィッチ」の「初主演作」の「極限の美」には、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」するしかなかった。


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「いつか見た映画 1991」77『ブルーラグーン』

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画像 2020年 3月