日記「今日見た映画 2014」23『アメリカン・ハッスル』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『アメリカン・ハッスル』
☆☆☆☆★[85]

2013年/アメリカ映画/138分
監督:デヴィッド・O・ラッセル
出演:クリスチャン・ベイル/ブラッドリー・クーパー/ジェレミー・レナー/エイミー・アダムス/ジェニファー・ローレンス/ルイス・C・K/マイケル・ペーニャ/アレッサンドロ・ニヴォラ/ジャック・ヒューストン/シェー・ウィガム/エリザベス・ローム/ポール・ハーマン/サイード・タグマウイ/マシュー・ラッセル/トーマス・マシューズ/アドリアン・マルティネス/アンソニー・ザーブ/ロバート・デ・ニーロ

■2014年 劇場公開作品 23本目

■第3稿 2020年 7月28日 版

「3年前」、「かなり」本当に「重症」の “本物” の「アル中」だったんじゃないかと「最近」振り返る日々。初めて見た時、「完全」に「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」程度じゃなかったのではと思い知る。恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ジェニファー・ローレンス」が、『007 死ぬのは奴らだ』の主題歌 “Live and Let Die” を歌いながら「掃除」するとこ「だけ」「しか」、他に「何一つ殆ど砂粒ほども覚えてない」ことに、自分自身で「震撼」「驚愕」「絶句」。「3年前」、何か「よほど辛いことがあった」のだろう。

「2011年」『ザ・ファイター』「2013年」『世界にひとつのプレイブック』「2回」「やりすぎ限界パルムドール」を獲った「デヴィッド・O・ラッセル監督」なので、「涙が出なくなるまで泣いた」となるか「警戒」したが、改めて見直しても「3回」とはならなかった。

話を、「見たことにならない」ほど「何一つ殆ど砂粒ほども覚えてない」衝撃。『スティング』か『オーシャンズ11』か、『グリフターズ 詐欺師たち』か、 「詐欺師」の映画だったことを「今頃」改めて思い知り、「反省」「懺悔」「償い」で「かなり」追い込まれた。『スティング』『オーシャンズ11』『グリフターズ 詐欺師たち』は全部「創作」だが、「実話」を基にした「詐欺師」映画と知って「震撼」「驚愕」「絶句」。だがかなり「脚色」されてると調べた。

恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ジェニファー・ローレンス」との結婚生活がうまくいかず、僕はあまり好みではない “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「エイミー・アダムス」と不倫した「クリスチャン・ベイル」。“本気” で愛してしまった「エイミー・アダムス」のために張りきった詐欺が大成功し過ぎて「FBI」に逮捕される。釈放の条件に、仲間の詐欺師逮捕の協力を強要される。「クリスチャン・ベイル」のモデルは実在の詐欺師「メル・ワインバーグ」。1970年代にアトランティックシティで起きた収賄スキャンダル「アブスキャム事件」を基に脚色された創作。

まず『ザ・ファイター』から「クリスチャン・ベイル」「エイミー・アダムス」、『世界にひとつのプレイブック』から「ジェニファー・ローレンス」「ブラッドリー・クーパー」「ロバート・デ・ニーロ」。「デヴィッド・O・ラッセル監督」の「ファミリー」なのか、「総出演」の豪華さにビビった。視界に入ってなかった「3年前」、本当に「重症」の「アル中」だったんじゃないかと「反省」「懺悔」「償い」。

「創作」の詐欺と違い、「実話」を基にした詐欺の迫力が凄かった。「アブスキャム事件」など全く「知らなかった」が、議員を巻き込んでどんどん犯罪の規模が大きくなる「怖さ」は「かなり」おしっこ垂れ流し。「どうなるのか」見ててビビった。

最期に絶対「どんでん返し」があるだろうとは思ってたが、「かなり」真面目な話、恐るべき極限のくそリアリズムだったので、『スティング』『オーシャンズ11』までの「ど派手」なエンディングではなかった。「クリスチャン・ベイル」のモデル「メル・ワインバーグ」が「今」、殺されずまだ「生きてる」真実から、「詐欺師」でありながら、「メル・ワインバーグ」がいい人だったかもしれない人柄を見せたのかもしれない。

1970年代の「衣装」「美術」の絢爛豪華さは「かなり」の見せ場だった。そして、僕はあまり好みではない “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「エイミー・アダムス」が、恐るべき「極限の美」の恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” に「見えてしまった」のが、「何か凄かった」。だまされそうになってしまった。

だが、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ジェニファー・ローレンス」の “Live and Let Die” は、「やっぱり」「かなり」「凄かった」。もし僕が「クリスチャン・ベイル」だったら、「エイミー・アダムス」との不倫など、「絶対ありえない」としか思えなかった。


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画像 2016年 8月