モラハラとアスペルガーの関係について
こんにちは。元恋愛ジャンキー&モラハラサバイバーの、りさです。無事にモラ逃げして平穏に暮らしているわたしが、当時を振り返りながらモラハラについて書くブログです。モラハラ被害に遭っている人を少しでも助けたい!あと、今でもたまに思い出してすっごく嫌な気持ちになるから怨念を昇華させるために書きたい!そんな当ブログをよろしくお願いいたしますモラハラとアスペルガーってどう違うの?それぞれ、どういう特徴があるの?そんな疑問をお持ちの方も多いようです。今回は、モラハラとアスペルガーの関係について、解説します。モラハラとアスペルガーの関係モラハラ(モラル・ハラスメント)は、セクハラやパワハラなどと同様、ハラスメント(嫌がらせ)の一種です。基本的には、精神的な嫌がらせ全般を指す言葉で、病名や障害名ではありません。アスペルガー(アスペルガー症候群)とは、現在は「自閉スペクトラム障害(ASD)」と呼ばれる、脳機能障害の一種です。 自閉スペクトラム症の診断については、DSM-5に記述されており、下記などの条件が満たされたときに診断されます。 複数の状況で社会的コミュニケーションおよび対人的相互反応における持続的欠陥があること 行動、興味、または活動の限定された反復的な様式が2つ以上あること(情動的、反復的な身体の運動や会話、固執やこだわり、極めて限定され執着する興味、感覚刺激に対する過敏さまたは鈍感さ など) 発達早期から1,2の症状が存在していること 発達に応じた対人関係や学業的・職業的な機能が障害されていること これらの障害が、知的能力障害(知的障害)や全般性発達遅延ではうまく説明されないこと さらに、知的障害の有無、言語障害の有無を明らかにし、ADHD(注意欠如・多動症)との併存の有無を確認することが重要です。DSM-IVでは認められなかった自閉スペクトラム症とADHDの併存が、DSM-5では認められています。また、他の遺伝学的疾患(レット症候群、脆弱X症候群、ダウン症候群など)の症状の一部として自閉スペクトラム症が現れることがあります。 1と2の症状の程度は様々であり、いろいろな併存症も見られることから、小児神経科・児童精神科・小児科医師による医学的評価は非常に重要です。 ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)について-厚生労働省e-ヘルスネットなので、まずは「モラハラはハラスメントの一種」「アスペルガーは脳機能障害の一種」という前提を知っておいてもらえると良いと思います。モラハラの中にはアスペルガー(ASD)の人もいるモラハラ=アスペルガーではありません。ASDでもモラハラしない人はたくさんいるはずです。ASDはモラル・ハラスメントをしてしまいやすいタイプではあると思いますが、適切な関わりや本人のトレーニング(SST)ができていれば、問題ないでしょう。でも、モラハラをする人の中には、アスペルガー(ASD)の人がいるのも事実。社会的なコミュニケーションに困難があるために、言ってはいけないモラハラ発言をしてしまうわけです。アスペルガー(ASD)のパートナーに起こる「カサンドラ症候群」「カサンドラ症候群」とは、アスペルガー(ASD)人のパートナーに起こりやすい特徴です。アスペルガーの人の無神経な発言や行動などにより継続的に傷つけられた状態を指し、うつ病や適応障害を発症してしまうこともあります。そういえば、モラハラ被害者もうつ病や適応障害を発症することがありますよね。ちなみにカサンドラというのはギリシャ神話がもとになっているんですが、要は「自分の話を信じてもらえない」ということ。アスペルガーのパートナーから傷つけられていると周りに相談しても、周りからは「いい旦那なのにそれぐらい我慢しなよ」などと言われ、理解してもらえないことが多いと言われています。アスペルガー(ASD)の人の中には仕事ができて、地位が高い人も多いため、周りに相談しても、被害を信じてもらえないのです。これも、モラハラ被害と似ていますよね。カサンドラ症候群については、この漫画がかなり共感できます。夫と心が通わない カサンドラ症候群で笑えなくなった私が離婚するまでの話Amazon(アマゾン)1,000〜3,564円アスペルガー(ASD)は改善できるアスペルガー(ASD)由来のモラハラだった場合、改善の見込みはあります。と言っても確率は半々、といったところでしょうか。もっと低いかもしれません。アスペルガー(ASD)の人が自分の特性を自覚し、その特性との付き合い方を学んでいけば、モラハラも改善されることがあります。被害者側もASDについて知ることで対処法がわかり、2人の関係が良くなることもあります。ただそもそも、ASDの人がASDについて自覚すること自体が難しいとも言われています。病院で検査を受けてほしいと言っても逆ギレされてしまい、病院に行ってくれない、だからASDの自覚もできない、という感じ。この本では、ASDを自覚したことで夫婦関係が改善したケースが紹介されてます。アスペルガーと定型を共に生きる: 危機から生還した夫婦の対話Amazon(アマゾン)1〜3,730円モラハラでもアスペルガーでも、離れたほうがいいかもモラハラでもアスペルガーでも、加害者から離れるのが一番の対処法だと言われています。わたしもそう思います。彼らはひたすらあなたのエネルギーを削ってくる存在なので、ごまかしごまかし一緒にいることはできても、今より良くなる可能性はかなり低い。もちろん決めるのは本人ですし、何が幸せなのかも人によって違いますが、わたし自身は、離れてよかったなと思っています。モラハラをする人は基本的に治らないですし、アスペルガーの場合も治るというか、自覚してもらえる可能性はそんなに高くありません。一緒にいるとどんどん疲れてしまうので、どうか、自分を守る方法を考えて、自分を守ることを優先させてほしいです。ブログではちょっと書きにくい、リアルな『モラハラ実態まるわかり講座(無料!)』はこちら↓『無料【実例つき】モラハラ実態まるわかり講座【全7回】のご案内』「これってモラハラ?」モラハラ被害者はいわば「洗脳状態」にあるので、相手の行為がモラハラかどうかの判断ができません。何年も(人によっては何十年も!)気づかず…ameblo.jp