山口の神社仏閣★古熊神社 十境詩(猿林暁月)・控え目な狛犬編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。



GW中、沖縄へ6万人余もの人が行く予定らしいことを情報番組で知ったRieruです★

これだけ連日自粛してくださいと叫ばれているのに(キャンセル料発生を避ける為とも言われていましたが)・・・結果沖縄県民が多く感染し、不幸にも亡くなられる方がいらしたら、その6万人余の人たちは殺人罪に値するのでは?と悶々としている女は、桜が満開の頃、山口市にある古熊神社へ参りました。


『桜咲き誇る西京ひとり旅』最後の場所になりますが、神社自体は今回で3回目の参拝になります。
2回目に訪ねた時は梅の花が咲く頃で、鳥居の近くにある白梅は、美しく咲き乱れておりました。

その時に字が読みにくい!と、イラッとしてしまった十境詩の歌碑と(特に)説明板。


陽が当たらないので、妙に読みづらい・・・今回は午後の参拝なので、もしかしたら読みやすくなっているかもしれません。

あら、梅の花が実になっています。

PM 2:30

4月下旬現在では、もっと大きくなっているのでしょうね♪

どれどれ、詩碑は・・・あんまり変わらない感じで、やはり読みづらいです。


資料からそのまま書きますと・・・

猿林暁月

曙色初分天雨霜
曙色初めて分かれ天霜を雨す

凄々残月伴琳琅
凄々たる残月琳琅を伴う

山人一去無消息
山人一たび去って消息なく

驚起哀猿空断腸
驚起す猿空しく断腸


・・・なるほど。(←本当に?)
雰囲気的に寂しい、悲しい詩のようですね。(←ほら、テキトー)
この古熊には永興寺があり、その旧跡のあたりを詠んだもののようです。
室町時代に明から渡ってきた趙秩(ちょうちつ)の目に映った山口の情景を詠んだ十境詩は興味深いですね。
てかあと8つもあるのですね。・・・コンプリート出来る気がしない。


イテテ


(せいぜい半分?←それすら難しい・・・)


古熊神社の境内にも、桜の木がいくつかあり、目を喜ばせてくれます。


狛犬(阿)さん︰「オウ!アンタまた来たの?ワシがそんなに好きじゃからって、度々来るのは大変じゃろ〜。


モテモテで、困るのぉ〜☆」

いえ、今回はまだ見ぬ狛犬さんにお会いしたくて訪ねました。

狛犬(吽)さん︰「チッ、あ〜、アイツね。ふ〜ん、ワタシらに会いに来たわけじゃないんだ〜。


へぇ〜。」

銅製の狛犬(吽)さん︰「ああ、気にしなさんな。桜が満開になったけど、例年より参拝者が少な目なのが気に入らんみたいじゃから。」


あら、そうですか・・・ところで例の狛犬さんの件なのですが、境内の何処にいらっしゃるかご存知無いですか?

狛犬(吽)さん︰「本殿の・・・ちょっと分かりにくいから、裏側に回って探してみて☆」

本殿の?(よく分からなかったけど)とりあえず行ってみます。ありがとうございました!


謹んで参った後、拝殿に向かいます。


本殿の裏側に回り込んでみると、狛犬さんらしき像が確認出来ました。


対なっていて、拝殿の方を向いています。


お〜うい、

こっまいぬサーン!

もちろん、こっち(後ろ)を見てくれるはずもなく・・・


・・・て!


めっちゃ右大臣さまを見とる!
ナニ、この配置!


アイタタタ


(吽形は左大臣さまをガン見☆)