ホメオパシー国際交流協会の通信講座へのお問い合わせ、本当にありがとうございます。

募集を締め切った後も、次々に

「次のコース開講の時期はいつか」

というお問い合わせや

「DVDで独学をするのは少し自信がありません」

といったお問い合わせをたくさんいただく中で、ここで少し通信生の人数制限をつけていることの「言い訳」をさせてください。

 

ホメオパシー国際交流協会に問い合わせをいただく方は、本当にとてもとても「ホメオパシーをきちんと学びたい」という方ばかりです。

実際、今までにご連絡をいただいた方は

「いくつもの学校に見学に行きました」

「数年かけてホメオパシーの学習場所を探し求めていました」

と、真剣に必死にホメオパシーを学ぼうとされてきた方ばかりで、お断りすることに切なさを覚えるほどです。

 

ですが、ホメオパシー国際交流協会の通信は非営利なため、通信生の人数が増えれば増えるほど、国際交流協会の仕事(=ホメオパシーに必要な書籍の翻訳)ができなくなるという・・・大きなジレンマを抱えています。

そのため、皆さんの熱い心を感じつつも、講座受講のお申込みをお断りさせていただいています。

大変申し訳ありません。

 

とはいえ、ロジャー・モリソンらの渾身のDVDシリーズは非常に素晴らしく、日本では決して受ける事のできないホメオパシーの基本とエッセンスが詰まったものとなっています。

通信講座としての当交流協会のアシストがなくても、必ずやホメオパシーの基本を習得できるものです。

またDVDを学ぶ前にロジャー・モリソンについて知りたいと思われるのでしたら、是非 Desktop Guide: To Keynotes and Confirmatory Symptoms(ロジャー・モリソンのマテリアメディカ)、Desktop Companion to Physical Pathology(ロジャー・モリソンによる詳細な症状によるレメディ鑑別本)を読まれてください。

きっとロジャー・モリソンがいかに優秀なホメオパスか、すぐにご理解いただけることと思います。

この2冊の本は、多くのホメオパシースクールの基本書として使われています。

 

日本で最も難易度が高く、最も価格の安いホメオパシー通信講座Ⅰ期の募集を2年ぶりに行いました。

(詳細はホメオパシー国際交流協会のホームページをご参照ください→クリック

 

募集を開始する前からお問い合わせをいただいていたのですが、募集後はほんの1週間足らずで締め切ることになりました。

ホメオパシーはとても難しく、そして

「本気で学びたい」

と思った方だけが学び続けることが可能で、ひたすら学び続けることでやっとホメオパシーの形が見えてくるような、、、、そんな医術です。

 

それでも、スカイプ面接を通じて、今回もとても素晴らしい方々にご参加いただけることになったことは、とても喜ばしい限りです。

 

今回の通信生募集を最後に、少なくともあと3年は募集を停止するかもしれませんが、それでもサミュエル・ハーネマンの志を継いで、

「学びたい」「真剣に学びたい」

と思っておられる方と巡り合えたことに感謝します。

 

残念ながら通信開始ご希望に沿えなかった方もいらっしゃいますが、ハーネマンカレッジのロジャー・モリソン、ジョナサン・ショアの講義は通信というスタイルにこだわらずDVDで充分に学ぶ事ができます。なお、ディスクのご注文は随時承ります。(こちらをクリック→クリック

 

ホメオパシー通信講座へのたくさんのお問い合わせ、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

発達障害とホメオパシー

テーマ:

日本で発達障害の問題に対してホメオパシーが万能であるかのような声がきこえる。真っ赤な嘘であると断言したい。
発達の問題は、歴史が織りなしてきた地球環境汚染、人体汚染が集結したものであり、この深遠な問題をホメオパシーのレメディたった1粒で解消できるはずがないし、そうしてはならない。
それだけ発達障害の問題は根深い問題なのである。
 
ただ、ホメオパシーの概念は、そのまま発達障害の問題を理解する一助にはなる。
つまり、問題を一局面からだけ見るのではなく、全体として考察することがとても重要であるということだ。
間違った教育や、間違った家族関係・言葉つかい・食生活・生活習慣があればそれを取り除き、正しいものに置き換えること、その上でも問題が残るのであれば、それが「いつ以来」の問題なのか丁寧に考察して問題を取り除くこと、場合によってはレメディを用いることもあり得るということである。
 
現代社会において、「発達障害について解説する専門家」はいても、「発達障害改善の専門家」はおらず、どの立場の人もそれぞれが精一杯結果を出していくしかない。結果とは・・・かの精神科医・神田橋條治先生が著書の中で書かれている通り
「現生利益」
を患者に確実にもたらすことである。
 
「レメディ一粒で自閉症が完治しました!」
という見出しの記事は、日本では残念ながらクラシカル系の出身者に多いが、海外のクラシカルホメオパスは決してそのような事は述べていないことも追記しておく。

私は日常的に発達障害の子どもたちと接している。

その中で

「これさえすれば発達障害は解決します」

というような 1つの方法を訴える団体には注意が必要だと感じている。

その「団体」にはもちろん

「支援級に入れば良いですよ」

という学校職員も、

「デイサービスに通えば良いですよ」

という療育センターも、あるいは

「言葉かけを変化させるだけで改善しますよ」

という心理学的アプローチ者も、そして

「療育手帳をとれば将来は安心でしょう」

という福祉優先型の考え方も含まれる。

 

どの立場の人が言っていることも正しい「かも」しれないが、実際には全ての「手法」が必要だからである。

 

さらにいえば、教育だって、「その子に応じた教育」が必要な事は発達障害の子に限ったことではないし、心理的なアプローチだって、放課後一生懸命遊ぶことだって、その遊びを大人が見守ることだって、将来の年金保障だって、誰にだってその全てが必要なのである。

 

「その子にとって最も力を入れて解決すべき問題が何か」というミクロ的視点は大切であるが、同時に

「全体として何が足りないのか」

というマクロ的視点は不可欠である。この視点がない限り、

「これさえ変えれば大丈夫」

というような、宣伝的な言葉が独り歩きしてしまい、かえって問題の解決を遅らせてしまう。

 

現代社会ではあらゆる問題は、複合的な背景、土壌を舞台に巻き起こっている

であるからこそ、発達障害の問題に関わろうとする人は特に、広い社会に目を向け、水俣病やイタイイタイ病などの公害問題という歴史的な問題も熟知しながら、地球と人間がどのような関係で変化を続けているのかを考察してほしい。

あらゆる分野の知識の結集が今こそ必要である。

 

 

本日DVD「キングコーン」を見た。

これまで、小麦粉や牛乳が発達の問題や難病に関わっていることを見聞してきたが、キングコーンの問題もかなり深いものだと戦慄を感じる。

しかしこの映画を見る前にいくつか視聴した方が良いYou tubeがある。

 

 

 

 

まだまだ視聴すべき情報はあるが、このような事に無関心のまま発達障害の問題を論じたり、あるいはホメオパシーに携わる事はできない。

問題はサミュエル・ハーネマンの頃よりも格段に複雑になり、私達は世界の経済情勢、貧富の問題とテロ、そして健康の問題を同時に考えなければならない。

キングコーンについては永治氏の情報も興味深く、是非ご一読をオススメした。→クリック

 

現在、発達障害に関連する教育に従事しながら、

「このままではマズい」

という危機感を日々抱いている。

教育関係者、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士、親・・・・ その全てが、

「私には限界だけど、○○(別の専門家)がどうにかしてくれるだろう」

と互いに逃げ道を模索している現実を少なからず感じるからだ。

もちろん、これは真実!

なぜなら、医師を含めた全ての分野の専門家と「親」が、持てる叡智を全て結集して問題を考えなければ絶対に解決できないからだ。つまり、

「垣根を超えた専門家の本気の連携!」

が必要とされるという、歴史的には意味のある問題が試されてもいるわけだ。

もちろん、その専門家には、「自然療法」(代替療法)の専門家も、「栄養学」の専門家も、マクロビやアロマの専門家も、人の関わるあらゆる職業全てが含まれる。(布草履を作っている人の知恵ももちろん必要!)

 

残念ながら現在は、

「医師の指示で投薬を始めた」

と言われると、教育関係者は、その子に応じたきめ細かな教育を猛研究することをやめ、また親は子どもに応じた食事内容を真剣に検討することをやめてしまう傾向がある。

 

治癒していくというのは、実際にはそんなに簡単ではない。

ハーネマンカレッジナンシー・ヘリックは講義の中で

「ホメオパシーレメディを投与することはある意味で簡単です。本当に難しいのは、その人の環境を変化させるように周囲の人と話し合っていくことなんです」

と言っていた。

ホメオパシーは「その人の部分ではなく、全体にアプローチする」療法であるが、現代のホメオパシー関係者には本当の意味でクライアントの全体にアプローチするホメオパスはほとんどいない。

「クライアントの全体にアプローチする」

とはレメディ選択の時だけに当てはまるのではなく、その人の人生、生活環境、家族状態、全てにきちんと対応していくということである。

 

そして、この本当のホメオパシー的アプローチが、現在発達障害の子どもたちには必須である。

つまり、子どもが置かれた全ての環境を検討することのみならず、母親、父親、祖母、祖父全ての病歴や体質、人間関係をつぶさに検討し、主訴と

「問題の引き金」

を丁寧に洗い出し、そしてきちんと解決していく事、これをあらゆる専門家と家族が同時に行う事が早急に求められている。

 

 

私は教育学を学びながら教員という職には就かなかった。理由は色々あるけれど、大学3年生のある日、突然

「本当の素晴らしい教育者は教員免許を持った人とか、長年教壇にたった人とか、学歴優秀な人ではなくて、沖縄の片田舎に暮らすおばあちゃんってこともあるなぁ」

と思った瞬間、教員免許そのものが持つ薄っぺらさに恐怖を感じたこともひとつの原因である。

 

人を理解するということ、人が成長する過程に関わるという仕事について、どこかの大学でいくらかの規定単位をとったからといって

「あなたがそのプロなんだ」

と太鼓判を押されるようなものであってはいけないんじゃないか?という私のささやかな抵抗である。

 

では一方私が子どもを預ける立場だったらどう思うのだろう?と、ふと最近考えるようになった。

やはり無免許より免許があった方が良いだろうし、あらゆる事で資格を持っている人は何となく頼りになりそうだから、例えば療育期間に子どもを預けることになったとしても

・言語聴覚士

・作業療法士

・臨床心理士

の意見には、「もしかしたら」耳を傾けるのかも??

でも、相手がその資格やバックグラウンド、出身大学を先に言ってから私に何か説明をしたら・・・・・ そこには既に私の偏見(資格者の言う事は正しいハズだという偏見)が混ざることになって、結果的に相手の見立てが自分にとって絶望的な時の逃げ道もなくなる。

だから私はあまり

資格者の判断 = 正しい

とは思いたくはない。

これは私の母の癌の体験父の肺がん手術失敗、私自身の妊娠問題などでも何度もお伝えした通りである。

 

資格は最低限の知識を保障はしてはいるけれど、その人の物の見方、柔軟性、対人能力、子どもの能力にアクセスする力、問題への対処力を保障するものではない。

そもそも昔から日本を支える職人には資格はなかったし、職人というのは自分の作ったもので勝負していて、それこそが日本をつないできた。つまり昔の人には、出来上がったものを判断する審美眼があったということでもあろう。

そういう意味では現代では何かを見抜く事はとても難しくもなっているのかもしれない。

 

私自身、教育という分野に身を置いて、または代替療法という分野に身を置いて資格よりも優先して重要である感じることは、

「目の前の人にどれだけ心を砕く事ができるか」

という人間力である。 目に見えないこの要素であるだけに、相手の診断が正しいかどうかを判断するためには、こちら側の人間力そのものが試されもする。

けれど目の前の人に本当の意味で心を砕ける人は、問題の解決策についても右往左往しながら知識を得ようと努めるものなので、たいてい知識も豊富である。

 

さて色々な代替療法家や療育関係者に会ってきたが、現在の私にとっての代替療法家・教育者ナンバーワン職人は鈴木昭平先生である。

彼は本気の職人として問題を解決する事だけに徹底的に専心しているので、話を聞いているとその熱量に圧倒もされてしまう。そして不思議なことに先生が療育的なことをちょっとすると子どもたちはキラキラした目で先生に注目もする。

 

反対に代替療法家でも療育関係者でも

「私の出身大学は○○だ」

とか

「私は○○の資格がある」

とか

「今、医者(あるいは臨床心理士)になるために勉強している」

とか、現在の実績ではなく、過去や未来のことを真っ先に引き合いに出してくる人はあまりにも多く、残念でもある。

 

そうではなく、今この時代に必要なのは、職人力の集結

あらゆる療育の職人、あらゆる代替療法の職人が、「療育成果を出す」「治療効果を出す」という「職人として誇り」のもとに集結する事!!だと思う。

 

職人の皆さまのご協力、お願いします!!

 

 

 

 

今まで食べ物に関する様々な本を読んできた。

脳科学者や栄養学者、医者らの本で手にしたものはどれもこれも

「なるほど!そうそう、私の体験と一緒だ!」

と思うものばかりだったし、その本を読んだ後、実際に私は2016年10月より小麦粉を生活から排除し、その後は偏頭痛も胸痛もなくなってしまった。恐るべし小麦粉・・・・

ただ、このような本を誰に薦めても、また小麦粉の話をしても

「へぇ。そうかもしれないけれど、小麦粉やめるなんて無理だよね」

と言われてばかりだった。

これまで小麦粉をやめることについて賛同してくれたのは、インドのアーユルヴェーダにも理解があり、世界中を冒険してきた女性ただ1人!

 

しかし、「このジョコビッチの本ならどうだ!」と声を大にして言いたい。

何よりジョコビッチは結果を体現してくれているのがスゴイ。

 

そして本の一文:

「私が全世界を回る中で見たきたものがある。社会最上層にいる人の一部は”負”をまき散らしているのだ。 (中略)

信じる方程式はこうだ。良い食べ物、運動、心がオープンである事、前向きなエネルギー、そして偉大な結果だ。幸いにもここ数年、私はこの方程式の中で生きている。どう考えても製薬会社・食品会社が勧める代用品よりこちらのほうがいい。

あなた自身に関する真実を受け入れる事、変わっていく事、分析することを忘れないでほしい。色々な自問を投げかけてみてほしい。客観的であろうとしてほしいが、懐疑的にはならないでほしい。そして前向きであってほしい。こういうエネルギーが体内を満たすと、文字通り健康、体力が向上し、そして結果全体が良いものになるのだ。」

は、私が関わる発達障害センターの方々、またホメオパシー関係者の方々に是非ご一読いただきたい。

 

どんな場合であっても、

「○○しないと ××(悪いこと)になりますよ」(負のまき散らし)

とか

「○○をとれば 良くなります」

といったような単純方程式は立たない。

心をオープンにして、真実を受け入れ、自身が変わり、分析する事の中で、問題の核心が見えてくるのであって、問題の核心を探そうとしない人には見えないということでもある。

 

その人のベストな状態というのは、何かひとつの薬や診断書でもたらされるのではなくて、その人、その家系に流れる深いものを分析してやっと見えてくるということでもあるだろう。

 

とにかく、ジョコビッチの本を読むと

「ジョコビッチみたいにやってみたい」

「ジョコビッチみたいに素直になりたい」

「ジョコビッチのように輝きたい」

と素直に思えてくる。

不治の病で闘病している人、そして発達の問題で悩んでいる人、

「試しに」

読んでみてほしい1冊だ。

高額な代替療法を試す前にも是非手にとって欲しい1冊!

 

 

 

国際ホリスティック医療・教育研究会兼ホメオパシー国際交流協会主催者井手です。
 
現在、某発達センターに勤務して日々思うこと・・・ それは発達障がいの診断名のくり方の粗さと、だからこそ起こりうる対応のまずさである。
発達障害に関する本を乱読すると、
療育センターには決して行ってはいけません
と書いてあるものもある(例えば有名脳科学者・澤口俊之氏の本には明示されている)のだが、現在、そういったセンターに身を置く私としては、その言葉に大いに賛同もしてしまう。
つまり、今の療育センターで行っていることの多くは、普通の幼稚園(保育園ではなく教育的要素の強い幼稚園)に類似したことくらいしかなく、発達の問題を抱えた子ども1人1人に特化したプログラムを準備しているセンターは少なく、さらに、発達の遅れや歪みを持った子どもどうしが もみあっている間に、問題が混乱してくるのだ。
またこういったセンターに勤務する職員は文科省管轄の教育的感覚を持った人ではなく、たいてい「福祉」分野の人であることが多いのも問題混乱の引き金となる。
 
ちなみに1人1人に特化するとは・・・
 
・体の構造に問題があるのか
・脳の抑制機能に問題があるのか
・記憶力など、鍛錬をすると改善していく事に問題があるのか
・行動療法などの声掛けによって変化していくのか
・教材を変えると理解が進むのか
・取り組みに「かける時間」を長くしてやるとうまく行くのか
・出生時における何らかの要因が問題なのか
・親子・兄弟関係に何か問題があるのか(愛着発達の問題など)
・親そのものの成育歴やトラウマに問題があるのか(あるいは祖父母の代までの問題はどうか)
 
を見極めて、その上でプログラムを組んでいくことだと、私は思っている。
 
しかし、現在公的な機関(=療育手帳が使える機関)は他機関との連携の問題で、実は問題の核心に触れられないでいる。
少なくとも医療と連携をしていれば、出生時の母体の過剰投薬があった場合や、子どもの耳炎への過度の抗生剤使用が背景にあったとしても決して指摘できない。
あるいは、公的な機関との連携があればこそ、牛乳や小麦粉への摂取禁止を公然と指摘することもできない。
これが療育手帳の利便性と不便性である。
 
しかし民間団体なら良いかというと、例えば私の知るホメオパシー処方者などは、
「このレメディで問題は解決しますよ」
とレメディを投与して終わろうとする人もいる。
これはまた、大きな問題である。日々臨床にあたっているケースが少なすぎて、問題の核心が全く見えていないのである。
 
発達障がいの問題は一つではない。
少なくとも、子どもが3歳になるころには、問題は確実に複合的になっている。
 
では、一体どうやって発達障がいの問題にアプローチすべきなのか。
それは、あらゆる分野の専門家が今すぐ手をつないで、問題を議論することしかない。
そして、相談しようとする機関が複数の視点と尺度、対処法を持っているかどうかは非常に重要になる。
 

2016年は「報道の真偽」について学ぶことの多い年だった。

けれどもそもそも報道なんて、最初から強者に都合の良い方向でしか行われない!というのが、「戦時中の教育論」を研究して私が学んだことでもある。

 

またインターネットが出現して、何だか

「その気になればなんだって知れる」

ような幻想も抱いてしまうけれど、広告会社に勤務していた私にとって、このネット社会だって虚構の連続で、有名人のブログにだって多額の広告費が支払われている。

(どの有名人にいくらの報酬が支払われるのかは、1行単位で、あるいは掲載期間単位で広告業界では決まっていて価格表だってある)

 

私がかつて在籍した日本の代替療法関係の学校にしても、広告内容と実際内容が一致しているところはなかった・・・ 

卒業生や講座参加者の体験談は、健康食品の体験談と同じく

「効果を感じた」

という肯定的な信奉者だけの声に限定され、その満足度が全使用者(全入学者数)の何パーセントかは一切公表されることもない。

統計マジックのうまい利用だ。

 

発達障害についても、これまで私は多くの本を手にしてきたが、

「なるほど!これは正しい!!」

と思える本はそんなに多くはなかった。

どの専門家も、その専門家の領域については詳述されていて、

「そうなんだろうな」

と思わせられる内容なのに、専門外については全くメチャクチャなことが多かった。

例えば脳科学者が書いている本の中で、栄養学について触れられていることがあるのだが、本当に腹が立つほどひどい内容だ。

 

「餅は餅屋」

という言葉があるが、

「誰が餅屋なのか」

を見抜く事も難しい昨今、私自身、どの本を信じるべきか、どのサイトを信じるべきか随分苦慮もしている。

 

ただ、私が大切にしている鑑別ポイントのひとつは

「作者・発信者の人生経歴」

である。

やっぱり一生懸命生き抜いてきた人は嘘をつかないものだと思う。

また、その情報を発信する事で

「誰が得するのか」

という着眼点も大切である。

そして何よりも

「その情報者が、どのぐらいその”現場”に関わっているか」

である。

「見た」「聞いた」ではなくて、「体験した」「経験がある」が大切なのだと思う。

 

私がロジャー・モリソンを信頼できたのは、ロジャー・モリソンらは常に実証学としてホメオパシーを提示しているからだ。何よりもその執筆量の多さと、執筆内容の細かさ、理論構築の精度に圧倒される。

実際に講義を受けてみると、そこには常にロジャー・モリソンらの悩み苦しむ姿が見える。そして患者が治ることへの真の喜びが見える。

 

何を信頼するべきか・・・

以前占星術を学んだ時は、

「景気の悪そうな占星術師にはみてもらってもろくなことはない。なぜなら、自分のことも占えないことが自明の理だから」

という文言を本に見つけ、細木数子に熱中していく人々の姿に合点がいったものだ。

 

もちろん発達障害に関しても、そのやり方でどのぐらい改善した人がいるのかという情報は重要、「実際」が大切である。

けれど、医学の分野、ホメオパシーの分野では、治療家の真剣度、どれだけ多くのことを学び、どれだけ真剣に患者の人生と向き合おうとしてくれる人かを見ぬく患者側の眼力が問われる。