私は就職氷河期世代。

世の中では、

「この世代を救済しよう」

などというデマが飛んでいるけれど、実際には、

 

就職氷河期世代が低賃金で働いているがゆえに、日本は成立してるんじゃないか?

 

と本気で考えているのは私だけではないはずだ。

私は1970年生まれで、卒業年からは、私の世代から氷河期が始まったとされている。

この世代の悲劇

 

①突然始まった就職制限のために、バブル期若者がやらかしてきた「適当仕事っぷりの負のイメージ」を背負わされ、

「今派遣で働いています」

「契約社員です」

という言葉が上の世代に通用せず、「派遣」「契約」と説明するやいなや

「あ~ プーね」

と言われてしまうことが多かった。

 

②ちょうど20歳になった年から、国民皆年金制度が始まる。

仕事はないのに、年金だけはずっと督促されてきた。

 

③子どもがいる世帯に子育て交付金みたいなものが交付されたことがあったっけ。。。。

その時の該当世代は絶対にバブル期の世代が多かったはず。もちろん、そんなもの受けることもなかった。

 

④仕事の面接で何か質問されても、あまりにも うまくいかない人生過ぎて、ついつい質問を深読みしてしまう。結果的に

「問題意識が高すぎる」

として敬遠されてしまう。

 

⑤介護給付金をばっちり徴収されるが、安定した仕事もないのに、介護の積み立てをしてる場合なのかと疑問。

 

⑥今になって幼稚園や高校の無償化と叫びだしている。そんな恩恵にあずかれず、子どもはまもなく高校卒業。。。。負担だけ強いられている感。

 

 

就職活動をしようとすると、このブログやホームページを追跡されて、

「〇〇のホームページってあなたのですよね?」

なんて言われたこともあった。(まだそう言ってくれる人は善人かもしれない) 問題意識、危機意識は、社会にとって厄介なのである。(こういうことが相次いだので、ホームページとこのブログを切り離し、実名を伏せざるをえなくなった)

 

今回はコロナウィルスで世の中が危機的な状況であるが、政府は就職氷河期世代・非正規雇用が多い私たちの世代の立場も十分考慮して、対応をしていただきたい。