日建学院、資格総合学院ともに総評が出ていますね。

 

ソース元

日建学院

https://www.ksknet.co.jp/nikken/guidance/equipment/road/kaisoku/index.aspx#general_comment_anchor

資格総合学院

https://www.shikaku.co.jp/k_setubi/e_saiten/index.php?mid=land_k_setubi

 

 

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日建学院HPより引用

学科本試験 総評

 新傾向の問題もありましたが、過去問題の出題も多かったです。全体的な難易度としては「例年並み」といえます。
 試験方法の変更により、今年で3回目の試験でした。
 また、新型コロナウイルス感染症の影響も油断できない状況にあり、様々な制約の中での受験だったのではないかと分析しております。

 


 

(1)建築一般知識

〔建築計画・建築設備:18問、建築構造:5問、建築施工:4問〕

 建築計画や環境設備は、概ね一級建築士レベル、建築構造、建築施工は、概ね二級建築士レベルの問題でした。

特徴的な問題

 複層壁を構成する材料の一つの熱伝導率を求める計算問題(№11)が挙げられます。過去の試験では、全体の熱貫流率や熱貫流抵抗を求める問題でしたが、今回のように構成部材の一つにスポットを当てた問題は初めてでした。
 計算方法をきちんと理解していた受験生にとってはそれほど難しくは感じなかったと思いますが、中には戸惑った受験生もいたのではないかと分析しています。

 

(2)建築法規

〔建築基準法:12問、その他の法令:6問〕

 建築設備以外の分野については、概ね二級建築士レベルの問題でしたが、建築設備については、設備関係の法令や告示を根拠とした専門性の高い問題も出題されました。

特徴的な問題

 用語に関する問題(№1)の「プログラム」や面積・高さ等に関する問題(№2)の「宅配ボックス設置部分の扱い」などが挙げられます。
 建築設備士の試験としては初出題の内容であり、法令集を引くのに時間がかかった受験生も多かったのではないかと分析しています。

 

(3)建築設備

〔機械設備:30問、電気設備:24問、施工管理:6問〕

図・計算問題に関しては、11問でした。

特徴的な問題

 放流水のBODを求める計算問題(№24)が挙げられます。BODに関する計算問題は、過去においても出題されたことがありますが、複合用途の建築物としてそれぞれ床面積や排水量などが与えられ、それをもとに計算するものとしては初めての出題でした。
 そのため難しく感じた受験生も多かったのではないかと分析しています。
 また、新傾向の設問もところどころに出題されており、解答を絞りにくく感じた受験生もいたのではないかと分析しています。

 

第二次試験への対策

 令和2年度から試験方法が変更され、今年で3回目を迎えます。
建築設備基本計画、建築設備基本設計製図ともに、過去に出題された内容をベースに新しい視点での学習も必要になると考えられます。

 例年の事になりますが、一次試験 合格発表を待っていては、二次試験受験の準備に大きく遅れてしまいます。解答速報などを利用し、昨年の合格基準点を超えている受験生には、一日でも早く二次試験への対策をお勧めします。

 

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総合資格学院HPより引用

令和4年度 建築設備士 第一次試験(学科)試験分析
1. 全体総評
令和4年度の建築設備士 第一次試験(学科)は、出題構成・出題傾向ともに令和3年度とほぼ同様でした。
科目別に見ると、建築一般知識については、最初のNo.1~4で初出題の内容が多く出題され、また、環境計画の計算問題も初出題の内容が出題されたため、難しかったと感じた受験生も多かった考えられます。

建築法規については、建築基準法の建築設備関連について告示を引かなければならない問題があり、また、関係法令では電気事業法や電気設備に関する技術基準を定める省令からの内容が出題され、解答に時間を要する問題が増加しました。
建築設備については、計算問題が空気調和設備で3問、給排水衛生設備で3問、電気設備で4問の計10 問出題されました。その他の文章問題については、過去問を中心に、一部で過去問の言い回しを変えたり、過去問を発展させたりしている内容が出題されました。

2. 建築一般知識
4肢択一式・出題数27問で、令和3年同様、建築計画・防災計画からの出題は8問、環境計画からの出題は10問、建築構造・建築材料からの出題は5問、建築施工からの出題は4問でした。

・建築計画・防災計画(No.1~8):建築計画について、No.1-2のダンパーの点検口、No.1-4のボイラー専用室、No.2-1の給排気ガラリと屋外避難階段の位置、No.4-4の省エネ適判の評価対象など、初出題が多く見られました。また、No.8に免震構造の建築物に関する問題が出題されました。
・環境計画(No.9~18):計算問題がNo.11 とNo.12 で出題されました。No.11 で出題された熱伝導率の計算問題は初出題であり、難易度が高い問題でした。
・建築構造・建築材料(No.19~23):No.19 の構造力学では、例年、反力や応力に関して出題されますが、令和3年は初めてモーメントMを受ける単純梁の支点における反力を求める問題が出題されました。その他の建築構造、建築材料については、過去問からの出題でした。
・建築施工(No.24~27):No.24-4の枠組足場における壁つなぎの間隔とNo.27-1,2のシーリング工事の内容が初出題でした。その他の各部工事については、過去問からの出題でした。
3. 建築法規
4肢択一式での出題数18 問において、建築基準法からの出題は令和3年同様12問、関係法令からは例年通り6問が出題されました。

・建築基準法(No.1~12):「用語の定義」「面積・高さ等の算定方法」「制度規定」「一般構造」「耐火・防火」「避難施設等」がNo.1からNo.6で出題されました。「構造強度」は令和3年に引き続き今回も出題されませんでした。建築設備系は令和3年同様にNo.7からNo.12 で出題され、ほぼ隔年交互に出題のあった「非常用照明装置」と「排煙設備」については、今回は、これまでの出題傾向どおり「非常用照明装置」が出題されました。
建築基準法や施行令の範囲で解ける問題と告示まで調べなければならない問題が混在しており、細かい確認が必要でした。
・関係法令(No.13~18):「消防法」2問、「建築士法」「電気事業法」各1問は例年通りの出題でしたが、近年、隔年交互に出題される傾向がある「電気設備に関する技術基準を定める省令」と「電気設備関係法令」については、今回は「電気設備関係法令」が出題されました。
・近年の改正事項としてNo.6-3「避難施設等」から「幅員90cm 以上の敷地内通路」が出題され、新傾向問題として関係法令からNo.17-4「発電用太陽電池設備に関する技術基準を定める省令」が出題されました。
4. 建築設備
4肢択一式、出題数60問で、令和3年同様、空気調和設備及び給排水衛生設備からの出題はそれぞれ15問ずつ、電気設備からの出題は24問、設備工事からの出題は6問でした。

・空気調和設備(No.1~15):計算問題に関しては、No.5、9、10 の3問が出題されました。いずれも過去に出題されている計算問題とほぼ同じ内容でしたが、No.9は古い過去問であったため、初めて見る方は戸惑ったと考えられます
文章問題に関しては、過去出題されている内容が中心でしたが、空調設備の設計については、No.2-2でペリメータゾーンの奥行き寸法に関する一般的な数値が問われるなど実務的な知識が求めらました。
・給排水衛生設備(No.16~30):計算問題に関しては、No.19、23、24 の3問が出題されました。No.19、23で出題された計算問題は、過去問の演習により手順に沿って計算することができれば、正答を導き出せる内容でした。No.24 は、合併処理浄化槽を設けた場合の放流水のBODを求める問題で、基本となる解法を理解していないと正答を導けず、さらに、新たな条件(複合用途建築物)が加わったため、受験生は戸惑ったと考えらえます
No.27 は、消防用設備等の計画の基準となる数値に関する問題でした。消防用設備等に関しては法律で定められている数値が多く、似たような数値を混同して覚えていると誤答してしまいます。きちんと消防用設備ごとの基準を整理することが重要です。
・電気設備(No.31~54):計算問題については、No.33、37、41、51 の4問が出題されました。例年、計算問題では初出題の内容も見られましたが、今回はいずれも過去問の条件をアレンジした出題でした。
文章問題についても過去問中心の出題でしたが、No.35 の選択肢1「GP型受信機」やNo.40 の選択肢2「クリーンルーム用照明器具」、No.47 の選択肢4「IDカード認証と生体認証」、No.53 の選択肢3「通信用構内ケーブル」などは初出題であり、これらの設問では他の選択肢についても初出題の内容が見られ、受験生は戸惑ったと考えられます。
・設備工事(No.55~60):空調・給排水衛生・電気設備の各工事に加えて、申請・届出、維持管理及び積算に関して出題されました。例年、過去問からの出題が多い分野ですが、今年は初出題が多く、特にNo.55 の申請・届出については暗記だけでは対応できないような難しい内容でした。

 

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受験をしていないので、問題を見てみないと何とも言えませんが。受験生の書き込みを見るとけっこう面食らった問題が多かったようですね。自分も令和2年度受験の際は、建築一般知識が過去問で手も足も出ず焦った記憶があります。令和4年度もそんな感じなのかなと思います。

 

とくに建築計画、午前の1問目から連続で初出題されるとほんと受験生はへこみます。

 

空調では、「③10年以上出題されていない過去問が出るの法則。」が発動したようですね。10年以上の過去問をやっていた受験生へのボーナス問題。

 

 

けっこうトピックスとしては、初出題も結構出ているようで、GP型受信機は消防設備士甲種4類ないと厳しいでしょうね。通信用構内ケーブルも弱電関係やっていないと厳しいと思います。

 

足きりはどうなるかわかりませんが、ある程度合格が見込める方はしっかりと二次対策をやっていきましょう。残り時間は少ないです。

 

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・予備校総評記事

6020令和3年建築設備士最終合格発表における大手予備校総評

6020令和3年度建築設備士2次製図試験大手予備校総評&個人総評その1基本計画編

6020令和3年度建築設備士2次製図試験大手予備校総評&個人総評その2製図編

 

・製図試験時間配分

6020 建築設備士2次製図試験(令和2年度変更分)の時間配分考察その1(とりあえずの時間配分)

6020 建築設備士2次製図試験(令和2年度変更分)の時間配分考察その2(最終時間配分)

6020 建築設備士2次製図試験(令和2年度変更分)の時間配分最終実績

 

・製図過去問演習の勧め

6020 建築設備士2次製図試験で自分の出題直前予想が2問ほどあたりました(過去問演習の勧め)

6020 建築設備士2次製図試験配点および採点基準考察(令和2年度試験変更対応)

 

・製図試験の基本計画を侮るものは落ちる

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策 基本計画ハードル上げてきてます・・・。

 

・製図講習会

6020令和3年度建築設備士 第二次試験準備講習会(いわゆる製図講習会)を受講しての所感

 

・予備校関係記事

6020 建築設備士2次製図試験 基本計画資格総合学院の無料添削サービス

6020令和3年度建築設備士2次製図試験対策 衛生系統図の書き方は大手予備校が・・・。

 

・その他

6020 建築設備士2次製図試験におけるA2サイズ答案用紙作成

6020 建築設備士2次製図試験におけるフリーハンドをどこまでするか

6020令和3年度建築設備士2次製図試験 機器表でかなりの確率で引っかかる・・・。

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策 自分が電気平面図解説の想定したレベルに達していない1

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策 自分が電気平面図解説の想定したレベルに達していない2

 

・製図道具

6020 建築設備士2次製図試験における製図道具1(持っていけるもの)

6020 建築設備士2次製図試験における製図道具2(筆記具・消しゴム・蛍光ペン・筆箱)

6020 建築設備士2次製図試験における製図道具3(電卓・直定規・コンパス・テンプレート)

6020 建築設備士2次製図試験における製図道具4(三角定規、三角スケール、分度器、はけ等)

6020 建築設備士2次製図試験における製図道具5(製図セット)

6020 建築設備士2次製図試験における製図道具6(バンコテンプレートプラス)

6020 建築設備士2次製図試験における製図道具7(15cm三角定規)

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○令和3年建築設備士試験独学製図対策

1基本方針

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その1ホテル過去問分析と予想(過去出題分析)

2各論(基本計画)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その2-1ホテル過去問分析と予想(基本計画編1)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その2-2ホテル過去問分析と予想(基本計画編2)

3各論(衛生選択問題)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その3-1ホテル過去問分析と予想(給排水衛生編1)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その3-2ホテル過去問分析と予想(給排水衛生編2)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その3-3ホテル過去問分析と予想(給排水衛生編3)

4各論(共通問題)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その4-1ホテル過去問分析と予想(共通問題編1)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その4-2ホテル過去問分析と予想(共通問題編2)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その4-3ホテル過去問分析と予想(共通問題編3)

5各論(空調選択問題)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その5ホテル過去問分析と予想(空調設備編)

6各論(電気選択問題)

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その6ホテル過去問分析と予想(電気設備編)

7衛生最終方針

6020令和3年建築設備士試験独学製図対策その7ホテル過去問分析と予想(衛生に関する最終方針)

 

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