相手の話を聴く時、つい相槌で
「わかる~!」「だよね~!」「そう思う~!」って使いません??
その言い方は悪くないですが、
共感多めのコミュニケーションで積み上げた信頼関係は、
相手と意見が違った時に
「わかってもらえなかった感」が
生まれやすいな~と思っています。
わかってくれない~~!!
なぜなら
共感とは、
相手の意見や感情に「その通りだ」と感じること。
つまり、「わかる~」って伝えると言うことは
「私もあなたの意見や感情と一緒だよ」と伝えることにもなりますよね。
と言うことは、
共感で繋がったコミュニケーションは
「この人はいつも自分と同じ(意見と感情)だ。」
と無意識に勘違いされやすいと私は思うのです。
一緒でしょ? うん。一緒だよ。
子どもの頃や学生の頃は
「わかる~!」という共感コミュニケーションの方が、
「この人は自分のことをわかってもらえる!」
と信頼関係を築くことができたかも知れません。
でも、その反面
「いや、それはちょっと違うと思うな…」
という時、何となく言いづらかった経験ありませんか??
「え?なんでわかってくれないの?」
「あなたならわかってくれると思ったのに!」
って言われそうで怖い…。
え~?違ったの??
共感をすると「相手と一緒だ!」だと思えて、安心します。
安心すると信頼関係が築きやすくなります。
共感すると、相手との信頼関係を早く築くことができる良さ
がある反面、やり過ぎると
「この人はいつも私と一緒の思いと考えだ!」という思いにもなっていく
危険性もあると私は思うんですよね。
なので、
共感は、信頼関係を築くきっかけ作りに使うくらいにして、
自分とあなたは違う意見だけど、
あなたはそう思うんだよね。私はこう思うよ。
という受け止めコミュニケーションの方が、
意見が同じでも違っても大丈夫な信頼関係を育てられると思っています~。
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