この子は、今、どんな気持ちなんだろう?
どんなことを感じているんだろう?
と聞いてみたい時はありませんか~?
例えば
相手が黙ってしまってコミュニケーションが続かない時
自分の気持ちを上手く表現できない時
小学校低学年くらいの子どもが、
答えるきっかけになる質問があるんです。
それは
「今の心のお天気は?」
私は、
子どもが幼稚園から小学校低学年の頃、
自分の感情を言葉で表す練習が必要だ
と感じていました。
コミュニケーションが取れるような年齢になれば、
大体の状況の説明はできるんですよ。
「◯◯って言った。」
「△△された。」
とかね。
で、それを大人が感じ取って
「これが嫌だったの?」
「こうして欲しかったの?」
と気持ちの代弁しますよね?
表情や態度に出やすい子は、
大人が観察していれば、
「あ、今の悲しかったんだろうな。」
とわかりやすいこともあると思います。
子どもの反応を大人が
代弁するやり取りができるようになったなら、
今度は、
「何がどう嫌だったのかを
自分で伝える練習をする時期」
だと思うのです。
☑ 出来事が自分にどんな影響を与えたのか。
☑ それに対して自分は、何を思ったのか。
☑ どんな気持ちだったのか。
を自分なりの言葉で気持ちを伝えることは、
■相手に自分の状態を理解してもらいやすい。
■相手にも気持ちがあることを無意識に理解できる。
メリットがあると思うんですよ。
そこで
「今の気持ちは?」
と子どもに直接聞くこともありましたが、
それでは反応がイマイチで
「気持ち??」とよくわからない様子の時も
あったんですよね。
そこで、
他の切り口で、
自分の気持ちも伝えられる方法があったらいいな~
と思ったので
遊び心から質問していました。
それが、
「今の心のお天気は?」
という質問。
嬉しそうな時。
悲しそうな時。
つまらなそうな時。
ワクワクしてそうな時。
聞く場面が偏らないように、
いろいろな場面で
「今の心のお天気は?」と聞くと、
子どもは初め
「わからない」とか「知らない」とか
答えていました。
それでもその状態を
「そうなんだ~。」と受け止めて
「お母さんはね、今曇りだよ~。
だってお腹が空いているから。」
というやり取りをしていくと
そのうち子どもどう答えていいのかがわかってきて
「今、晴れだよ!
わからないけれど、楽しいもん♪」
「今、曇りだよ…。
お友達とケンカしたから。」
などと答えてくれるようになりました。
ポイントは、
「何でそのお天気を選んだのか」
理由も聞くこと。
気持ちと言葉に繋がりが生まれるのでオススメ。
もしかすると、小学校中学年くらいになると
子どもっぽい質問だと捉えられて、
答えようとしないかも知れませんが(笑)
逆にそのくらいの年齢になったら
直接
「どんな気持ちなの?悔しい?恥ずかしい?不安?」
などと具体的な感情を言葉にする練習がいいかも知れませんね。
お天気と結び付けた時の方が、
「自分の気持ちを答えなくては!!」
というプレッシャーがなくて、答えやすくなることもあるので、
ちょっと質問を変えてみよう!
と思った時に使ってみるといいですよ~。
《関連記事》
できない子は1人もいないよ!できないのは〇〇が合っていないだけ。
子どもが「言うことを聞きたくない!」となる 私が思う3つのパターン
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200518/15/purumeria-honu/5d/f5/p/o0560031514760633390.png?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200518/15/purumeria-honu/a5/c2/p/o0560031514760630934.png?caw=800)
NLPを知り、コーチングに活かす
【心の講座】
1対1の対話で自分の正解を自分で見つける
【コーチング個人セッション】
PTA講習会・研修会・イベントなど受付中!お問い合わせはこちらから
お問い合わせフォーム
家庭や教育現場にコーチングを活かす団体に所属しています
一般社団法人シーズグロースコーチング