子どもが話すことは「そうなんだね」と受け止めましょう、
って言うけれど
それじゃ、子どもの言いなりにならない??
それは、大人としての威厳もなくなるし、
子どもがわがままになりそうで困るんだけど…
そんな風に思ったことはありませんか??
これね、
「受け入れる」と「受け止める」が
ごっちゃになって
分けられていないのです。
あれもこれもどれも大事なおもちゃ!!
受け入れるとは、
「相手の意見と自分の意見は同じです。」
と自分の中に取り入れるということ。
例えば
子どもが「お菓子買って!!」と言った時、
「この子は、お菓子を買って欲しいんだ。
今日はお金がピンチだから私は買いたくないけれど、
この子が買って欲しいんだから、買わなくちゃ…
だから買い物に連れて行きたくないのよ…ブツブツ」
と我慢して買うことは、
しぶしぶ子どもの意見を受け入れたことになります。
一方
受け止めるとは、
「相手の意見は、こうなんだ。」と理解すること。
もし子どもが「お菓子買って!」と言った時、
「この子は、お菓子を買って欲しいと思っているんだね。」
と理解はしますが、
「でも、今日はお金がピンチだから私は買いたくないんだ。」
と、子どもの意見は理解した上で、
改めて自分の意見を考えることができるのです。
つまり、
「子どもの意見」と「自分の意見」は
違っていても
子どもの意見を
「そう(あなたは思っている)なんだね」と
認めることができるため、
子どもの言いなりになることはありません。
受け止めることができると、いい意味で
「あなたと私は違う人間だよ。だから違った意見で大丈夫だよ。」
ということが伝わり、相手は認めて貰えた安心感が生まれます。
意見が違っていても大丈夫。
同じ意見でも大丈夫。
お互いの意見を尊重できると、信頼関係も一歩近づきますよ~。
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