「昔の人が言うことには、心劣る人間は故郷を懐かしがり、死期を迎えた狐は生まれた巣穴のある丘に行くということです。私はそんなことは嘘だと思っていたのですが、今はまことにその通りだと思うようになりました」
(浦島太朗のセリフ)
とコメントをくれた。
浦島太朗のセリフとはいえ、シンクロ半端ない。
新しいことの始まりは、終わりとセットである。
わたしは止めない(謎)。
昨夜、このあいだ、飛鳥で怒らせてしまった川口由一さんに手紙を書いた。
で書いた顛末。
「あなたは身体も心も曇ってるから救われない!!」って言わせてしまった、あのことに対して。
旅に出ることになってしまったので、欠席の連絡と、そのことに対するお詫びと。
本当に、心から詫びるつもりで書いたのだ、だけど。
「(自分は)救われなくても、救う人でありたい」
みたいなことを書いていた。
不遜な。
でも、勝手にペンが走ったのだからしょうがない。
でもそのまま出した。何回自分に問うても、揺らぎはなかったから。
これで彼のあたたかな世界の住人に安住するというオプションは消えた。
わたしは、わたしの天国を作る。しかない。
朝起きたら、I Love You って浮かんで、ラブレターを書いた。
やっぱりわたしの伝えたいことは、I Love You なんだな、誰に対しても。
ちょうど、鎮魂祭の時期だった。
突然の腹痛で身体から抜けてしまう体験をしたのは。
最初に物部神社に行った年。
思えば鎮魂祭の頃に物部ゆかりの場所を辿ることになったのは、この年からである。
もうすぐ新嘗祭。そして、その前後に行われるのが、鎮魂祭。
石上神宮、物部神社、そして弥彦神社で行われる祭り。
今年はついに、丹後にいく。
あんまり考えてなかったな。物部の本丸って言ってもいいんだよね(たぶん)。
白山もきているから、籠もくるだろう(謎)。
そして、その旅の最初は、安曇野になる。
鉄道マニアの古い友人にLINEをしたら、すぐさま旅程の提案が送られてきた。
はっきり言って、検索エンジンより速い。
ネットができる前っていうのは、すごい達人がいっぱいいたんだよね。
旅に出る前にいろいろ片付けておかなくては。
これがわたしにとってのくくりの旅になる。
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