今回のメインになる秋田 唐松神社。
天日宮はあまつひのみや、と読む。
ニギハヤヒを祀る。
宮司は、物部さん。
物部姓を名乗る方は少ないらしい。
佐竹氏の時代、大名行列より高い場所にあることが許されず、地面より低い場所に掘り下げて、社殿を作らされたという話。
今は鎮魂のまつりはやっていないが、すぐにでもできる準備はあるとのお言葉。
「そのとき」のために。
「言挙げせず」だからおっしゃらないし、わたしも聞けないけど、ちゃんと「ある」みたい。
岡山の石上布都御魂神社の宮司さんにお会いしたときに、「私たちの仲間が〜」という話を聞いたけど、日本には、なにか「ある」。
わたしには、なんのことだかさっぱりわからないけど。
正式参拝は本殿で。
この赤い縁の額は、お寺のときのもの。
小長谷修聖先生がおっしゃっていた「黒い御幣」みたいなものはなくて、みた感じは通常の祈祷だった。
「正式参拝」だけだと大祓祝詞のみになるので、「心願成就」で祈願にしましょうとすすめてくださって、唐松神社の大神さま方への祝詞を奏上していただきました。
天日宮。
これらの石は全部、崇敬者さんからの寄進らしい。
この手水鉢のような石は、わたしには船にみえる。
神社にはどこにもこの船型の岩があるのか、それともそういう場所に縁があるのかはわからない。
杉並木。
天日宮の裏にある丸い石を撫でると子宝にあやかれる、らしい。
たくさんの人に撫でられてピカピカの石。
鈴ってどんぐりに見えるのはわたしだけなのかな。
唐松神社はもとは山の上にあった、と宮司さんに聞いたので行ってみる。
能楽堂なんかもある。
ここから登る。
登りきったところに元宮がある。
きれいにお手入れされてました。
お堀のような川に囲まれている、森が今の唐松神社。
お城みたいな不思議な場所。
(つづく)