物部を訪ねて〜鎮魂祭のころに(その2 秋田 古四王神社) | かんながら

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旅の記録です

秋田はアパホテルに泊まった。

 

本当は由利本荘あたりに泊まった方が楽だったのだが、

万一時間があれば近所に住んでいる友人を訪ねようかと思ったのだ。

もしくは、以前にお参りしてから不思議にご縁を感じている古四王神社に。

 

やっぱり「越の国」からきたわけだしね。「こし王」気になる。

 

そもそも渋滞したら1時間くらいかかる場所に、9時半に正式参拝の予約をしているのだから、

会えるとしても7時台とかだし、普通に考えてアポなしで訪ねるとかありえないのだが、

子どもがいる家は朝早いはずと7時すぎに電話。

 

「松みえる?松にいくよ」と。

さすが我が友。

 

 

 

松で5分ほど待っていたら、駆けつけてくれて、再会を喜ぶ。

たぶん4−5年ぶり。その間たぶんメールもしてない。

わたしにとっては、彼女は恩人。

家を引き払って巡礼の旅にでて、帰国して家がないとき、住まわせてくれた。

 

本当にたまたま、「今日はどこに泊まろうか」と考えていたタイミングに数年ぶりに電話が来て、

駆けつけた、というのが縁で。

まさか「居候される」という結末がわかっていたら電話の相手に私を選ばなかったであろうが、

そこが「神はかり」としか思えない。

 

わたしはそれで生き延びられたといっていい。

彼女にはいい迷惑だったと思うが、わたしは感謝しかない。

 

 

 

 

「パートナーが一緒でよかった」と安堵される(笑)。

お土産を渡して出発。

 

 

 

 

懐かしい看板。

このころはまだ10代だったかなー。

 

 

 

秋田城址そばの古四王神社。

前回はたまたま通りがかったのが縁で参拝したら、宮司さんがよくしてくださって、行く予定のなかった男鹿の真山神社に足を伸ばしてなまはげもみた。

 

 

 

 

 

 

本殿。

 

 

 

 

そして坂上田村麿を祀っているという境内社の田村神社。

 

 

坂上田村麿は、わたしの生まれ故郷のゆかり。

坂上田村麿の息子の坂上広野麿が住んでいたという町なのだ。

 

 

ここに奉納されている亀はもっと多かったし目立ったように思うのだけど、

今回はよく見ないと気づかなかったと思う。

 

 

その昔、お礼参りに亀を奉納したそうだ。

なんで亀?

 

今は田村神社の社にしか奉納されてないのだけど、

「古四王神社」って書いてあるってことは、古四王神社に奉納されたということだと思う。

 

 

ちなみに宮司さんは亀井さん。

古四王神社は、精錬の神様らしい。

 

なぜか興味がつきない古四王神社。

 

 

 

 

 

 
ここから、唐松神社を目指します。
つづく