おじいちゃんに会いに行く 〜玉置神社
伊勢・熊野へのお礼詣りに出掛けるちょうど10日前、もう随分と会っていない友人から久しぶりにLINEが来ましてね。龍神さまが写っていないか見て欲しいと写真が送られてきました。その写真は玉置神社の神代杉を写したものだったのですが、龍神が写っているかどうかはともかく、これは神様からの招待状だな〜と直感的に感じて、今年最後に会いに行く神様を熊野の奥宮である玉置神社の神様に決めました。因みに自分は神様とのありのままの出逢いや自然な心のふれあいを大切にしたいので“祝詞を唱えて神様を呼ぶ”ということは、あまりしないんです。ですから、皆さんの思い描く玉置神社とは少し違うかもしれませんが、個人的な感覚・体験としてお読みいただけたらと思います。さて、玉置神社にはこれまで何度かお詣りしていますが、お詣りする度におじいちゃんがカブに乗ってちょっと買い出しに行っています感が漂っていました。( ̄▽ ̄;)僕が子供の頃、母方の田舎(丹後)へ帰るたびに祖父がよくカブに乗って買い出しに行ってくれたのですが、もてなそうとしてくれる祖父の温かな氣持ちが蘇ると同時に買い出しで留守にしている間に来てしまったような感覚も覚えていました。つまり「よう来た!よう来た!」という温もりは感じるものの、肝心のおじいちゃんはお留守というお詣りが何度か続いていたのです。そんな中で受け取った玉置の神様からの招待状でしたから、実はすご〜く嬉しくて。真心を込めてゆっくりとお詣りさせていただこうと決めていました。『癒しの断捨離 Ⅰ 〜母と号泣』僕にはこの一年ほどの間、度々メッセージを受け取っておきながら、何かと理由を付けて逆らっていたことが一つあります。それが断捨離です。内なる神様、ごめんなさい。…ameblo.jp僕は祖父が大好きでした。小雨の落ちる玉置神社。この日も御本殿はし〜んと静まり返って玉置の神様の氣配はありませんでした。けれどその代わり、三柱神社から虹が架かりそうなほどの温かで強いご神氣を感じます。三柱とは宇賀の御魂と天と地のこと。第八感に集中すればするほど、玉置山の地主神さまたる霊験が僕の内なる世界に広がっていきます。友人のはちみつ君が社務所でお守りを買いに行く間、「おれ、ここが大好きだから!」と、敢えて口に出してここで手を合わせて待つことにしました。神使のお稲荷さんにもめちゃくちゃパワーがあって抱きしめたいような衝動に駆られました。ところで、京都からはなかなか遠い玉置神社。昔に比べて道が良くなったとは言え、十津川ルートを運転するのは氣を使いますし、奈良の市街地はどこも混みますしね。いつも帰る時間が氣になって、これまで玉置山の山頂へは登ったことがありませんでした。登山の時もそうですが、神ごとよりも安全第一がモットーの自分。足元が悪い上に3人ともスニーカーだったため、友人たちを気遣いながら、一方で自分の内なる世界が潤いに満ちていく感覚を楽しみながら一歩一歩登りました。玉置神社境内から山頂までは徒歩で20分くらいでしょうか。寒さに凍える手でみんなで一つずつ鐘を鳴らして、山頂から神様に向かって手を合わせて感謝の氣持ちをお伝えしていると、… 氣を付けて帰りなさい。画像はネットよりお借りしました。『千と千尋の神隠し』のオクサレ様のような映像を伴って神様が初めて声を掛けてくださいました。言葉にすると他愛もない一言ですが、その言葉にはものすごい力があって。ドラマのいいシーンで主題歌が流れるあの甘〜い波動に僕は瞬時に包まれました。尊崇の氣持ちを込めて(笑)おじいちゃ〜〜〜んっ!!(*´ω`*)そしてその言葉どおり、僕たちは玉置山山頂から直接、駐車場へと抜ける足元の良いルートを下り、凍えた体を温める土日祝日にだけ営業している温泉施設に営業時間ギリギリで滑り込み、餃子の王将が食べたいと言ったすぐ先で王将を見付けて満腹になり。玉置の神様が用意してくださっていたひとつひとつのお心遣いに在りし日の祖父の心尽くしのおもてなしを重ねて。神様に会いに行く、これが2022年の神社納めとなりました。おじいちゃん、とても会いたかったよ。ありがとう。(◍´ಲ`◍)年末年始に帰省される方も多いと思います。幸せな時間となりますことを心より願っています。よいお年をお迎えください!!ASKA / けれど空は青神様に会いに行く本当の自分に出会う旅をお届けしていますことのはリトリート工房詳細はこちらをご覧ください。年始は3日(火)より稼働させていただきます。お申し込みお待ちしています。ことのは公式LINEお問い合わせ等はこちらからどうぞ個人的なメッセージもどうぞお気軽に♪